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アツアツもやもやヒリヒリな話がしたい

今月からコルクラボに入って、自己紹介を何度もした。何度もする中で強く感じたことがある。

「会ってすぐ、初対面でも、どう言葉にしていいかわからないようなあつあつモヤモヤな話、ひりひりするような本音の話を聞きたいし、したい。」

重い話を避ける

コルクラボに入って一ヶ月、とても驚いたことがある。初対面の段階から、一番好きな作品の話、目指していること、悩みや弱さの側面など、普通なら重いと感じそうなことでも話したくなるし、聞きたくなるのだ。

少なくとも普段の自分自身は、重い話はつい避けていた。
相手から重いと思われるのではないか、引かれるのではないか、相手にとって迷惑なのではないか。話したときの反応が怖い。自分が波風立てることが怖い。面白くなかったらどうしよう。恥ずかしい。微妙な空気になって気を遣わせるのも申し訳ない。そう思って話すことにブレーキがかかっていた。帰省中の今だってそうだ。試す前から避ける。コミュ障といえばそれまでだけれど。

一方で、他人の大好きなこと・興味あることについてのアツアツな話、どう言葉にしていいかわからないような悩みなどのモヤモヤした話、ひりひりするような本音の話を聞くことは、この上なく好きだった。重い話大歓迎。やっかいな悩み大歓迎。自ら聞き出すことはしないけれども(反応が怖い)、話してもらえたときはいくらでも話を聞きたくなるし、何らかの形で応援したくなる。

さらけ出すこと

コルクラボの掲示板で、自己紹介することが奨励された。勇気を出して、さらけ出してみた。コルクラボでは「さらけ出す」という言葉が一つのキーワードになっている。そして、さらけ出しても大丈夫そうな安心な雰囲気がある。どうやって作っているんだろうこの雰囲気。

掲示板で、対面で、さらけ出してみたらとても嬉しいことがあった。

掲示板を見てオンライン上で話しかけてくれる人がいた。自分が今コーチングを学んでいると言ったら、自分も学んだよと声をかけてくれる人がいた。興味がほとんどかぶってる!!!と教えてくれた人がいた。一番好きだという漫画を貸してくれた。近々のライフイベントについて覚えて話しかけてくれる人がいた。懸念していた悪い反応は(自分の感じた範囲では)全くなく、嬉しいことばかりだった。

初対面でもアツアツもやもやヒリヒリな話はできる

何も知らないところからの自己紹介だと、時間の制限もあり、上辺の共通の話題だけで話すようなあっさりした寂しさを感じることがあった。

しかしながら、掲示板で自己紹介文を読んでくれた人と話したとき、かつてない感覚があった。旧知の仲でもなかなかここまで近づけないと思えるくらいに親近感を感じながら話せたのだ。会う前から自己紹介が済んでいて、その人に対する具体的な興味ができていた。そして、重い話をしてもいいと思える安心感ができていた。

また、「一年を振り返る」というワークをして近くの人と話すということをしたときも、その人の人生を垣間見るような、とても突っ込んだ話ができた。ひとりひとりの人生の物語に触れるような感覚があった。

この経験が今回のnoteにつながる。さらけ出した自己紹介をnoteに書いてみようと思ったのだ。

これまで出会った人とこれから出会うかもしれないあなたへ

物心ついてからずっと、自己紹介が苦手だった。

自己紹介が求められる場面は何度もあったが、毎回逃げ出したさを感じ、話した後は自分の言葉に自信を持てず、嘘をついたようなバツの悪さを感じていた。

しかし今回、自己紹介もいいものだと思えたので、聖なる一歩として、現時点の自己紹介をさらけ出してみたいと思った。

もしご興味あれば話しましょう。楽しみにしています。


ーーーー以下、コルクラボに載せた自己紹介文(一部改変)ーーーー

もぎと言います。安心安全コミュニティ、弱さを介したつながり、優しさの発揮について学びを深めたいと思っています。
1歳の娘の父です。最近あるライフイベントを予定しています。
現在コーチ見習いです。弱さに寄り添えるコーチを目指しています。

自己紹介したいこととして、自分の弱みとコーチングがあります。思い返せば小さい頃から、不安・恐怖が強い、自己肯定感が低い、内向型、という傾向がありました。他者の反応が怖いので、自己表現・自己主張しない、選択しないことが無意識のクセになり、自分の主張や感情を後回しにして無視していました。
留学も(転職も)検討しながら働きすぎていたら、負荷がかかりすぎたのか適応障害を発症したりもしました。その過程で、自分自身の行動のままならさ・生きづらさを感じるようになりました。なんとか状況を改善しようとしてもどこかで心理的にブレーキがかかったりなど。その頃にコーチングを受ける機会があり、自分を理解すること、感情を無視しないこと、自分の主体性を回復することの重要性を学びました。
また、ままならなさに向き合う中で、サクちゃんさんとDr.ゆうすけさんの「月刊自己肯定感」や、Soarの記事、コルクラボの取り組みなどに出会い、自分の性格やクセを乗り越えるというよりも引き受けて工夫していこうと思い、また、回復や支援に強く興味を抱くようになりました。
現在、弱さに寄り添えるコーチに憧れ、学びと実践を積み重ねています。

コルクラボでの活動を通じてプロフィールをアップデートしていきたいです。

【ストレングスファインダー】
①学習欲、②親密性、③内省、④分析思考、⑤達成欲
【趣味】
趣味は読書です。
 ○2017年に読んだ本 https://note.mu/mgmgfrts/n/na25e2a309e2a
 ○ブクログの本棚 https://booklog.jp/users/mgmgfrts
【興味】
好奇心に根ざすもの、ままならなさに根ざすもの、があります。
(ままならなさに根ざす興味)回復、支援、優しさ、自己肯定感、コーチング、臨床心理学、精神医学、習慣、クセ、分人主義、安心安全、コミュニティ
(好奇心に根ざす興味)発達心理学、育児、社会心理学、認知科学、哲学、人工生命、人工知能、問いのデザイン、行動変容のデザイン、ワークショップデザイン、アイデア発想、システム思考、無意識

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