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献血体験記

この記事を読むとわかること

・献血の大まかな流れ。

・中の感じは病院っぽい。大学病院の歯科に似てた。

・さす針はまあまあ痛い。針・血無理系の人は無理なやつと思われる。

・自分献血向いてないかもなっていう人はたぶんですけど向いてないです(経験談)。私は結構だるくなったから多分もう行かん......。

・献血はやれる人がやるものだな。でも一回とりあえずやってみるの、本当にオススメ。


献血の流れ

①受付(初回の人は登録が必要、二回目以降の人はすぐ終わる)

②血圧はかる(セルフ)

③医師の診断を受ける(初回の人のみ)(YES/NO数問答えるだけ)

④検査(ヘモグロビン値とかに問題がないかどうかテストの仮採決)(血液型を教えてくれる)

⑤水分をとる(自販機で好きなの1杯以上飲んでねの表示)

⑥本採決(400ml採決、針差してるのは10分程度)

⑦30分ほど休む(自販機とお菓子があるよ)

おわり


建物内の感じ

今回はビルのワンフロアが献血スペース。

献血に行ったことのなかった身としては、お菓子もらえるよとか自販機使い放題だよとかそういう献血の特典の部分の印象が強かったから、全体的に穏やかなリラックス空間なのかと勝手に思ってた。

思ったより、病院。特に検査と献血の空間がマジ病院。

本献血スペースは、めちゃくちゃ歯医者の感じ。私は歯科矯正で大学病院の歯科に通ってたことがあって、よく似てた。

広いワンフロアのスペースにディスプレイ付きの椅子がダァーっと並んでいる。ワンフロア?と言うのかな?イメージは職員室、仕切りがなくて巨大なひとつの部屋に綺麗に並んでる、あの感じ。

終わった後に30分をつぶすスペースは、想像通りだった。テーブルと椅子がたくさんあって、雑誌と自販機とお菓子自販機があった。マッサージチェアは故障中。テレビでは相撲がついてた。

ちなみに学生キャンペーン的なのをたまたまやっていたらしく、モバイルバッテリーをもらった。よっしゃあ、めちゃめちゃラッキー。


人の感じ

基本的に、優しい。献血という行為って完全ボランティアだから、な。受付の人も医師も人も検査の人も採決の人もみんな優しい。すごいなんか「手厚いサポート」という感じ。

意地悪な人とか怖い人ばっかりやったら「献血なんぞわざわざ行かんわあ!」となって誰も行かんくなって困る人が困るもんな、そりゃそうか、とも。


実際どうかと言うと

Q. 痛いですか?

A. 痛いです。

まあまあ普通に痛いです。針なんでね。

やるまで知らなかったのが、検査と本献血の針がレベチ。検査で使った針はインフル注射くらいで、まあチクッとするけどいけますぞ、くらい。

いざ本献血をしてくれる担当のおばちゃん、うん持ってるその針さっきと違いすぎん??????太いのでその分痛いしビジュアルも結構えぐい。私は針さすところを気になるしなんとなく見てたんだけど、「おっ見てられたねえ~」って軽くおばちゃんに言われた。あ、普通は見んのか。

自分の右腕に太めの針がささる瞬間は、若干引くくらいにはえぐい。耐えられない程痛くはない。「ですよね」って感じ。

針無理、血無理、な人って一定数いるんだろうけど多分そういう人にはキツそうで御座いました。


私が献血に向いてなかった話

結論から言うと、採決後すんげえだるくなってしまった。

でも、想定していた。普段からめまい・立ちくらみはたまにあるし、体調は不安定な方だし、鉄分サプリ飲んでたこともあるし、どう考えても血液が豊富にある人間ではない。

からこれまで献血の機会があっても乗り気ではなかったんだけど、一回やってみなわからんやん、もしかしたら大丈夫かもしれんやん、の希望的観測で挑戦してみた。

案の定でしたァ!!!!でも予想通り向いてないことが今回の大収穫であって、知れてよかったから、行ってよかった本当に。

「多分向いてないから行ってないけど実際やってみたらいけるかもしれないよなぁでもなぁ」の罪悪感で献血をスルーことがもうなくなるので、モヤ解消!!


どんな感じになったかというと、本採決終わって次の受付カウンターで座って順番待ってる時に、頭を後ろにもたげて具合悪そうな素振りをしたがために「具合悪いですか?!大丈夫ですか?!横なれますか?!」一気に大人が寄ってくる。

大人にめちゃめちゃ囲まれてベッドも来て、ソファで横たわる私の視界には数多の大人の顔。

ビビった。うん。ビビった。

「全然ほんとに大したことなくて、ちょっと頭クラクラするかなと思っただけで、全然ほんとにそんな大丈夫なんですよ、あの、」早めの口調で弁解した。一気に大人に囲まれるのが混乱シチュエーションすぎて恥ずかしいと申し訳ないの気持ちで、ちょっと盛り気味に大丈夫ですアピールした。帰る際の際まで心配されたけど。。。。。。

でも具合悪くなったのは事実で、素早く動けないのと、頭回ってない感じするのと、頭がクラクラするのと、総じて「あっ血足りてないっすね自分」と思う症状。

もう本当に、案の定。ですよねですよね、の気持ち。

その日は帰ったあともまだぼやぼやしていて、頭がスッキリしない感じで、失血死ってこういうことかと思いました。(血がなくなると人間本当に動けないんやな、の意)


まとめ

・普通は最初から最後まで1時間あれば終わるはずなんだけど、私は長めに休んでください!!と言われたこともあり2時間ぐらいいた。

・献血に向かない人もいますので、できる人に任せましょう。自分がどっちかわからん人は是非に一回やってみてください!!!!

・献血中はテレビついてるしスマホもいじれるし、飲み物くれるしお菓子くれるし、血を採られるだけこちら側がすることは全然ないので、家でゴロゴロする1時間で困ってる誰かのヒーローになれるって思ったら結構良くないすか。私は多分もう行かないから他力本願で何とも申し訳ない限りですが

・献血に来てる人、工事関係で働いてそうなおじさん、綺麗めOLみたいなファッションの女性、JK3人グループ、などなど、あの人もこの人もみんなボランティア精神で来てて偉いなってほっこり温かい気持ちになります。

・個人としては積極的に鉄分を摂取するなどしていこうと思います。


もっと端的にまとめたいのに今回も長々と書いてしまった。うーん。

2020.09.24 みほりーぬ

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