【メンバー紹介】甚野広行|ファイナンスの力でもっと世界を良くしたい。VCとFA 二役で歩み始めたキャリア
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【メンバー紹介】甚野広行|ファイナンスの力でもっと世界を良くしたい。VCとFA 二役で歩み始めたキャリア

マネーフォワードシンカ1番の若手メンバー甚野さんの紹介です!

バークレイズ証券から、HIRAC FUNDとマネーフォワードシンカの2社兼務でジョインした背景や、特殊な体験(?)から芽生えた「世界を良くしたい!」という人生の命題についてなど、お話を聞いてきました。

PROFILE

甚野 広行(じんの ひろゆき)
米国のリベラルアーツカレッジを卒業後、バークレイズ証券株式会社に入社。
投資銀行本部の金融法人部にて主に銀行、生命保険、損害保険業界のM&A及び資金調達のアドバイザリー業務に従事。クロスボーダー案件においてバリュエーション、デューデリジェンス、交渉・実行支援等に携わる。又、資金調達案件では国内初のマイナス利回り社債(カバードボンド)発行案件を担当。
2020年10月より、HIRAC FUNDにアナリスト、マネーフォワードシンカにシニアコンサルタントとしてジョイン。

どん底の成績からの一念発起。反骨精神で米国の大学に進学

ー 甚野さんは米国の大学を卒業してますね。もともと居住経験があったり、英語が得意だったりしたんでしょうか?

実はどちらも違って、海外で生活したことも無ければ、英語を含めて学校の成績もすごく悪かったです。

中学3年生の時には、始めて数ヶ月のエレキギターにのめり込んで「俺は高校には進学せず音楽で生きて行くんだ!」と言いだして、両親に「そんなに上手くもないのに冷静になりなさい!」と説得されて、渋々高校に進学するような問題児でした(笑)

転機は、高校1年の終わりに参加した、卒業生の先輩の講演会です。

その方は、米国の大学を卒業して世界銀行で働かれていたんですが、発展途上国への投資など、その仕事のスケールや社会的意義の大きさに衝撃を受けて「自分も世界を舞台に仕事をしたい!」と思ったんです。

そこから、米国の大学進学を目指して猛勉強をするようになりました。

当然、周りの友達や先生からは「甚野は勉強が好きでないし、特に英語なんて大の苦手なのに絶対無理だ」と言われてたんですが、僕はそういうことを言われると逆に燃えるたちで、「絶対に見返してやる!」と朝から晩までずっと勉強してました。

結果的に、1年間で英語も含めてぐんぐん成績が上がって、高校3年になる頃には、志望する大学に出願できるレベルになっていました。

そして次の課題が学費。米国の大学って、学費がすごく高いんです。僕の家はいわゆる一般家庭で他に兄弟もいたので、高額な学費で両親に負担をかけたくありませんでした。給付型の奨学金を獲得できないと進学は難しいと思ったので、さらに勉強して、学費の大半を免除してくれる形で合格をくれたリベラル・アーツ・カレッジに進学しました。

大学進学後も、学年主席になれば学費が全額免除されるのと、やるなら1番を目指したい性分なので必死で勉強したんですが、1、2年では取れなくて悔しい思いをしました。3年では学年代表をしたり、上海への留学などもありつつ、首席を取ることができて、本当に嬉しかったです。その頃には、英語力で米国内からきた学生にもハンデを感じることもなくなっていました。

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ー 努力と反骨精神で道を切り拓いていったんですね。そこから、新卒で外資系投資銀行を選んだ理由も聞かせてください。

理由は2つあって、1つは「スキルの汎用性」です。

同じ組織でずっと働くというよりも、将来的に転職したり、自分自身が起業する可能性も考えて、どこでも活かせる汎用性のあるスキルを身につけたいと考えていました。その中で、「ファイナンス」はどの企業の経営にも必要なスキルなので、それを身につけられる投資銀行を志望しました。

