表に出ること

先日はとある収録を行った。
オフィシャルの告知がまだなので、とりあえず内容は伏せますが、ひょんなことからメディアに出る機会を得た。

関わっているイベントの広報として、ではあったが、自分の活動についても少し触れられるとのことなので、断る選択肢はなかった。

長らく音楽プロダクションに務め、裏方として演者を見てきた身だったので、自分自身が表に出ることは全然考えていなかった。むしろ、出てはいけないという潜在意識の方が育っていた。

しかし、今回。思いもしなかったこの機会を得れたとき、必要な選択肢だと切に感じた。

有名になることが目的であれば、その興味はまるで生まれなかったと思う。しかし、自分が目指す世界を伝えるため、そして実現へと繋げるためと考えると、その必要性が大いに湧いて出てきた。

もちろん。
メディアに出るためには、それなりの事を起こしている必要があるというのか…、取り扱ってくれる人や社会の興味に、自分の行動が繋がっていないといけないわけで。

出たいと思って、出れるものではない。


今の時代は、YouTubeを始めとした、自己発信メディアも発達しているけども、それはちょっと違う。先に述べたよう、別に有名になりたいわけではない。


さておき。
先日の収録では、撮影前にざっと台本の読み合わせはしたものの、結果ほとんどアドリブだったため、何を喋ったのかあんまり覚えていない。が、伝えたいことの10%か、それ以下ぐらいしか喋れなかったという反省の念だけが残った。

しかし、撮影開始のキューが出されてから繰り出されるコミュニケーションは、リアルの世界とは全く別物であることの体感をすることができた。

ただ、広く伝えるというためだけではなく、自分が実現したい世界を伝えるということにおいて、その別世界でのコミュニケーションは有効のように思えた。

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