今日は2022/9/5の夏休みの自由研究!「~水筒に入れたコーヒーが美味いのはなぜか~」
・みんな、私の話を覚えているか? 水筒に入れたコーヒー、なぜか味わい深くなる現象の話だ。
・これはまじで、偶然でも勘違いでもない。毎日コーヒーを3杯飲み、豆の味に精通した私が言うんだから間違いない。たしかに、味が変わっているし、しかも五倍美味くなってる。どのくらい変わっているかというと、ウスターソースが中濃ソースに変わるくらいかわってる。そこで、私はなにがこの現象を起こしているのか、きちんと考えてみた。検証したのです。これが私の人生最初の夏休みの自由研究。夏休みの課題を一度も提出したことがない、私の。
・まず、「水筒に入れたからコーヒーが美味くなってるわけじゃない」ということは、さすがに文系の私でも分かる。そこじゃない。そこに至るまでの過程と、それ以降の過程だ。そこで思い付いた一つ目の条件が、
『朝、忙しい』
・これである。
・いや、聞け、私の理論から逃げるな。これはきっと重要なことである。まず、私がコーヒーを水筒に入れること自体、そんなにしょっちゅうあることじゃない。これをやっているのは、バイトがロングになる土日だけである。だいたい遅刻気味なので、コーヒーを入れるのに割く時間がほとんどないわけだ。
・だから、かなり杜撰な入れ方をしているということが考えられ、そのことが影響している可能性がある。
・そこで一つ思い当たることがあった。私は、水筒にコーヒーを入れる日、「家から出るまでに飲む用のコーヒー」も一緒に作るのである。
・そして、タンブラーに一旦注いだそれを、そこから、水筒に、ただちに移している!
・この時なにが起こっているかというと、まだ氷で冷え切ってない状態のアイスコーヒー(ぬるい)が、一旦水筒の中で佇むわけである。
・私はそこにいつも上から氷を足して、水筒の中を冷やすわけだが、
・……もしかして、この「ぬるいを経由したコーヒー」なのか……?
・この「ぬるいを経由したギリギリアイスじゃないアイスコーヒー」が、重要なのではないか?
・ともすれば、
「抽出されたてのコーヒーの液体」が
「氷によってろくに濃度を下げないまま水筒に入れられ」
「かなり純度の高いコーヒー」ができているのではないか。
・そしてそこに氷を入れると、「氷は熱々のコーヒーの温度によって溶けない」!
・少なくとも、ポットからそのまま氷に注いで「急冷」するよりも、味や風味が残るのでは!?
・そしてぬるいコーヒーは濃度を保ったまま氷によってさらに冷やされ、キンキンのアイスコーヒーかつ濃度の高いアイスコーヒーが出来上がるのではないか!?
・ここまで辿り着いたとき、壁一面が数式で埋まっていたし、ターゲットの顔写真の張られてそれぞれを赤い線で繋いであるニューヨークの地図も貼られていた。
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