見出し画像

物書きレッスン帖(1)「文章筋トレメニュー」3つ。(最後に有料コンテンツあり)



先日、編集者の三木一馬さんのツイートが回ってきました。
その時に、毎日何かをやることのパワーについて、考えさせられました。

「一日一時間だけ、何か夢中で没頭できることを見つけて、『必ず』やる。どんなに眠くても、どんなに辛くても。
(略)諦めず最後まで打席に建ち続ける者が勝つ。」

全文はこちら↓

https://twitter.com/km_straightedge/status/1034976486682312707 )

とてもパワーのある言葉でした。



毎日必ず何かを続けるのは大切なことです。気力アップ、持続力、自信にもつながるということは、原田隆史さんもおっしゃってますね。

原田さんは、在籍していた中学の陸上部を13回も日本一に導いたかたですが、部員は全員「毎日◯◯をする」という目標を立てて、どんなに具合が悪くても、旅行に行っていてもそれをやらなくてはなりませんでした。例えば「お皿を洗う」という目標を立てた生徒は、高熱が出ていてもほんの少しでもお皿に触れ、実行したそうです。そしてその毎日何かを続けた、ということこそが、彼らの原動力になったのだと。


毎日続けると、不思議なパワーが生まれると感じています。

例えばバレリーナが、1日レッスンを休むとそれを取り戻すのに3日かかるという話がありますよね。それと同じことは、いろいろなことにも言えるのではないでしょうか。

物書きも、毎日何かを書いていることが、パワーの持続につながるのだと思います。

1日1時間、毎日必ず原稿を書き続ける。これは、有名な賞を獲った某作家さんもおっしゃってたことです。1日1時間だけ書けばOKということではなく、まず毎日書くという習慣をつけなさいということ。最初は15分でもいいし、慣れてきたら少しずつ長くすればいい。大切なのは「毎日書く」ということだと私は解釈しています。

たとえば毎日原稿用紙に1枚ずつ原稿を書いていったら、1年後には365枚。
本が1冊出せる枚数になっているのです。やり続けると、実は、大変な量になるのです。そして大量の原稿は、自分自身の財産にもなるのです。

「何かを毎日書く」を続けるには、今は、Twitterやブログやnoteがあるから、環境は整っているし、書いたことが興味深ければ、反応してくれる人もいるから書き甲斐もありますよね。noteでもテーマを決めて毎日書き続けている人がいるので、すごいです。読んでいる人がいるから頑張れるというのもあるのでしょうね。場所はあるので、あとは毎日続けられるかどうか、そして、ネタが続くかどうかということか、だと思います。

この「毎日1時間」。さすがに1時間を毎日続けられる人は少ないと思いますが、もし、プロを目指すのであれば、何でも書けばいいというものではありません。

私自身はどんなことをしているか。
noteに私の「文章筋トレメニュー」を3つ、公開してみます。
メニューは時々変わりますが、何人かの作家さんや編集者さんからのアドバイスを参考にメニューを作っているので、自分にはとても役立っています。文字を書く前の準備運動にもしています。

堂々と公開するのはちょっと恥ずかしいので有料にします (約1800字)。
もし文章の筋トレをしてみたい、という人がいましたら、参考にしていただけたら幸いです。



<ここからは有料メニューです>

ここから先は

1,725字
この記事のみ ¥ 200

いただけたサポートで新しいモノやコトを試し続けていきます。