水曜日のソワレと鏡の中の私


転職して別の企業に移った夫の昔の上司に誘われて、元同僚たちがカフェに集まって近況報告をし合おうみたいな会がありました。

夫の勤める企業の社食にもよく出没する私は、ほとんどの同僚、上司を知っていて、夜の飲み会にも普通に参加しています。

私は全くの部外者なのですが、そのことを気にする人は誰もいなくて、皆、私をファーストネームで呼び、ビズをして迎えてくれます。


今夜の会は男性7人、女性4人が集まり、夫の勤める企業の現状、転職した元上司の転職先(ライバル企業)の様子など、リラックスした雰囲気で語り合い、噂話に花が咲き、久しぶりの再会に楽しい時間を過ごしました。



白ビールにレモンスライスを入れてもらうのが最近のお気に入りです。



こちらは夫が注文したアメリカのビール「ブルックリン」。



フランス人女子たちは、トロピカルドリンクを。



ジャムの空き瓶っぽいグラスに注がれたモヒート。



みんなで食べようと注文したおつまみは、衣が大きくて絶対太りそうなイカリングフライなど。



最近めっきりお酒が弱くなった私は、お水をお願いして、カラフのお水を飲みながらなんとか1パイントのビールを完飲することができました。



会社の同僚たちと楽しそうに話している夫を見ていると、私まで幸せ気分になれます。

息子が、お友達と仲良く遊んでいる様子を見て嬉しかったのと同じような感覚でしょうか。


軽く飲むだけかなって思っていたのですが、フランス人たち、飲みだすと止まりません。

何杯もお代わりして、生ハムとチーズの盛り合わせも追加注文して、飲んで食べて盛り上がっています。




最近、息子のことを書いていませんが、ほぼ毎日スカイプで連絡を取り合っています。

以前の私は、私の心配な気持ちを押しつけていたんだなって、今になってわかるようになりました。


それは、私の気持ちであって私が受け止めて受け入れないといけないものなのに、その気持ちを息子に受け止めてもらいたくて、しつこくてうるさいママだったなって思います。

自分の気持ちを誰かになんとかしてもらいたいと思わなくなると、人生が魔法のように楽になります。


夫がこうだから、子供がこうしないから、親が上司がああ言ったから、ママ友が、誰かがあんなことをするから、エトセトラ、エトセトラと、自分以外の誰かの言動に焦点を合わせるのをやめて、自分のこころを自分で癒すことができるようになると、自分の見ていた世界が幻だったことに気がつくのです。


鏡を見てしかめっ面をしながら、鏡の私が笑ってくれないと文句を言うのをやめて、まずは笑ってみたら見ている世界が変わっていくように。


どんな世界を見るのかは全て自分次第。


本当に自分次第なのです。



元記事:水曜日のソワレと鏡の中の私(ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱)April 06, 2017 22:43:34 テーマ:フランス生活

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