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朝起きたら仕事が出来上がっている!~海外メンバーとチームを創るメリット~

こんにちは!先日、「時差を活用した働き方が当たり前になったらもっと仕事の幅が広がるよね!」と弊社の海外メンバーと話してまして、今日は【海外メンバーとチームを創るメリット】について、書いていこうと思います!

ニットの創業ヒストリー

当社はHELP YOUというメイン事業であるオンラインアウトソーシングのサービスローンチした6年前からフルリモートを前提に事業をスタートしています。創業としては、社長の秋沢が、前職を辞めた後に、アジア~アメリカを放浪し、その道中、PC一つで仕事を請けていたことからこの事業を着想しています。リモートワークという働き方を通じて、プライベートを理由に仕事を諦めることがなく、自分らしい生き方・働き方が出来る人を増やしたい、という現在のビジョンに繋がります。

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地球の裏側から新人

私自身も、リクルート辞めた後に、中米ベリーズへ移住し、現地で起業し、1年半、海外に住んでいました。その間の4カ月間、北米~中米~南米~南極と旅人もしていましたが、南極から普通に会議したり、エルサルバドルの23時に慶應義塾大学の授業をやったりもしました。

また、ニットに入社したのは、中米のベリーズにいた頃。最初の3か月間は、時差15時間の地球の裏側から、普通に営業をやっていました。

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ちなみに訪れた国は66カ国。コロナになるより前は、ニットで働きながらも、長期でバングラデュやシンガポール、タイ、ベリーズとワーケーションが流行る前からワーケーションをやっておりました。

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どこにいたって、
PCひとつあれば仕事は出来る!!!

と声を大にして言いたいですし、早くコロナが落ち着いて、海外旅行に行きたいなぁとも思います…(´;ω;`)


400人中70人が海外メンバー

私たちは、全員がフルリモートの会社で、海外メンバーも実に33カ国・70名が在籍しています。

◆国の一例
アメリカ、カナダ、台湾、タイ、バングラデシュ、インド、シンガポール、イタリア、チェコ、フランス、ドイツ、ロシア、オランダ、トルコ、ニュージーランド、コートジボワール、ガーナ、ベリーズ…などなど。

→実にバラエティ豊かな国のラインナップですよね。

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◆メンバーが海外へ渡った理由
①パートナーの海外赴任に伴った転居
②現地の方と国際結婚
③自らの意思で海外在住の道を選択

→①と②が多く、日本での仕事を辞めて海外移住をされている人が多いのも実態です。

◆ニットで働いている理由
①これまでのキャリアを活かして仕事がしたい

②現地で仕事が見つからなかった
③リモートワークの概念が広がったとはいえ、海外在住者を雇ってもらえることまで至っていない現実に直面

→①の理由がほとんどです。海外在住メンバーは、多くの場合において、これまでバリバリと仕事をされてきた実績もあり、とっても優秀な方が多い。そんな方が、転居を理由に仕事を辞めざるを得ないことは、世の中の不だなとすら感じます。

◆こんなメンバーがいます
メンバー情報は、弊社のオウンドメディア『くらしと仕事』に載せていますので、良かったらご覧くださいませ。

◆海外在住者も全員日本人
「日本語、大丈夫なの…?」ということが気になりますよね?弊社は全て日本人なので、コミュニケーションは全て日本語ですし、細かなニュアンスや考え方なども、心配ありません。

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海外メンバーとこんなことまで実践中

◆バーチャル世界一周旅行
夏休み・冬休み・GWに、弊社の海外メンバーを繋いで、1時間半のオンライン世界一周旅行を実践しました。当日は1700人の人がお集まりいただく大イベントとなりました。

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◆オンライン異文化交流授業
インドネシアの孤児院でボランティア活動をしているメンバーと宮城県富谷市の小学校とインドネシア個人の子どもたちを繋ぎました。

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3つの時差分類

海外在住者と仕事をする上で、一番考えないといけないのは【時差】です。その時差の概念を大きく3つに分けてみました。

◆3つの時差分類
①アジア時間(時差1-5時間)
②ヨーロッパ時間(時差6-10時間)
③アメリカ時間(時差13-17時間)
この①~③で業務の進め方は随分と変わってきます。

