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これからのキャリアの考え方~個人ブランディングの重要性~

皆さんこんにちは。ニットの小澤です。緊急事態宣言が解除になり、久しぶりに五反田にあるオフィスへ出社してみました。仕事自体は、全然家で出来るし、滞りなく進められるのですが、「あーでもない、こーでもない」と少し雑談めいた感じで会話しながら、「いいね!じゃあそれやってみようよ!」と正解のない会話をすることはやっぱり膝を突き合わせて話す方が広がるなぁ、と。それに「ちょっと聞いてくださいよーーー!ぷりぷり(-"-)」ということも、3分発散して、はい仕事戻ろう!ということも出来る。まぁ、私の場合は、テレワークでもすぐ「3分zoomお願い♡」とかやっちゃうんですが、普通、なかなか難しいよな、とも思えました笑

あと、久しぶりに、同僚とご飯を食べに行って、「人とご飯食べるって、こんなにも美味しくて、楽しかったんだなぁ……」としみじみ…。人とご飯を食べることの大切さを、改めて感じています。よく「身体は食べたもので出来ている」って言いますが、「身体は食べたもの、食べ方、時間の違いで変わってくる」というように感じました。

当たり前にあったものを、失ってみて、大切さに気付く。

そんな2カ月半でした。



大学講師、始めました!

そんなわけで、コザワは、縁あって、副業で、4月から嘉悦大学の非常勤講師を始めました!3年生を対象に「働き方、就活、インターンシップ等々」を伝えています。元々、リクルートで「セオリー通りの働き方」をお客様に提案していた私が、今、ニットでテレワークというある意味「セオリー通りの働き方に疑問符を付けつつ、新しい働き方を創り、世の中に提唱している立場」として、学生さんに未来の働き方を伝えていき、考えるきっかけにしてもらいたいと思っています。まだまだ彼らは若い。働く大人がカッコイイと思ってもらいたいし、働くことにポジティブになってほしいと思って、全力で授業に取り組んでいます。「小澤先生!」と呼ばれることが慣れておらず、「いやいや、、、美佳さんでいいよ汗」と言いたくなってしまう始末ですがw

ただ、大学の授業も、元々は4月スタートだったのが、5月中旬からオンライン授業でスタート。春学期は全てオンラインになりました。最初は、学生も「オンラインは慣れません」「早く学校行きたい」って言っていたのに、3回目ともなれば、「移動時間なくて良いです」「こっちの方が本音が言いやすい」と慣れている様子。ディスカッションや提出物も、何ら問題ない。私は、テレワークが元々メインなので、非常にやりやすいのですが、学生の柔軟性たるや、目を見張るものがあります。

先日、学生に、こんな質問をされました。「僕、オタクなんですけど、、、活躍できますか?」⇒「もちろん!むしろオタクの時代が来たよ!」と答えました。華麗にITを使いこなし、熱量高く好きなものにのめり込み、戦略的に在りたい姿へ導く。学生時代に、いかにオンラインでイベント作ったり、インターンやアルバイトをしたり、ゲームも大会に出ちゃうぐらい遊びの範疇を超えるほどのめり込んだら立派なものです!オンラインに慣れていることが、就活にも影響してくると思います。どんどん積極的にオンラインで色んなことにチャレンジしてほしいな、と思っています。


会社に人がいなくなる時代

さて、では大人の世界はどうなるのか?
これから先、物理的にも、概念的にも「会社に人がいなくなる」という時代が来るのではないかな?と思います。

▶「物理的」に人がいなくなるとは?
これはもう、「テレワークがゆえ」ですね。もちろん、完全にテレワーク100%!とまではいかなくとも、職種によって出社組・テレワーク組に分かれるとか、週の〇日だけ出社するとか、出社とテレワーク(在宅)の半々であるハイブリッド型が多くなるのではないかな?と思います。そうなると、これまでみたいに、みんなが出社するという状況ではないので、物理的に、会社に人がいなくなります。

▶「概念的」に人がいなくなるとは?
これは、「社員が少なくなる」という意味です。例えば、こんな会社も出てくるかも。会社と雇用契約を結んでいるのは、経営幹部だけ。PMは外部のその道のスペシャリスト。社員は全員副業をやっていて、気持ちのロイヤリティは半分とか何ならもっと少ない。アシスタントは全てアウトソーシングかRPA化。みたいな。
人口減少=労働力が減少する日本において、これから先、経営者としては、関わってくれている社員やパートナーのマインドシェアをどれだけ奪えるか?ということの戦いになってくると思います。


雇用形態は意味があるか?