もう1つの理由が、「日本企業の海外進出に関われる」と考えたからです。
米国での暮らしで、日本の生活のしやすさや商品の質の高さなどを改めて感じた一方、その良さが海外に伝わりきれていないとも感じていました。日本企業と海外企業のクロスボーダーM&Aを支援することが日本企業の海外進出のきっかけになる、その手助けをしたいと思ったのも大きな理由です。

応募部署も「投資銀行部門」に絞って、面接の場でも自分でM&A戦略の資料を作成してプレゼンしたりしていました。

バークレイズ証券から内定をもらえた時は、これまでの努力が実ったようで、本当に嬉しかったです。「これからバリバリ活躍して世界を良くしていくんだ!」という思いに燃えていました。

「もっと世界を良くしたい」投資銀行からスタートアップへ

ー 実際に投資銀行で働き始めてみてどうでしたか?

仕事はとても面白かったです。

バークレイズでは毎年7月から8月にかけて1カ月間ほど、世界中の新卒社員がニューヨークにて研修を行うという慣習があります。NY研修中は超有名大学出身の同期に囲まれ、その中で切磋琢磨する日々は忘れられない思い出です。 

僕は主に銀行、生命保険、損害保険業界のM&Aや資金調達のアドバイザリー業務をしていたんですが、最初はハードワークについて行くのに必死という感じでした。

銀行や保険を担当するFinancial Industry Group (FIG) ではバーゼル規制やソルベンシーマージン比率など金融業界の様々な専門用語・規制を頭に叩き込む必要がありました。ただ暗記するだけだはなく「なぜその規制が導入されたのか?」「その数字が表す意味がなにか?」など本質的に物事を理解することを常に求められたことは今でも非常に良い経験となっています。徐々に仕事の醍醐味を味わうこともでき、やりがいを感じていました。

上司からの学びも多く、分析力や馬力をつけるという意味でも、新卒をバークレイズ証券でしごいてもらって良かったなと思います。

ー そこから約1年半勤めた後に転職されたんですね。これは何かきっかけがあったんでしょうか?

「スタートアップ業界」への興味が高まってきたことが最大の理由です。

少し話は前後してしまうんですが、実は僕、大学卒業間際に海難事故に遭ってICU(集中治療室)で生死の境をさまよった経験があるんです。

ー ここで突然の臨死体験談!?

海に遊びに行った時に、友人の一人が溺れてしまって。その友人を助けた直後に、自分が波にのみこまれてしまったんです(汗)

意識を失っていく中で、心の底から思ったのは「僕はまだ人生で何も残していない!このまま死ぬわけにはいかない!」ということ。

これは自分にとって大きな転機というか、人生の目的を強く意識するようになった出来事で、それ以来「『僕はこれだけ世界を良くしたんだ!』と胸をはって言い切れる人生を歩みたい」というのが、僕の価値基準になっています。

最初は自分の中の「世界を良くする」ということが何なのか、明確にイメージできていなかったのですが、30代で世界を変えるようなプロダクトやサービスを生み出しているスタートアップ起業家の方々を知って「これだ」と思いました。

このスピード感で世界にインパクトを与えたい、スタートアップに関わったり、実際にスタートアップで働きたいという気持ちが徐々に強くなっていきました。

一方で、実はバークレイズ証券自体は、日本を含むアジアの株式市場本部はすでに撤退していて、仕事でスタートアップと直接関わる機会はありませんでした。

このまま、アナリスト、アソシエイト、そして自分で案件を担えるヴァイスプレジデントになるのは早くても30代になってから。スタートアップ業界のスピードを思うと、投資銀行で経験を重ねるよりも、早い段階からスタートアップやVCに直接入った方が良いのではないかと考えるようになりました。

HIRAC FUNDとマネーフォワードシンカ。両社へのジョインを決めた理由

― そうだったんですね。そこからなぜHIRAC FUNDとマネーフォワードシンカを選ばれたんですか?

