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2021年1月のオンライン入社式!大事にした3つのポイントと工夫

皆様、明けましておめでとうございます!経営者や人事の皆様はそろそろ入社式や新人研修の準備を本格的に考えなければ、、、と思われている頃ではないでしょうか?また、おそらく「入社式、今年は(も)リアルは無理…?オンライン化する必要があるのではないか?」と漠然と考えておられるのではないでしょうか。

2021年1月8日に、1月入社新人の「オンライン入社式」を実施しました。その内容をお知らせします。是非、ご参考にしていただけると嬉しいです!

ニットでは、オンライン入社式やオンラインキックオフなどのイベントの企画~当日の運営まで、携わっております!お気軽にご相談くださいませ。

では、参ります!


◆ポイント①◆開催目的の明確化

リアルなイベントでも同じことではありますが、「このイベントを通じて、誰に、どんな状態になってもらいたいのか?」ということを設計することは、とても重要です(というより、一番重要ですね)

今回、ニットのオンライン入社式の目的は、以下3つ。

▼オンライン入社式の目的
1.新人が「ニットの一員になった」という実感を持てること
2.新人が「ニットに入って良かった」と思えること
3.他の社員たちが「新人の人となり」を知れること

です。

この3つの目的を実現するために、オンラインイベントという手段で実施することにしました。

新人は、中途入社とはいえ、入社時点では、緊張しているものですし、「この会社を選んで正解だったのかな…」という気持ちが心のどこかであるものです。新卒の新人なら尚更です。それもそのはず。だって、「知らない」ですから。本当の意味で、「腹を括る」のは、実際の仕事を通じて、社内のメンバーやお客様に触れて、会社のことやサービスに愛着が生まれて、その後です。だからこそ、新人がまず、その会社の扉を開き、足を踏み入れたその段階で、Welcome!感を創り、皆が受け入れ、「ニットを選んでくれてありがとう!」という言葉と態度で伝える機会はとても大事だと思うです。だからこそ、入社式は大事。

また、他の社員の受け入れる気持ちも同様です。採用に携わっている人なら、面接や面談などで話していて、ある程度、交流はしていますが、関わっていないメンバーは、よく分かりません。しかし会社はチームです。その相互理解が早く行えると、助言できたり、サポートできたり、フォローできたりする関係性が出来上がります。したがって、新人の人となりを一気に全員に伝えるようなコンテンツ設計はとても大事だと思います。

また、オンラインイベントは、リアルのイベントと比べて、時間が長くなればなるほど参加者の集中力が持たなかったり、参加者を飽きさせてしまう傾向にあります。したがって、出来る限り、時間を短くする必要があります。


◆ポイント②◆目的実現のための企画立案

▼「ニットの一員になった」と実感してもらうため
・全メンバー顔出し
・事業会議(会社の事業統括メンバーの会議)の冒頭で実施
・社長からの辞令交付
▼「ニットに入って良かった」と思ってもらうため
・参加しているメンバーのZoomの背景でメッセージにする
・社長からの期待を伝える
・入社3年目の社員(シスター)にコメントをもらう
・サプライズで前職先輩にコメントをもらう
▼他の社員たちに「新人の人となり」を知ってもらうため
・リファラルメンバーからの過去の思い出写真を露出する
・前職の先輩からコメントをもらう(新人へ:おめでとう+社員へ:新人の特徴とよろしくお願いしますの言葉)

バーチャル背景を「岡本さん入社おめでとう!宜しくね!」と文字になるように設定。紅白カラーでおめでたさを演出しました。

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一体感を出すために細かい工夫にこだわりました。


◆ポイント③◆役割分担・巻き込み

オンラインイベントにおいて、これはとても重要なポイントですね。参加者一人一人が主体的に参加してもらえるように、役割分担をすることはとても大事です。

▼役割分担
・ファシリテーター
・登壇者(新人、社長、先輩など)
・裏方(ブレイクアウトルーム設定、スイッチャーなど)
・それ以外は、写真撮影+チャット盛り上げ

Zoomを使用したイベントだと社員全員の顔が一度に見れてしまうので、全員が同じ動きをする中、ひとりが違う動きをしていると、普段の10倍は目立ってしまいます。だからこそ、参加者への事前の巻き込みが重要で、一人一人の参加者が主体的に参加してくれるように根回しと準備をする必要があります。


実際のコンテンツを一気見!