結論、より一層、意味が出てくると思っています。正社員、限定正社員、契約社員、派遣社員、業務委託、パートアルバイト…。ただし、終身雇用や雇用され続ける保証がない、という世の中になっていくことを考えると、大手!正社員が一番良い!という発想は崩壊していくと思っています。

ちなみに、私の所属するニットも、社員数は10名強。あとは、業務委託の人が約400人という形態で構成されていますが、その400人も、全員面接して所属してもらっています。業務委託とは言え、仕事を請ける人、といういわゆる下請けさんみたいな考えではなく、ニットのミッション・ビジョンに共感してもらいながら、その実現に向けて共に船を漕ぐ大事な大事なパートナーという気持ちです。だからこそ、業務委託ならではの高いパフォーマンスを出し、主体的に会社運営にも携わってもらえる関係性が築けているかなと思います。私たちは、その400人のフリーランスのみんながいてくれないとサービスとして成り立ちません。だからこそ、採用段階では、相当拘っていますし、ジョインしてくれた後も、互いに要望し合える関係性でありたいと思っています。本当に心強い存在です。


会社と個人が対等な関係性

これまでは、どこかで、「会社という枠組みの中で、社員はそれに従う存在」という上下関係があったように思います。しかし、これからは、労働力において、需給バランスが崩れていきます。「個人が会社を選ぶ時代」になると思っています。もっと言うと、「会社と個人が、お互いに選び、選ばれる時代」というのが正解かもしれませんね。優秀な人ほど、そこで働く意味や意義を感じられなかったらどんどん転職していくし、「社員じゃなくて業務委託にしてください」と要望してくるようになるかもしれません。だからこそ、企業として、個人に選び続けてもらう努力は、してもしても、し過ぎということはないのだと思います。エンプロイーサクセス(従業員満足)こそ、企業の事業存続の鍵になってくるかと思います。


個人ブランディングこそ肝

働く側も、どんどん二極化するがゆえに、「自分のハシュタグ(#)」が重要になってくるのだと思います。

◆例)小澤美佳の要素
・元リクルート
・元リクナビ副編集長
・キャリアカウンセラー
・HR
・営業
・広報
・人事
・マネジメント
・海外移住
・海外起業
・観光業
・ダイビングのプロ
・大学講師
・ベンチャー
・テレワークの専門家
・熱量3000倍
・やり切り力
・推進力
・巻き込み力
・未来志向
・ポジティブ思考
・笑顔

とまぁ、こんな感じになりますが、自分の専門性や得意分野、特徴、好きなことから、どの#を強調していくか?ということを考えて、発信していく。

ブランディングとは、考えているだけでは成り立たない。【発信】し続けて、【認知】されて、初めてブランドとして成立する。

◆個人で仕事が来るようになるために
①実績作り→口コミ拡散
→人脈インバウンド
②発信
ブランド化インバウンド

「口を開けていれば、仕事がやってくる」なんていうのは、もはや幻想なのだと思います。


プロジェクト型で業務遂行

フリーランスや副業がもっともっと広がっていくと、【非連続的な仕事の進め方】が生まれるのではないか?と思っています。「〇〇プロジェクト」が立ち上がったら、賛同したその道のプロたちが集まって、決まった期間、共に仕事をし、終わったら解散!みたいな。こう考えると、「仕事は実績とネットワーク」ですね。


会ったことのない人に仕事を依頼する時代

労働力が減少していく日本において、会社が雇用契約を結ぶ社員を多く抱えずに、外部の人に、プロジェクトという形で業務を依頼していくことは、絶対的に増えていくと思います。しかも、それが専門性や特殊性のスキルや知識を要する場合は、尚更。また、エリアを越えた繋がりから依頼をすることも増えるでしょうから、オンラインでの業務遂行になっていく。だからこそ、会ったこともない外部の人に仕事を依頼し、プロジェクトが終わったら解散!という流れになっていくだろうと思います。

外部の人も、自分の専門性を磨きながら、【中の人化】していけるほど、入り込んで、影響力のある仕事をしないと、プロジェクトが終わったら仕事がなくなってしまう。だからこそ、緊張感と実行力を持って、推進していくことが必要になってきますね。


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不確かな時代。

あなたは、どんなキャリアを歩んでいきますか?

「自分は、〇〇という人間です」
⇒ここの〇〇に、何を入れますか?

より、納得度の高い自分の人生を生きるためには、自分の#(ハシュタグ)を決め、その実績を作りながら、発信していくことこそ、個人ブランディングが出来上がっていくのだと思っています。


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自分らしい人生の選択をしてくださいね!

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