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企業存続の価値は「人」である

皆様、こんにちは。コザワです。

のっけから、偉そうなタイトルで、すみません。。これから先、HRに関する起こりそうなこととコザワの想いをまとめています。

また、リモートワークの不活性人材洗い出しなどというリモートワークとの可能性も書いています。

ご参考になりましたら、幸いです。


最後に残るのは、【人】

・素晴らしいビジネスプラン
・一等地のオフィス
・潤沢な資金
  ↓
どれもこれも【人】が居てくれなかったら成り立たない。

だから

採用は重要だし
評価は重要だし
育成は必須だし
組織活性は要。

【人事】こそ
【経営】と一枚岩になり
【現場】を繋ぐ重要な存在。

だからこそ、どんな社長も【人】には悩むし、社員も退職理由の圧倒的ナンバーワンは人間関係だし、逆に、その会社に留まる理由が「●●さんが信じてくれてるから!」となる。


多様化する働き方

昔は、一流の大学→大手企業就職→年功序列で定年まで安泰。それが、いわゆるレールだった。ただ、これから先は、1社で定年まで、なんていう考え方は、崩壊する。副業やフリーランスなどがもっと市民権を得ることができ、場所や時間に縛られないリモートワークがどんどん推進されることで稼げる機会も増え、優秀な人は「1社で2000万稼ぐ」のではなく、「5社で1000万ずつ稼ぐ」という時代がくる。


「個の時代」の到来

これまでの100年間の労働観から、これから先は、一気に「個」の時代へ、パラダイムシフトする。自分は何者か?どんなスキルがあるか?という【自分の代名詞】を武器に、戦っていかないといけない。それは社内でも、社外でも。だからこそ、分かりやすくスキルを身に付けないといけないし、「いやいや…自分なんて、全然、何もないですぅ…」なんていう生ぬるいことを言っていたら、「あー、そうですかぁ~」と何も呼ばれなくなり、仕事がなくなる。それでいいんですか?って話。


個人ブランディングの重要性

だからこそ、人生の設計は大事だ。

①どう生きたいのか?(人生の目的)
②どう働きたいのか?(働く目的)
③誰と何をしたいのか?(働き方の選択)
④どんなスキルで戦うのか?(スキルセット)
⑤どう見られたいのか?(ブランディング)

私自身、ツイッターを始めたのは、⑤のためだ。個人ブランディングの一貫で、あくまでも「小澤美佳」を知ってもらえて、HRのティップスを知ってもらえたり、人事の方が元気になれたり、経営者の方が明日も頑張ろう!と思ってもらえたら、それが嬉しくて、結果的に、勤めている会社のことも知ってもらえたらいいな、という感じ。


優秀な人ほど、辞めていく

人口は2018年を皮切りに、減少の一途だ。これは、もはや食い止めようのない事実。特に、超高齢化が進み、若手=働き手がどんどんいなくなる。大手など特に、会社経営を今の人事制度のまま突き進めていったら、給料が高いだけの不活性なおじさまがどんどん増殖する企業になってしまう。…もはや、ホラーだ。恐怖でしかない。

働かない無能な上司の下で働くことに嫌気が刺した優秀な社員から、どんどん辞めていく。優秀な人であれば、業務委託契約で部分的に仕事を請けたり、自信があれば起業して、自由に面白い仕事を創り出そうと自分の能力を最大限発揮している若者も多い。最近では、「あえてベンチャーに就職する」という若者も多い。


リクルート同期の転職

私は新卒リクルート入社で10年間在籍していたのだが、同期は
①グーグルやアマゾン等へのチャレンジ転職
②ベンチャーで自分の力試し転職
③起業
④リクルートが辛くて転職
⑤リクルート在留

優秀な同期たちは、①~③で、まぁ20代には辞めていった。
別の大企業で働く友人も、「あいつ、優秀だな~!」っていう人こそ、20代後半から30歳ぐらいになると、その会社で急激に出世しているか、早々に辞めている。


企業存続のための多様性の許容

繰り返しになるが、人口は減る。だからこそ、企業が存続するためには、業務委託で部分的に働いてもらうとか、アウトソーシングして外部の人に業務をお願いするとか、社員なんだけど副業を掛け持ちでやっているとか。そういう多様性を認め、業務仕分けを行いながら、誰に何を任せるのかを柔軟な発想で設計しないと、本当に立ち行かなくなる。


インターン生も今や優秀

当社ニットでも、リモート×長期インターン生を何人か受け入れているが、まぁみんな優秀。どこで見つけてきたのか、いきなり当社の問い合わせに連絡を入れてきて、「勉強させてください!僕、力を付けたいんで、あえてニットという小さな会社でやりたいんです!」と、何とも、失礼なことを言って応募してきた子もいる(笑)。だが、当たり前だが、そういう子の方が優秀だし、自律性が高いし、パフォーマンスを発揮する。「あぁ、優秀だな~」とこちらが刺激をもらうほどだ。チャットツールひとつ使えないおじさまよりも、よっぽどインターン生の方が柔軟だし、もはやネットネイティブだから、私たち以上に情報感度が高かったりする。インターン生の受け入れも、視野に入れることは、企業にとっても、学生にとっても、winwinだ。


リモートワークは【働かないおじさん】の発見手段

先日、ツイッターで投稿した以下の内容で、600いいね、54リツイートをいただいた。

実は、リモートワークというのは、残酷だ。自律的に仕事を創り出さないといけないし、自分で判断しなくちゃいけないし、孤独にも戦っていかないといけない。「オフィス行って、何となく会議出て、メンバーからのちょっとした相談に乗っている」といった仕事【風】の仕事をしている人にとっては、本当に辛いと思う。逆に、自分なりに考えて、勝手にズンズンやっていきたい人にとってのリモートワークはパラダイス。そのギャップが露呈してしまう。


【変化に柔軟なおじさん】がいる会社は強い

そもそも、おじさんの時点で、これまでとても様々なご経験をされている。私なんぞが、こんなことを書いていること自体、申し訳ないという気持ちでもある。

ただ、世の中の流れは、とにかく早い。

「素晴らしい新規事業」を考えて考えて、リリースした頃には、既に陳腐化している。だからこそ、世の中の潮流を読み、未来を見越した事業展開を何本も考え、動きながら、PDCAを回していかないと、新たな事業化なんて、到底無理だ。30本アイディアだし→10本動き→3本残り→1本事業化。うーん、これでも良いCVRだろう。実際は、もっと難しいか。

今回のコロナでも、リモートワークを即座に導入した企業や営業休止に踏み切る企業など、とにかく早く対応した企業とそうでない企業が二分された。また、この事態を逆手に、【どんなビジネス展開をするか?】ということを、いち早く思考し、未来に向かって変化を受け止めて、チャレンジしていく企業も見受けられる中で、地団太を踏んでいる企業も多い。もちろん、大手になるほど大変であることは重々承知しているが、経営ボードが現場のリスクテイクをチャレンジだと認め、そういうメンバーを守り、共に思考し、打席に立とうとする企業こそ、むしろ、このコロナを乗り越えて、更にその先、骨太な企業になっていくのだろうと思う。


さぁ、今こそ、立ち上がろう。

サービス系や観光系などに加えて、貿易が絡む企業など、コロナで苦しんでいる企業様も、多い。だが、この事態に柔軟に、変化できる企業の支援をしていきたいと、心から思っている。

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