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時差の乗り越え方

①アジア時間(時差1-5時間)
時差をほぼ気にせずに一緒に仕事が出来ます。

▼タイ(時差2時間)の例
黄:日本タイムと一緒に仕事(Mtg、商談など)
青:黙々と個人仕事

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②ヨーロッパ時間(時差6-10時間)
ヨーロッパ組が朝型で7時ぐらいから仕事を開始し、16時ぐらいに終える、ということができたら、結構いい感じに仕事が回ります。特に、日本の夜しかできないこと(例:面接対応、一日の終了後のチェック対応など)をヨーロッパ組がやってくれる、というのは非常に助かっています。

▼ドイツ(時差8時間)の例
黄:日本タイムと一緒に仕事(Mtg、商談など)
青:黙々と個人仕事
赤:日本の夜タイムを活かす仕事(面接など)

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③アメリカ時間(時差13-17時間)
丸っきり昼夜逆転しちゃうので、アメリカ組とは概念をガラっと変えないといけません。アメリカ組が、少し遅めの始業・終業をしてもらうことで、日本組と被る時間が増えます。そして、時差を上手く使って【寝ている間に仕事が出来ている仕組み】を作ることが必須となります。

▼アメリカ(時差16時間)の例
黄:日本タイムと一緒に仕事(Mtg、商談など)
青:黙々と個人仕事

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海外メンバーとのチームの作り方

私が所属する広報チームも、カナダのバンクーバー在住(時差16時間)のメンバーがおり、4人体制で運営しています。


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先述した通り、会話できる時間は日本時間の9-12時。この3時間が勝負。お互いに寝てしまってからでは、コミュニケーションがポンポンラリーしないので、この3時間がとにかく大事。

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◆被る3時間の使い方
・認識の齟齬がないか?を会話
・アウトプットの方向性が正しいか?を会話
・日本組が日中にやることを確認して、夜に●●を投げるからよろしく!のすり合わせ
・顧客対応
・未来に向けた会議など
◆業務遂行のポイント
▼全員のタスク表を、全員で管理

→互いに依頼するタスクを、それぞれのタスク表にどんどん入力していって、抜け漏れのないようにしています
「私、やっとくよ!」の精神
→気付いた人が、気付いたタイミングで、対応する。放置したら、それが流れてしまう危険性もあるので、自分の仕事をオーバーラップしながら、お互いにフォローし合っています
テキストコミュニケーション力アップ
→圧倒的に、テキストコミュニケーションが増えます。相手に伝わるか、分かりやすいか、気持ちよく仕事ができるかといったテキストコミュニケーション力は磨く必要があります
愛と配慮
→最後、いきなりエモいですが、結局のところ、一番大事なのは、これだと思います。



海外在住メンバーの知見を活かした新サービス開始

世界33カ国にいる当社メンバーのネットワークを駆使した『HELP YOU海外リサーチ』のサービスを2020年11月より開始しています。このサービスでは、新型コロナウイルスの影響で現地へ渡航できない企業向けに、リアルで分かりやすい最新の現地情報をお届けすることで、企業の海外事業のサポートを行っています。

詳細は以下をご覧ください!

<東アジア・東南アジア・南アジアの8カ国>
2021年アジアの最新ネット通販情報レポートを公開

<海外調査:香港・中国・インドネシア編>
2021年アジアの最新アパレル市場情報レポートを公開


最後に:リモートワークは海を越える

【会社に通える人】という採用要件が取っ払われ、全世界の人が対象になり、圧倒的に採用の幅が広がります。問題は、採用した後に、どうマネジメントをするか?仕事の進め方を設計するか?コミュニケーションを図るか?というところ。こここそが、ポイントですね。また、

日本の夜中に海外メンバーが仕事

日本の朝に受け取って、日中に対応

日本の夜中に海外メンバーが仕事…

こんな寝ている間に仕事が出来上がっているなんて、考えてみたら、ものすごく効率の良いことですよね。ぜひ、海外メンバーに仕事を依頼してみることをご検討される際には、ご連絡くださいませ(^^)/

本日は、以上です!


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