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愛される理由 ①


昔、郷ひろみさんと結婚していた二谷友里恵さんが「愛される理由」というタイトルの本を出してベストセラーになりましたよね。


と言っても私と同世代以上の方でないとご存知ないかもしれませんが、当時ゴールデンカップルとして一世を風靡した松田聖子さんとの破局後の結婚だったので、「愛される理由」というちょっと上から目線のタイトルの本の内容に興味を持った女性も多かったと思います。

後から聞いた裏話によると二谷友里恵さんは「愛する理由」というタイトルにしたかったのだけど、出版社の意向で、読者の興味をそそるだろう「愛される理由」というタイトルに変更することになったそうです。

私は本のタイトルは覚えているのですが、内容は全く覚えていなくて、今となっては読んだことがあったのかどうかも定かではありません。


ということで、今回の記事は、その本の内容とは全く関係はなく、私の思う、女性がいつまでもパートナーに「愛される理由 (秘訣)」について書いてみようと思います。

しかし結婚当初、どんなに愛されていようと数年で愛が冷める(目が覚める?)こともありますので、できるだけ長く仲良く楽しく暮らしていくには、どういうことを心がけたらいいかなども含めて、私の反省も含めて考察していきたいと思います。



まず第一に、夫や彼に愛される秘訣があるとすれば、それはただひとつ。


ルールズなどのテクニックを使う必要はありません。


それは、ありのままのあなたを愛してくれる男性と結ばれることです。


ええー、そんなの全然アドバイスになっていないよ、今の彼にもっと愛されたいのにという声が聞こえてきそうですが、とりあえずこのまま進めていきます。



私の学生時代はバブル経済の真っ只中でした。

普通のサラリーマン家庭のお嬢さんまでもが、ブランドものを身につけ、高級ブランドのハイヒールを履いて大学に通っていた時代です。

私より少し上の世代の特にお嬢様学校と言われていた女子大に通っていた人たちは、ミンクの毛皮を着て学校に通っていた人も少なからずいて、今なら水商売の女性でもそんなに着飾らないだろうと思うくらいの出で立ちと濃い化粧で、誇らしげに当時女子大生のバイブルであったファッション誌の読者モデルとして、カメラマンの前でポーズをとっていたのです。

もちろん、そんな派手なタイプばかりではなく、大方の女子学生が目指していたのは、清楚なお嬢様風の装いで、まるでそのまま帝国ホテルのラウンジのお見合いの席に行けるかのような、良家の子女スタイルも大人気でした。

そしてメディア主導の女子大生ブームもあり、JJや25ans、そしてCLASSYなどの雑誌に紹介されているオシャレで優雅な暮らしに憧れて、しかも憧れるだけではなく、バブル経済真っ只中で、アッシー君やメッシー君、貢ぐ君などにとことん甘やかされた学生時代を送った女性の中には、結婚相手選びに大きな勘違いをしてしまう女性も少なからず存在したのです。


そんな『ああ勘違い』の時代にうら若き青春を過ごしていたある一定の年齢層の日本女性の陥る罠について、本日は熱く語りたいと思います。

私の学生時代の友人、OL(この言葉ってもう日本ではもしかして死語ですか?)時代の友人たち、また、友人の友人、家族や親戚、知り合いなどから聞いた体験談を元にお送りいたします。



結論から言ってしまえば、学生時代に仲良くしていた彼氏を振って、合コンやお見合いを繰り返して、セレブな暮らしをさせてくれそうな男性を探していた女性は、今でも独身か、運良く彼女たちの言う『最低限の普通の暮らし ⇦ そう言いながら、かなり理想が高い。一流大学卒で一流企業勤務、もしくは医者・弁護士・公認会計士などの専門職が希望だったりする』をさせてくれそうな男性と出会い結婚した人もいますが、その後も長く幸せに暮らしている人はあまり多くありません。


そういう俗に言うエリート男性と結婚して、仲良く続いているカップルは、特に探して結婚したわけでなく、お互いが地域で一番の同じ進学校に通っていて、高校時代のクラスメイトやクラブ活動の仲間としてお互いをよく知っている場合や、同じ国立大学で知り合った二人とも真面目で誠実なタイプなどで、女性の方から何が何でもエリート男性を見つけて結婚したいという野心みたいなものはなく、青春時代から自然にずっと一緒にいるカップルだったりします。


ちなみにフランスでは玉の輿婚みたいな概念はあまりありません。

リベラルな国ではありますが、社会階層がきちんと分かれているので、グランゼコール出身のエリートを呼ばれる男性は同じくグランゼコール出身のエリート女性と結婚することが多いのです。