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▼アジェンダ
①開会のあいさつ
②秋沢社長からの辞令交付と期待
③新入社員からの自己紹介と「わたしの決意表明」
④ブラザーシスターとなる入社3年目先輩社員からの祝辞
⑤サプライズ♡
⑥締め:写真撮影と全社員からの祝福

①開会のあいさつ
今回の入社者(岡本さん:通称キャベツ)は、オンラインファシリテーターを務めていたコザワ(私)の友人であり、リファラル入社でした。したがって、開会のあいさつはコザワとキャベツの過去の写真を振り返りながら、関係性やキャベツの人となりを皆さんに知っていただく内容にしました。

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②秋沢社長からの辞令交付と期待
社長から直接、期待を伝えてもらえることで、「この会社を選んでよかった」という気持ちを持ってもらえるかなと思い、設計しました。

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入社式秋沢

③新入社員からの「わたしの決意表明」
自己紹介と決意表明を伝えてもらうことで、他のメンバーが「あ、岡本さんってこういう人なのね」という人となりが分かってもらいやすくなり、仕事が進めやすくなるというメリットもあると思います。

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⑤サプライズ♡
前職の先輩からメッセージ動画をもらい、流しました。

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新人へのお祝い、前職での様子、ニット社員へのよろしくお願いしますという内容など、このサプライズは、新人にとっても、ニットのメンバーにとっても、すごく刺激のあるものでした。ちなみに、オンラインイベントだと「サプライズがしやすい」というのも実感。どれだけ裏で動いていようとも、なかなかバレにくい、という良さもあります!社員全員でのサプライズ、ゲストを呼んでのサプライズ、ぜひみなさんもやってみてください!

⑥締め:写真撮影と全社員からの祝福
最後はやはり、全員で顔を出しながら、良い笑顔でパシャ!バーチャル背景の並び順を手動で変えられるようになったので、この文字を並べる手法が出来るようになりました!

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番外編:以前、オンライン合宿をやった時に、ニットのビジョンである「未来を自分で選択できる社会をつくる」という文字を並べる、ということもやりました。これは一体感を醸成できるので、オススメです!

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オンラインで新人教育

番外編ついでに、更に、話が脱線しますが・・・
新人教育は、リアルでやるより、オンラインだと、圧倒的に難易度が上がります。今回は、少しだけですが、ご紹介します。オンラインで新人を受け入れる時にやった方がよいのは「コミュニケーションの頻度の設計」です。コミュニケーションの質や量ではなく、頻度が大事です。例えば、【月に1回・3時間】のコミュニケーションより、【毎日・5分】のコミュニケーションの方が、圧倒的に成長が早くなります。分からないこと・困っていることを吐き出して、解決していくスピードが上がるから。また、関係者とは、早めにコミュニケーションを取った方がよいと思います。なので、以下を設計することをお勧めします。

▼新人コミュニケーション設計
・オンライン入社式
・オンラインで全員と1on1
・ブラザーとのデイリー1on1
・オンラインランチ
・情報はこれを見よ!の集約を作成

最後の情報に関しては、情報がバラバラしていると、どこをどう探したら良いか迷ってしまいます。したがって、情報は一つに集約させて、そこに載っていないものは、直接先輩に質問する、という流れの方がストレスが軽減されます。


最後に

自粛生活の影響で新入社員と社員との繋がりを意図的に創っていかないと、なかなか親密性は高くなりません。したがって、今回、オンライン入社式をやってみて、私自身が改めて入社式の大切さを実感した次第です。新入社員が会社の一員になる機会としてみなさんにもぜひオンライン入社式を活用してください。

オンライン入社式、オンラインキックオフ、オンライン研修、オンライン周年パーティーなど、オンラインでイベントを実施する際は、お気軽にご相談くださいませ!

最後までお読みいただきありがとうございました!





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