見出し画像

ギガンティッツ・ドール

「少年、怪我はないか」

目の前で結晶質の皮膚を持つ巨獣を弾き飛ばし、間髪入れず一刀両断した巨大な甲冑から、無機質な声が響く。それは一切聞き覚えのない言語だと認識しながらも、何故か意味が直接少年の脳内に流れ込んでいた。

「はい、いや……無い、です」

へたり込んだまま少年……高原カズトが見上げるそれは、およそ10メートル程か。
白銀の、一般にイメージする西洋鎧のような手足と兜。それに応じて巨大な剣と、菱形の盾。
と言っても、それらはカズトの目にはあまり入っていなかったが……。

「貴様、どこの子供だ。見覚えのない服装をしているが」
甲冑が跪き、先ほどとは違い肉声が響く。
片手で捧げ持つようにした巨大な手の平へと甲冑の”胸元”から現れた人物は、果たして女性。

「な、なんでロボットも貴方も胸が丸出しなんですか!?」
カズトの驚愕と羞恥の入り混じった叫びの通り、一機と一人は、巨大な胸が丸出しだった。

.../つづく

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

資料費(書籍購入、映像鑑賞、旅費)に使います。

ありがとうございます
12
愛と勇気と幻想。小説などを書く。 #prjct6d

こちらでもピックアップされています

ノベルマガジンロクジゲン
ノベルマガジンロクジゲン
  • 114本

むつぎはじめの書いた小説が読めるマガジン。 メインはSFというかファンタジー。 ヘッダーはガウプラ様( https://www.graphicartsunit.com/gaupra/ )のフォントです。カッコイイ!

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。