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マネフォの「分析推進室」がやっていること&仲間を募集しています!


マネーフォワード分析推進室/室長の酒井です。

最近、さまざまな場面で私達「分析推進室」について紹介することが増えてきました。ありがたいことに、事例として取り上げていただけることも、ままあります。

そこで、なにかと便利に参照いただけるよう、本noteを執筆しています。
あわせて人材も募集中なので、興味を持っていただいた方はぜひご連絡ください!

我々のミッション

私達のミッションは
分析を通じ、すべてのステークホルダー間の情報流通をなめらかにする
です。

これは例えば、会社と投資家、社長とメンバー、ユーザーとプロダクトが、分析・データを通じてわかりあえている状態です。

具体的にはそれぞれ、ユニットエコノミクスの正確な算出や、事業進捗KPI整理とダッシュボード構築、ユーザーの使いこなしの定量化を通じたUX改善といった取り組みを行っています。

結果的に、

・投資家の会社理解が深まり、時価総額が上がる
・情報の非対称から生まれる、不要なコミュニーケーションが減り、本質的な議論に集中できる
・UXが改善され、NPSも上がり、結果的に新規流入や単価改善による事業拡大が起きる

といった状況がうまれることを期待しており、また実際に成果が上がり始めています。

守備範囲とメンバー

このようなミッションを達成すべく、分析推進はあらゆる手段を取っています。

その中でも、分析基盤の構築やデータ整備といった分析インフラの強化をするエンジニアリングと、実際にその基盤を活用したBI構築や分析を行うアナリティクスを一気通貫して行っているのが当社の特徴です。

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酒井(筆者) @rsakaiii
大学時代に統計とコンピューターサイエンス、その後はコンサルや経営企画などを行っていました。その経験を活かし、基盤とチームを立ち上げ、現在室長を務めています。

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佐々木さん @0610Esa
主にアナリティクスを担っており、BIの構築や構築のトレーニング、また当社のCSO菅藤と連携した戦略策定等に携わってもらっています。
落語好きで、採用面接で酒井と落語の話で盛り上がり入社。

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太田さん @_OTA2000
主にエンジニアリングを担っており、GCPを中心としたモダンでロバストな分析環境を構築しています。
社内でサウナ王の名をほしいままにしています。
特に太田さんパートは、スケールしていく中でやりたいことがいっぱい出てきており、絶賛採用中です

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佐野さん
財務会計と管理会計の一致を目指すことで、KPIの可用性を上げるという、一般的ではないですが実は超重要な役割を担ってもらっています。
公認会計士試験合格&ディープラーニング検定E資格ホルダーという変態(褒め言葉)です。ちなみにE資格はディープラーニングの理論と実装ができる人材を認定する試験です。

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長谷川さん
主に佐々木さんと一緒にアナリティクスを担ってもらっています。
ダッシュボード等の構築もそうですが、インターンメンバーの教育担当としても、かなり上手に動いてくれています。
自身もインターン生で、来年からコンサルです、がんばれ!

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半澤さん
経営学部在籍中だけどデータエンジニア・サイエンスができるという逸材です。
得意のエンジニアリング力を活かして、会計等データの取得方法を改善するBPRを行ってくれています。
実は、当社のプロダクトが生やしているいるAPIのドッグフーディングは半澤さん中心に分析推進室で行っています。
※ 写真撮影時お休みで、また本人が納得のいく写真がなかったので、写真は趣味のボルダリングシューズです笑

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宇佐美さん
同じく、文系学部だけどエンジニアリングができるという逸材です。
長谷川さんと一緒に、ダッシュボード構築を行っており、日々メキメキと成長しています。
大学院に自腹で行っている苦学生です、偉い…!

「SSOTな分析基盤」を目指したシステム構成

モダンでロバストで、心地の良い環境が構築されています。

分析推進室が扱うデータは、高度なスキルを持ったエンジニアのみならず営業やマーケターさらには経営者といった多くのユーザーが扱うことを想定したものです。幅広い層のユーザーにデータを適切に扱ってもらうため、以下のポイントを重視して分析基盤を構築しています。

・データは常に一元管理し定義や役割を明確にする
・データのニーズを明確にし不要・不明なデータを扱わない
・分析者がデータ保護やプライバシーといったリスクを考えなくても取り扱える状態にする

その中で、特に意識しているのがSSOT(=Single Source of Truth)であることです。
SSOTな分析基盤をひとことで表すと「誰でも迅速かつシンプルにデータへアクセスし分析できる環境」です。

よって、この環境を実現するための構成も必然的にシンプルなものになり、特殊なことや前例のないことはあえて行っていません。

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詳しくは、『マネフォが実践する「MF on SSOT」な分析基盤の構成』に記載していますので、ご興味あるかたはぜひご一読ください!

私達が抱える課題

私達の課題は、大きく3つです。

①データエンジニア(整備人)を増やしたい

データウェアハウスを活用する人が爆発的に増えた中で、データウェアハウスへの要求もどんどん増えてきました。

目先の対応と中長期を睨んだ開発を両手で対応していましたが、部署としてのスコープも拡大する中、そろそろ限界を迎えており、積極的に採用を進めています。

②分析人材を社内に増やしたい

幅広い層へのデータウェアハウスの活用は進んでいますが、各部署で、より深く活用する人を育てたいと考えています。

我々は分析「推進」室であり、分析室ではありません。
中長期の全社の分析力を強化すべく、魚を釣るのではなく、釣り竿を作ったり、魚の釣り方を教えたいと考えています。

そのために、研修等、教育コストをもっともっと投下していきます。

③ より安定して、高品質なデータを供給したい

すべてのプログラムにはバグがあります。これをすべて潰すことは事実上不可能です。
しかし、テストを書いたり、ロジックを精緻化することで、こういったバグを効率的に減らすことはできると考えています。

最後に

分析推進室はただいま絶賛採用強化中です!まだまだやりたいことがあります!
ミッションに共感し、また課題に興味がある方であれば、どんな方でも可能性があります。
WantedlyやTwitter等を通じて、コンタクトを取っていただけると嬉しいです。単に、こういう話をするだけでも楽しいので、ぜひお声掛けください!

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(【おまけ】アベンジャーズっぽく撮りたいという要望に応えました。byカメラ担当)

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