想像によるワクワクを僕らは忘れかけている
最近、想像する機会が減っているなぁと思います。
欲しい情報はお金をかけずとも手元のスマホですぐ得られるし、商品も次の日は届く。
音楽や映画も聴きたい、観たいものが商品として持っていなくてもすぐ観られる。
ゲームの描写もますますリアルになり、現実に近い画になってきています。
そんな中、実は僕、趣味でネットラジオを友人と去年の暮れからやっていて。
ようやく確立の兆しが見えてきた自分のコーナーから、一つの気づきがありました。
30分放送のうち約10分強、各々のコーナーを持っているのですが、自分はなかなかコレというものが定まらず、企画をコロコロ変えていたのですが、3回前くらいの放送より"音楽"の企画でうまくハマったような気がして、それから毎週その企画で続けています。
ラジオで音楽なんて、それこそありがち中のありがちなのですが、シロートラジオで音楽をやるには、著作権という大きなネックがあります。
始めた当初は、流せる方法はないものかと色々調べたりもしました。が、公共のラジオを同じことやってもなぁということで、結局やめて。
とりあえずラジオを始めてから、自分の企画を考えていたのですが、元々喋ることが苦手なので、その中で一人語りできるもの、というのは、メチャクチャに限られます。
試行錯誤しながら、右往左往していたのですが、やっぱり自分には音楽だなと。
高校生のとき、音楽と雑誌Rokin'onだけで生きていたので、洋楽ROCKであれば、延々と喋れるし、何よりも一番熱が入るなと。
ということで、また音楽に舞い戻ってきたわけですが、著作権の問題は同じく纏います。が、何度かラジオを続けていくうちにそれはもう問題ではありませんでした。
どういうことかと言いますと、
音楽をかけられないのであれば、かけずに想像させようと。
思い返せば、自分がティーンエイジャーの頃は、そういう風に音楽を選んでいたはずなのです。
そのジャケットから、そのインタビューから。
作品を聴かずして、想像を働かせ、アルバムの購入を待ち遠しく思ったものです。
自分が当時感じていた、そういう情熱を届ければいいじゃん。と思えたとき、シックリくる何かを感じました。
喋っている自分も楽しいのですが、公開している身内と、パートナーの反響も良いことが確信につながっていて。
そんな出来事から、人に想像させることから生まれる楽しさというのが、却って今、より楽しいことなのではないかと、ふと思いました。
友人とやっているネットラジオ「Pick up Radio」
僕が興奮気味に音楽を語る回
https://twitcasting.tv/c:pickupline/movie/593253791
それでは今日はこの辺で。
今日も聴いていただき、ありがとうございました。
よい一日を。
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