VCを中心に色んな方とお会いさせていただいたのですが、その中で紹介いただいたのが古橋さん(スマートキャンプ株式会社CEO、HIRAC FUND代表パートナー)した。

そこから、HIRAC FUNDのアナリスト選考の過程で、金坂さんから「甚野さんのバックグラウンドや今後のキャリアを考えると、HIRAC FUNDと一緒にマネーフォワードシンカでフィナンシャル・アドバイザリーをするのが良いんじゃないか」とご提案いただいたんです。

最初は、VCのみで考えていたので、兼務というお話に驚いたのですが、確かにその方がより多くのスタートアップと出会え、自分の仕事の幅も広がるのではないかと思いました。

お2人と初めてお話させていただいたのが、2020年7月、HIRAC FUNDがちょうど設立を発表した頃です。

当時は、今すぐの転職を考えていたわけではないのですが、設立したばかりのVCに参画できるチャンスは滅多にないですし、金坂さん、古橋さん、LPの錚々たる起業家の方々がいて、僕にとってはスタートアップ業界の光のような組織で、絶対にめちゃくちゃ学ぶことがあるぞ!と思い、オファーをいただいて即日で入社を決めました。

あらゆるステージのスタートアップと出会える多様性のある組織

ー 価値基準が明確だから、決断も行動も早いですね。実際に入社して4ヶ月程ですがどうですか?

めちゃくちゃ仕事が楽しいので、本当に入社して良かったです。

実際に入ってみて魅力に感じているのは、HIRAC FUNDではシード、マネーフォワードシンカではアーリーからレイタ―の企業がメインクライアントになるので、スタートアップの創業から上場前後まで全てのステージに関わることができるということです。

まだ4ヶ月ですが、様々なスタートアップ企業や、経営者の方と出会って、会社のミッションや解決したい課題、プロダクト作りをサポートできるというのは、本当にやりがいがあります。

そして、マネーフォワードグループはグループ間の垣根も無いので、マネーフォワードの経営企画に関われるチャンスもあるかもしれないと考えると、可能性の広さにワクワクしますね。

あとは、メンバーに様々なバックグラウンドの方がいて、その多様性にも驚きました。

投資銀行の場合は、ビジネス・ファイナンスに強みのある方が集まっているんですが、HIRAC FUNDやマネーフォワードシンカでは、広報、営業、採用、労務、技術研究など色々なバックグラウンドの方がいる。

そういった方々の発言を聞いているのだけでも勉強になるし楽しいし、スタートアップにはファイナンスだけでなくそういった多様な専門家の人たちのサポートが必要なんだと、改めて知ることもできました。

これは、マネーフォワードグループならではの強みだと感じています。

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ー 私たちも若くてエネルギーのある甚野さんが入ってきてくれて、今までの以上に組織に活気が出て、スピード感も上がった気がしています!

甚野さんのこれからの目標も教えてもらえますか?

まずHIRAC FUNDでは、担当させていただいている投資先企業様の、企業価値を上げるために汗水たらして動くのはもちろん、今年中に複数件自分でソーシングした案件に投資を実行したいと思っています。

マネーフォワードシンカでも、資本政策の面で、関わらせていただいているクライアント企業様にしっかり価値提供していきたいです。

僕のロールモデルは金坂さん。ファイナンスの知識を使って、社会を良くする企業の成長に貢献するというのは、正に僕のやりたいことで、金坂さんのようなCFO力を身につけたいですね!

それを金坂さんに言ったら「CFO力ってなんだ!」「僕もまだまだ学んでる最中だぞ!」って言われたんですが(笑)

さらに長期的な話だと、僕自身も一度はスタートアップの経営を経験したいです。

古橋さん、金坂さんは、経営に関する視座がとても高くて、自分自身が経営をプレイヤーとして経験されているからこそ、その領域に到達されたのかなと感じています。

自分自身が社会に良いインパクトを与えられる何かを生み出して、そしてまたHIRAC FUNDにパートナーとして戻ってきたり、マネーフォワードシンカのクライアントの助けになれたらと考えると、すごくワクワクしますね!

まずは、目の前のことからですが、世界を良くしていけるように僕自身がこれからも挑戦を続けていきたいと思います。

マネーフォワードシンカでは、一緒に働く仲間を募集中です。
興味を持っていただけた方は、是非お問い合わせください。

インタビュー・文/苞山美香

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