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愛される理由 ②

日曜日は、メトロにもバスにも乗らず、夫と二人でパリ郊外の街を歩きました。

お家大好きな私は、つい引きこもりになりがちなので、お天気が良い日はできるだけ歩くようにしています。

家を出たのが遅かったので、日が短いこの季節はすぐに日が暮れてきて肌寒くなってきました。

ブローニュのカフェで。


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クッションの置いてあるソファ席に座って、ショコラ・ヴィエノワ(chocolat viennois)をいただきました。

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寒い中、たくさん歩いた後に、暖かいカフェで過ごす時間は至福です。

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賑やかなパリジャンやツーリストでごった返しているパリのカフェの雰囲気も好きですが、少し外れた住宅街の地元の人しか来ない静かなカフェで、のんびりするのも良いものです。


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さて、今日は、こちらの記事の続きのお話を書きますね。

晴れて、念願の三高男性(これも、たぶん死語? しかもお相手が背が高い人だったかどうかはよくわかりません。)とご成婚された女性3人のその後の結婚生活はどんな感じだったのでしょうか。

まだ読んでいらっしゃらない方はこちらからご覧くださいませ。



<参考事例その1>

財閥系の一流銀行マン、しかも『イケメンで有能』と結婚された花子さん(仮名)の場合


<参考事例その2>

優しくて彼女をことをお姫様のように扱ってくれる学生時代に知り合った彼氏(彼女と同じ私立大学でそこそこ一流と言われる学校)では物足りなく、お見合いを繰り返して歯医者さんと結婚した佳子さん(仮名)のケース。


<参考事例その3>

大学卒業後、それなりの有名企業に就職した直子さん(仮名)。
同期の地方出身の男性から熱烈に求愛されて、お付き合いが始まる。
彼は彼女を心から愛しており、彼女が失恋したときはずっと話を聞いてあげ、彼女が病気のときは寝ないで看病し、彼女を大切な宝物のように扱ってくれていた。
しかし、彼女は医者と結婚したいという野心があり、晴れて外科医とご成婚。



前回の記事を読んでくださった方は、もう想像がついていらっしゃると思いますが、彼女たちが結婚した3人の男性は、奥さんを幸せにして暖かい家庭を作ることよりも、ご自身の出世や社会的地位を大切にする方でした。

どんなことがあったか私も全て知っているわけではありませんし、ここに詳細を書くことは控えますが、待っていたのは彼女たちが雑誌などで見て憧れていた生活とは全く違うものでした。

生活費もギリギリの最低限しか渡されず、世間体と見栄のために妻が外で働くことも許されませんでした。

もちろん愛の溢れる暮らしでは全くなくて、病院、もしくは愛人宅に寝泊まりして帰ってこないご主人を待つだけの母子家庭のような生活だったそうです。


彼女たちが条件で男性を選んだように、男性の方も自分に都合の良い女性を選んだだけだったのかもしれません。


私の周りには、幸せな結婚生活を送っているカップルが大勢います。
その中には、皆が憧れるような職業や収入のある旦那様と暮らしている友人もたくさんいます。

なので、収入の多い男性が、女性をそのように扱うわけでは決してないのです。

家庭内暴力や酒乱などで奥様を困らせている男性の多くが、働かないニートな男性であったりもしますので、やはりきちんと仕事をしてくれるパートナーとしての責任感を持つ誠実な男性を選ぶことは大切だと思います。


豊かな暮らしの中で幸せに暮らされている方は、旦那様が有名企業の重役であっても、新進気鋭の実業家であっても、世界を駆け巡る国際弁護士であっても、皆、奥様に『ぞっこん』で、そのような方は奥様が年を取っても変わらぬ気持ちで大切にされています。

もちろん長い結婚生活の中では、解決していかないといけない問題もあったでしょう。

でも、それを二人で協力して乗り越えて、親友のような、そして戦友のような、でもやっぱり愛し合う男女として、支え合いながら連れ添ってこられているように感じています。



今回も上手にまとめることができませんでしたが、このブログを読んでくださっている婚活中の方が、何かヒントのようなものを見つけてくださったらいいなと思っています。


運命の人は探すものではなく自然に出会うものだと思います。

だからといってお家の中に引きこもっていては、出会うといっても、ピザの宅配のお兄さんくらいしか出会えませんよね。

そして、私たち人間はエネルギーでできていますので、同じ波動の人同士が出会いやすくなってしまうのは宇宙の真理なのです。

スピルチュアルなことをご存知の方は、もう聞き飽きていらっしゃると思いますが、『こうなったら幸せになれる』と思っている限りは、ずっとその状態が続きます。

一時的に願いが叶い、幸せな気持ちになれても、また次の『こうなったら』や『これさえあれば』という気持ちが出てくるものです。


なので、『今』幸せでいましょう。


赤ちゃんが欲しくて欲しくて、妊活していたときは全然ダメだったけれど、気持ちを切り替えて夫婦で楽しもうと思ったとたん妊娠したという話をよく聞くように、何事も思いつめて頑張りすぎるとうまくいかないものです。



私がパリでシングルマザーとして暮らしていた頃の思い出です。

🔗 クリスマスの想い出 December 06, 2015 18:23:07 テーマ:ひそひそ話(Chuchotement)



今年もパリの街のあちこちに、生のモミの木がこんなふうに売られています。

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私が今の夫に出会った頃は、子供と一緒に楽しいことをたくさんしていました。

いつか再婚するだろうと思っていましたが、子供とラブラブの時間もかけがえのない日々だったので、誰かに幸せにしてもらおうとは考えていませんでした。

もう十分幸せそうでキラキラしていた私に、夫は恋に落ちて、そして、自分の力でもっともっと幸せにしたいと思ったそうです。

失恋した後など、寂しくてたまらないときは、目には見えませんが『孤独です』オーラが漂っているそうです。

そういうときは、やはり共鳴の法則で、孤独で寂しい状態の人が寄ってきます。

お互いに自分に何かが欠けているように感じているときの出会いは、運命の出会いのように思えるときもあるかもしれませんが、多くの場合は一時的に寂しさを埋めることはできても、心から満たされることはありません。




彼がいてもいなくても、幸せを感じることができたら、良いご縁も近いかもしれません。

そしてこの人だと思う男性が現れたら、彼が安心して愛情を注げるように優しくしてあげてくださいね。

あなたのことを心から気に入ってくれている男性は、育ちが良くて誠実であればあるほど、あなたに迷惑になることはしたくないものですから。




元記事:愛される理由 ②(ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記)November 30, 2016 06:37:40 テーマ:恋愛・結婚

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