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『プロジェクトストーリー』 依頼者に寄り添い、未来への一歩をサポートするサイト

クライアントの事業課題を解決に導いた数々のストーリー。ご依頼いただいた経緯やご要望に対して真剣に向き合い、課題解決のため、事前調査や企画設計を徹底的に行ってきました。

今回は、弁護士法人 賢誠総合法律事務所様の養育費請求相談サイト「 子どものみかた 」のプロジェクトをご紹介いたします。

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01. 依頼者に寄り添い、未来への一歩をサポートする

client|弁護士法人 賢誠総合法律事務所
web site|養育費請求相談サイト 子どものみかた

京都と東京の2拠点で展開している賢誠総合法律事務所様は、所属弁護士数30名ほどの勢いのある弁護士事務所です。最高・最良の仕事で、最大の利益をもたらすことを目標に掲げ、すべての依頼者に質の高い法的サービスを提供しています。

2019年に公開した養育費請求相談の専門サイト「子どものみかた」は、将来的に養育費問題が表面化することを見越して立ち上げられました。サイトコンセプトは、「未払い養育費に関する相談ができずに泣き寝入りしていた人たちが、弁護士に相談して解決できるサイト」です。

依頼者に寄り添う弁護士事務所であることを表現するために、信頼感と安心感を与えるやさしいデザインにして、「ここに相談すれば未来への一歩を踏み出せるだろう」と感じられるサイトに仕上げました。


02. ご依頼の経緯

賢誠総合法律事務所様とは事務所開設時からのお付き合いで、コーポレートサイトをはじめ、各種専門サイトの制作もすべてエムハンドが手がけています。2019年に開設した養育費請求相談サイトについても直接ご依頼いただき、クライアントの想いを汲んで、期待以上のサイトを作ることをめざしました。

サイト開設の背景には、債務整理や離婚相続に続いてこれから需要が高まるジャンルは養育費請求だと考えられるため、他事務所に先駆けて強化したいという事務所の成長戦略がありました。当時はまだ、養育費請求関連の専門サイトを開設している弁護士事務所はほとんどなかったこともあり、「急いで作りたい」というご要望を受けてすぐに制作をスタート。約4週間で完成させました。


03. 課題・改善提案

徹底したユーザー目線で依頼者に寄り添えるサイトに
お問い合わせを増やし業務拡大に貢献することを意識

サイト制作にあたっての大きな課題は、リニューアルではなく新規制作、かつ市場が成熟していない状態での立ち上げだったことです。「養育費で困っている人がどれくらいいるのか」「弁護士に相談したいという需要はどれくらいあるのか」といった実態を数値で把握できないまま、制作を進めざるを得ませんでした。
なかば手探り状態でしたが、徹底的にユーザー目線に立つという基本に立ち返り、「養育費に関する悩みを持つ人にとってなにが大切か」という視点で構成やデザインを考え抜いて、オーダーに即した「依頼者に寄り添えるサイト」を作り上げていきました。また、依頼者の数を増やしてクライアントの業務拡大に貢献するため、お問い合わせにつながりやすい設計にも配慮しました。


04. 企画設計

写真の選定にこだわり、デザインはシンプルに
相談しやすい身近な存在をアピール

「養育費問題でお困りの女性に寄り添うやさしさあふれるサイト」を作るために、写真の選定にこだわり、シンプルな構成・デザインで使いやすさを追求しました。

養育費請求や未払い等のお悩みを抱えている人は20~30代女性のシングルマザーに多く、なかには弁護士を遠い存在に感じて相談することをためらう人もいます。そんなイメージを払拭するためには、文字で語るよりも写真を載せたほうが事務所の想いが伝わりやすいと考え、写真の扱いにはとくに気を配りました。

メインビジュアルには、ターゲットが相談中の姿をイメージできるような写真を置き、そのすぐ下には、養育費請求相談の中心となる女性弁護士の笑顔の写真を大きく配置。全体的にデザインに馴染むやさしい色合いの写真を選び、親近感がわく雰囲気を作り出しました。

また、どのデバイスでアクセスしても、閲覧性と操作性に優れた、ユーザビリティの高い設計にすることにもこだわりました。


05. デザイン・開発

やさしさを感じる配色とデザインで安心感を演出
事務所の信頼性などは余白で表現

ターゲットである20~30代前半の比較的若いシングルマザーの志向に合わせて、高級感ではなく、現代的なやさしい雰囲気を優先してデザインしました。
配色もやさしさをテーマに、水色&グリーンのグラデーションで女性寄りの今風のデザインにしつつ、色味を抑え、余白を設けることで、事務所の落ち着いた雰囲気や信頼性、頼りがいなどを表現しました。
コンテンツに関しては、忙しくて余裕のないシングルマザーでも内容を一目で把握しやすいように、簡潔にまとめたメッセージを大きめに配置。サッと流し見するだけでも「相談しやすそうな事務所だな」という印象を与えられるように工夫しました。またアイコンやバナーも効果的に使って、読みやすさを追求しました。


06. 最後に

養育費請求相談サイト公開後からリスティング広告も運用していますが、サイトとの相乗効果で、日本全国からたくさんのお問い合わせがあるとご報告を受けています。

2019年の開設当時は養育費関連の市場が熟していない状態でしたが、今では、弁護士を通じて養育費を請求することが当たり前のことのように世間一般に広まっています。養育費請求のジャンルは、賢誠総合法律事務所様の主な業務に成長しており、極めて先見性のあるオーダーであったと感じています。

今後も、ホームページの制作や更新作業、リスティング広告等のWeb施策をお手伝いしつつ、今後も発展を目指される賢誠総合法律事務所様の意向に合わせて、Web戦略の面からサポートしていきます。



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