フランス人は議論好きなので、ある程度、知的レベルがあってないと長く結婚生活を営むのが難しいという面もあると思います。


その点、1世代前の昔の日本は、女性には高度な教育は必要ない、頭が良すぎると嫁の貰い手がなくなる、女性は若くて素直で下手に学歴や職歴があるよりは、短大を卒業して家事手伝い(これは絶対死語ですよね?)か2、3年の一般職でのお茶汲み経験(これも死語)があれば良いという時代だったのです。

特にバブル時代に青春を過ごした現在アラフィフ世代の母親の世代がそうだったので、彼女らの娘が適齢期になった頃には、日本も男女雇用機会均等法などが発足したりして流れは変わりつつありましたが、やはり娘さんが20代半ばくらいまでには、良いお相手と巡り合って結婚してほしいと願い、娘さんの良いご縁が母親にとっても自慢だったりするような時代でもありました。


話は戻りますが、そんなふうに頑張ってお見合いや合コンなどの婚活をしてエリート男性と結婚したある女性の話をいくつか例を挙げて書いてみようと思います。



<参考事例その1>

財閥系の一流銀行マン、しかも『イケメンで有能』と結婚された花子さん(仮名)の場合


<参考事例その2>

優しくて彼女をことをお姫様のように扱ってくれる学生時代に知り合った彼氏(彼女と同じ私立大学でそこそこ一流と言われる学校)では物足りなく、お見合いを繰り返して歯医者さんと結婚した佳子さん(仮名)のケース。


<参考事例その3>

大学卒業後、それなりの有名企業に就職した直子さん(仮名)。
同期の地方出身の男性から熱烈に求愛されて、お付き合いが始まる。
彼は彼女を心から愛しており、彼女が失恋したときはずっと話を聞いてあげ、彼女が病気のときは寝ないで看病し、彼女を大切な宝物のように扱ってくれていた。
しかし、彼女は医者と結婚したいという野心があり、晴れて外科医とご成婚。



まだまだ例があるのですが、ひとまず今回はこの3つのケースについて書いてみますね。

豪華なホテルでの夢のような結婚式が終わり、数年後、彼女たちから聞いた現実の結婚生活はどうだったのでしょうか?

長くなるので、続きはまた次回に。


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この記事で少し触れましたが、ひとりの時間が必要な私は、つい夫に冷たくしてしまうことがあります。

この日は、ディナーの後、ゆっくりお風呂に浸かってサロンに戻ってきたら、夫がソファで寛いでいました。

それは別に問題ないのですが、お風呂の後にサロンのソファで毛布にくるまって、ゆっくりひとりで読書をしたかったのに、まだ寝室に移動していない夫に言ってはいけない一言を言ってしまったのです。


『えっ、まだ寝てなかったの?』


みたいな感じで。。。。

翌日、仕事で朝早いのに待っていてくれた夫に対して放たれたその一言がキッカケで、一気に険悪な雰囲気に。。。

そしてお互い言いたいことを言い合って、彼は納得してくれたかどうかわかりませんが、私はスッキリして眠りについたのです。

翌日、会社帰りにパンを買ってきてとお願いしたら、薔薇の花束も買ってきてくれました。


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全然、期待してなかったのでびっくりでした。

そして、昨夜、虫の居所が悪くて喧嘩になったことを思い出したのです。



私が我儘でマイペースなのにも関わらず、これまで続いてこれたのは、我慢強く愛し続けてくれる夫のおかげなんだなって思った瞬間でした。



地球上のどこかに必ず、そのままのあなたを心から愛し、大切にしてくれる男性がいます。

そんな男性に出会うためにも、自分らしくいましょう。

流行を追うのではなく、自分に似合う洋服を着て、好きなことに打ち込みましょう。

結婚後も、お付き合いしていた頃と同じくらい大切にされている女性の共通点は、自分を押し殺さず、素直に自由に愛に溢れる生活をしていることです。

夫のために、子供のためにと、犠牲者精神で尽くしていても、その重い波動は、ジワジワと伝わって、家庭は重苦しくなり、表面上は円満に見える家庭も、夫も子供も外に安らぎの場を求めるようになります。


奥さんがどんなに稼いでいても、お料理がどんなにプロ並みに上手でも、家庭が安らげなければ男性の心はどんどん閉じていきます。

そして外に自分の居場所を探し始めるかもしれません。

特に女性同士で羨ましいね、素敵ね、と思われることは、実際の幸せとは全く関係がありません。

サロネーゼ(これも死語だったらすみません)のように、華やかな生活を演出して、女性同士の間で憧れられている方の実生活が、愛に溢れているとは限らず、ご主人もお子さんも小さくなって過ごされていることも多いのです。

多少、家事が苦手であろうと、お料理するのが面倒でお惣菜率が高い日があろうと、誰かに見せるためでなく、家の中で女性がが楽しそうにしてると、磁石のように夫も子供も引き寄せられてくるものです。



🔗 愛される理由 ①(ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記)
November 28, 2016 15:45:40 テーマ:恋愛・結婚

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