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思想家の休日

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2021年2月の記事一覧

消費行動

分断されて行く意識が分裂し、新たな自己を形成する。元ある自己はメタ的に虐め尽くし、どこにもそこにあったはずの自己を残さないように、自らに再起動をほどこし、今までの思い出を即座にかき消す。死に絶えた頭で揺蕩う季節の折り目、気管支を這いずる赤い花粉や、インタラクティブに消費される価値により勘違いしている貪婪な彼や彼女らの欲望が働いて、促されるままに消費されていくことがおかしいわけではなくて、そのまま受

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警醒

深く洞察し、静まり返る意識が氾濫し、維持することすらままならぬ精神ならば、その場でバラバラにし、一切は何の役にも立たぬようなものが示す理により懈怠し、退廃的な対価を持ち寄り、快感などに至るためだけに保たれる欲との乖離に耐えかねずに、何かを支配し、芝居じみた演技を続けながら、誰かを手懐け、正しい者を演じる先には、正しさなどは損なわれ、そこで同じような繰り返しが定める酩酊により、見えにくくなるようなも

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かんじんかなめ

平和なだけで希望も生まない国と嘆くばかりでは、いけないし、君が居ないと、なんか足りたくて、満ち足りた日々も、満ち溢れていたから気付かないことばかりで、気付いたころには君は居なくて、意味もわからずに消えていった君の記憶も脆くも崩れ去って、思い出しても悲しみばかりをまとうから、乗り越えるだけしかできなくて、はびこる悪意に飲み込まれて、生き難い世界を生み出し、誰かを騙すことでしか、生きていることも感じら

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高次の儀式

制限もなく煽る月日の中で根絶やしにされ、痩せ細った価値の中でカタストロフに至るまでのデタラメな製品化と、清貧であることを強要し、強制的な支配の中で重複する起伏のない日々の中での国家とは誰なのか?国家とは一つの意思ではなく、ただ自らを誇示するために、すべてを貶める君のアンニュイとした孤独の末端をなぶる。カジュアルな和毛に触れ、敷衍する意識に擦り寄る儀式的な互換により、制限すらなく、すらすらと謳われる

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戯れる

鳥がウイルスを運ぶように移動することにより伝播し、伝染していく病理の中を救う細やかな論理を破砕し、行き着く果てには利害すらなく、ただ互いを破壊しようという意識すらなく、互いを破滅に追いやる。媒介する景色や形式の中で鮮明なものすらなく、数理に取り憑く幽霊たち、保たれる均衡にもたれかかる官僚的な枢要さを謳う教育の覇権、堅実というのは、ただ権力的なものに参加し、もたらされる権利のために誰彼構わず排除し、

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無償

孤独な神が居座る居間、台所ではトントンと小気味良いリズムがグルーヴに変わり、空間をグルーミングする。小さな手で握る未来も嫌いになりそう、と嘆く君も日に日に老いて、気がつけば、すべてに置いていかれて、悲し気で移り気な逍遥を終えて、誰にも愛されなくても、その場で積み上げたものが愛になる。意思に動きを持たせ、哲学書を読む。意識のセリーに垂らされる無限の制約を含んだ人類の発展による血、ないがしろにされてい

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ドラマチック

宇宙の尾を掴む原子や微生物、派生する理由は理念によりこんがらがり、正当性や正義を忘れ、途端に暴走する。すがるための理由を生産して繋がれて来たような繋がれた命、共通する概念に駆逐される以前に定めもなく彷徨う狐、均等な位置から孕んだ言葉が雨のように降り注ぎ、無価値な連中を退け、自らに帰り着く。大胆な結末が嬲る青春の午後、痩せこけた天使の腕、君のイデアに突き刺さる思い出、壊れた恋歌からあふれる憎悪がなん

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道理

どんな高い買い物より、君が生きていてくれればそれで良い、とうろつく落伍者が、惨めな自分をカタルシスに至らせるために騙る文言がセメタリーへ、と運ばせる道理を保つために、建前の正論が今に制限を生んで、孕む意識が模倣するものが模範されるべきものと崇められ、囃し立てられ、そそのかされるだけの日々を素知らぬ顔して通りすぎる人々が縋る今につのる儀式的なものが猛威を奮い、線引きしたり篩をかけたりしながら、犠牲的

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破裂

生きているというこの偶然、悲哀に満ちた言葉の影、欠けた後ろ姿が忘我をつつき、風船のように膨れ上がった思いが、パンッと破裂して、ヒリヒリする身体から乖離した感情が空気と混ざり、絶え間ない影響を与えては、バタフライ効果のように小さな力がやがて大きな力に変わり、この宇宙全体を引き裂き、逼迫感を楽しむために過去から引き出す苦悩や、今現在を凌ぐために未来を生み出す機能や、毅然として楽しむ先には、全体性を飛び

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草原

全部腐った今朝、この世界の悪行を書き散らし、配布される言葉を、あたかも自分の言葉のように吐き散らす君のエゴイズムが加速し、根っこから腐った国の供儀として、自己犠牲の神のように捧げられる身体の顛末を眺めて、不埒な欲との結合を迎えるために、安易に貪られる君の身体が叙情的な消滅していく合間に氾濫する無作為な言葉がジレンマを生み出し、踏み躙られるだけの日々に馴染むことすらできないで、でたらめに意味を食い尽

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みんなのためのきぼう

清潔感もなく成否を押し付け、自らの正しさを権利的に消費する輩たちが跳梁跋扈する酷い世界でゲシュタルト崩壊する。浄化される顛末に結ばれる恋人たち、美醜な結末に飛び交う羽虫、金銀財宝の雨が降る宇宙の端、短絡的な欲望の虜になるほどに横ばいになる精神が膨張し、世界自体を破壊し尽くし、一度無になり、また同じように同じことを同じサイクルで繰り返していくための世界が無から始まり、また終わりに交わり、ただ頭ごなし

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真理をかじるネズミ

電脳世界を泳ぐ魚たる私、やさぐれた末端が真っ赤に染まる聡明な過去、たおやかな表情の裏で拡散される悪意が持ち込む教条主義的にいなす先には、たくさんの欠如を孕んでは、事実とは無垢なままに消費されることに持ち出される罪の意識を儀式的に消費する悪魔的な君たちを標本にして、額縁の中に折り畳まむ。その中には次元や時間などはなくなり、ただカサカサになる自己を塗り替える外からの影響などが、自身の空っぽになった心に

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いしずえ

回転する座標、氷河期から現れた黒い世界、鮮明なものすら見えにくくなり、失われた意味なんかを貪る幼稚な影、吐瀉する感染症の女の子、忘我を駆逐しては、甘酸っぱい記憶がカタルシスに至るまでの距離を切り取り、無知な君のノスタルジーに参加する機械的な気配に従属する幼稚な神の支配から逃れて、欠乏していく意識が肥大化させる緩慢な思いに継続される苦痛などは、ハレーションによって雲散霧消し、蓄積されたノイズを孕む無

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しわ寄せ

しあわせなんてものは、誰もつくれないし、誰がつくるわけでもないから、自らでつくりだす。悠々と時代や履歴を乗り越えて、安易な結末に懈怠する真理に躓きながら、うとましく現れる意味を瀰漫させる論理に結合する面影が軽薄な理想をかかげて、倦怠感を生み出す曖昧な今朝の進路や、そこかしこで自壊していくプログラミングされた余韻がインタラクティブに消費されていくだけの末尾に拘束される数式を解く数学的な神々、悔悟を謳

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