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言わなくてもよかったこと

こんばんは(^^)
みかです。

娘二人と暮らしている
シングルマザーです。

海、カフェ、本
美味しいものが大好き。
そして仕事がとても好き。

このnoteでは離婚までに起きたこと
離婚してから気づいたことなどを
書いています。

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昨日のnoteの続きです。

「離婚しても私は幸せ」と
はっきり腑に落ちてしまったわけですが
さて、離婚後の生活はどうしよう?
という問題はそのまま残っていました。

どうやって娘たちを養っていこうかな。
娘たちとの時間は減らしたくない。
フラワーエッセンスの仕事も辞めたくない。

そんなことを考えていたある日。
彼がこんなことを言いだしました。

「シングルマザーになると特別手当がもらえるらしい。
医療費もかからないし、意外と助かるらしいよ!」

彼の彼女はシングルマザーでした。

なぜそんなことを知っているかというと
彼に「好きな人がいるんじゃない?」と
聞いたときに

彼は嬉しそうに
「うん。そうなんだ」と言い
彼女のことを話し始めました。

フツー、妻に付き合っている彼女の身の上って
話さないものだと思いますが
そんな感覚は彼にはなかったらしく
シングルマザーで子どもが何人いて何歳でという
情報を教えてくれました。

フツー、そこで怒りが湧いてきたりするのでしょうが
その時、私はこんなことを考えていました。

「この人が前世で息子っていうのは本当かも知れない。。。」

その話しはきっと本当だろうなと思うくらい
その時には怒りを感じなかったのです。
(そもそも、好きな人ができますようにと祈ってますし)

彼の話によると
彼女はシングルマザーで苦労しながら
健気に働いている女性とのこと。

シングルマザーが受けられる手当のことを
嬉々として話す彼に

「そのアドバイスは、あなたの彼女である
シングルマザーの方からですか?」と聞いた時
キョトンとして「うん、そうだけど」と言う彼と彼の彼女に
ものすごい怒りが湧いてきました。

「ちょっと待って!
あなたの神経を疑うわ。
あなたの彼女の神経も疑う!
今から5分、言いたいことを言うから!」

そう言うと彼は
「え???じゃあちょっと待って。
5分ね?今、キッチンタイマー持ってくるから!」

「はぁ?????」

それを制する間もなく
彼はキッチンへダッシュ。

「やっぱりあの人、頭がおかしい!」と思いつつ
窓を開けて
さぁっと風が入ってきた瞬間

「もういいや」

なぜか一瞬にして
怒りがおさまってしまったのです。

この「もういいや」は
この人に何を言っても
仕方ないという諦めではなく
心からの「もういいや」だったんです。

言う前に
本当に気がすんでしまったのです。

彼女に対しても
罵詈雑言を吐こうと思っていたのに。

でもそれは言わなくていいことだったんです。
(だって自分が祈っているからね)
言ったら自分が傷ついたと思います。

キッチンタイマーを持って
リビングに帰ってくる彼。

「あのさぁ、もういいや」と言うと
彼はパっと笑顔になって
「そうだよね!もっと建設的なことを話し合おう!」

「・・・」
心の中で一瞬、中指を立ててましたが
それでも気持ちは
「もういいや」のまま穏やかでした。

続きは次のnoteで。

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それまで
一瞬にして気分が
さっと洗われたように
変わってしまうという経験はなかったのですが

この時期、こういうことが度々起きました。

まるで見えない誰かから
「それでいいんだよ」
「大丈夫だよ」と言われているようでした(*^-^*)

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