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最近読んだ おすすめ作品(あかねのハネ)

「あかねのハネ」著:磯谷 友紀 小学館
全3巻(完結)

磯谷友紀さんの作品は、「ながたんと青と-いちかの料理帖-」(講談社)(2020.10.22現在5巻ー継続中)を読み始めてからの出会い。

つい先日まで2巻までしか出ていなかったが、いつの間にか3巻が発売されている事が解り、早速購入するも無念の完結となったようだ。

残念ながら連載誌が変わってしまったり不運な感じだったが、私にはすんなり入ってくるジャンルだった。

あらすじとしては、主人公の深山あかね(みやまあかね・高一)は中学時代はサッカー部で活躍していたが、親の都合で高校進学と共に転勤となり、女子サッカー部の無いスポーツ強豪校に入学する所から物語が始まる。
新入生を対象としたスポーツテスト(体力測定)が行われている最中、バトミントン部のコーチにあかねの筋肉に一目ぼれ。
スカウトされ、強豪バトミントン部へ入部する事に・・・

以下ネタバレ含みます。

非常に残念ながら掲載誌が廃刊となってしまった事で強制連載終了となってしまったようで、全3巻となってしまった。
作者さんもさぞ無念だろう。

色々とちりばめていたネタの回収が出来なかった。
ジャンプスマッシュ先輩関連の話題や先輩陣のネタとか、色々伏線あったのにぃぃぃ。
読者もモヤモヤしてるので、作者さんはもっとモヤモヤしているだろう。

ところでさ、読んでいて非常に気になった事がある。
一応、舞台は東京という設定なんだけど・・・

登場人物の名前が駅名(地名?)なんですよ。
それも、めちゃくちゃ地元愛にあふれるネーミング。

少なくとも私が気が付いた名前としては
・岡崎(サッカー選手にも居るからここはグレー)
・赤池ひかる(最初のパートナー)
・猿投真希(1年→モブ)
・南加木屋ほづみ(2年・部内エース)
・扶桑(バドミントン部員)
・阿久比(あくいーバドミントン部員)
・徳重(バドミントン部員)
・青山(バドミントン部員)
・野間(バドミントン部員)
・内海(バドミントン部員)
・犬山(バドミントン部員)
・江南(えなみ姉妹:バドミントン部員)
・三河(埼玉の高校生・試合のトーナメント表)

ウィキで見たんですが、磯谷友紀さん豊田市出身って書いてあった。
そら、岡崎も猿投も赤池も出てきちゃいますわな。
ついでに犬山も徳重も江南も扶桑もいるし、さらには南加木屋(みなみかぎや)、阿久比(あぐい)、青山、野間、内海って内海線(名鉄・内海線)じゃんか!と。

正直最初は気が付かず読んでいたが、この度3巻発売という事で3巻を読み始めて、あれ?と。
3巻を読み終わり再び最初から読み直してみたら、あれ?と。

阿久比(あぐい)を「あくい」と読ませてしまったところで違和感を感じた。
聞きなれた地名(駅名)が。
それから目を皿のようにして読み返すことに。
したら出るわ出るわ。

そんなこんなで、全3巻なのでお手に取り易いと思います。
特に愛知県民は是非w

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