【入社エントリー】専業主婦からワーママとしてのキャリア再開、元経理パーソンがマネーフォワードで見つけた新たな挑戦
はじめまして。2022年5月からマネーフォワードのカスタマーサクセスとして働いている久保田です。
中堅・エンタープライズ企業を対象とした経理財務領域のお客さま向けにカスタマーサクセスを行うカスタマーリレーション本部に所属しています。(※2024年11月現在 Group Management Solution本部ビジネス戦略部兼務)
私は税理士事務所で約2年、半導体製造装置メーカーの経理として約8年間勤めたあと、子育てを期に子どもが6歳になるまで専業主婦をしていました。
元経理だった専業主婦が、なぜマネーフォワードでキャリアを再開したのか? 新たな領域でのチャレンジを子育てでワンオペしながら回していた時に実際どうだったのか? マネーフォワードで何を成し遂げたいのか?
入社から約2年半たった今改めて振り返るとともに、マミートラックを抜けて、自分が納得できるキャリアを楽しみつつ開かれたダイバーシティが整ったマネフォの魅力をお伝えしたく、noteを執筆しました。
この記事は以下のような方に向けて執筆しました。
皆さま、それぞれ興味のあるところから読んでいただけると幸いです。
絶対妥協したくない!理想の職場環境を求めて、ワーママが選んだ3つのポイント
何も制約なく、突然社会人としてのキャリアを再開するとしたら、何を重視しますか。人それぞれ注目する点は様々ですよね。
私は、子育てをしながら日々の生活が持続可能で、自分のリソース価値を今の自分のままでも最大化できるように、3つのポイントに絞り込んで転職活動をしました。
具体的にどのようなポイントに絞り込んで活動したのか、1つずつ深堀していきます。
まず1つ目のポイントは、以下になります。
1.経理のバックグラウンドを活かす
私の場合、子育て前は約10年ほど会計知識を活かすキャリアを築いてきました。税理士事務所に勤めていた頃は中小企業領域の一連の会計・税務を経験し、半導体製造装置メーカーではエンプラ上場企業における経理として財務から管理会計まで幅広く経験しました。そのため、経理としての幅広い分野の知識・経験・スキルを活かしたほうが、社会復帰する際に自分の強みになることは、転職活動の当初より自覚していました。
スキルを活かすだけであれば、経理職に戻るのが最も簡単だったと思います。でも、心の底では新しいチャレンジを求めていました。
また新しいチャレンジをするとなると、ワンオペ子育て中だと母子共にかなり負担が重くなると思っていたので、チャレンジはするけど自分の知識との親和性が高い業界が理想的でした。
そこで出会ったマネーフォワードは、自分の知見が活かせる経理財務領域のソフトウェアベンダーであり、まさに、新しいチャレンジができる最適な環境でした。
2.子育てとキャリアの両立を実現する環境
2つ目のポイントは上記になります。
転職時、どうしても譲れない条件だったのが、リモートワークや時短勤務などフレキシブルな働き方ができる環境でした。転職活動当時の2022年はまだコロナ渦の渦中であり、夫の単身赴任も重なっていたので、緊急事態宣言が出てもワンオペでも対応できるリモートワークメインで働けないとキャリアの継続ができないのは明確でした。
フレックスタイム制でリモートワークであることで、家事育児の時間を確保し、子どもが就寝した後に積み残したタスクも対応ができる働き方が理想でした。
マネーフォワードではフレックスタイム制を導入しているので、働くママやパパ世代も多く、皆さんそれぞれのご家庭の事情を加味したフレキシブルな働き方をすることが可能です。
3.自分らしさを大切にできる職場
最後の3つ目は、上記のポイントです。
自己成長実感が継続的にできるのかどうかという点も、自分のライフタイムを使う仕事だからこそ求めたいものでした。
子どもがいるから仕事で過剰な配慮をされると、ありがたい半面、日々の充足感が減ってきてしまいます。人に対しても、会社に対しても、今できる最大限の貢献をしていきたい。短期的にも長期的にも貢献できている自己効力感を持つことができそうかを見極めて、自分らしく楽しみながら仕事の成果をアウトプットできる環境かどうかも重要な要素でした。
また、子育てをしながらのリスキリングは生活の中での時間捻出がしにくく負荷が高いので、すでに保有している知識を活かしながら、当面はリカレント教育で対応できるフィールドかどうかも重要視していました。
5歳の子どもの成長を実感!仕事復帰を考えた転換期
私がキャリアを中断した時間は約6年と正直長めかもしれませんが、今ふり返っても後悔は全くしていません。子どもが0歳から6歳までの間ずっと専業主婦だったので、乳児・幼児のころは子どもの育児に専念して、何をするにも可愛い時期に一緒の時間を共有し、楽しい時間を過ごすことができました。子どもが成長した今は、仕事と両立しながら、別次元での可愛い豊かで充実した時間を一緒に過ごすことができています。
実は、長くキャリアを中断したのは戦略的な計画で、私の場合、すぐに仕事復帰するほど器用じゃない自己認識があったのと、経理という職業柄、0円まで残高をきっちりあわせる事を習慣にしてしまっているため、プライベートでも仕事でも完璧主義的なものを求めてしまい、良い循環にはならないだろうと考えていました。そのため、社会人になりたての頃から、子どもが小さい間はキャリアはお休みすることを決めていました。そのため、20代では思いっきり仕事して、いつかブランクができても仕事に復帰しやすくするための実績を作っておこうという意識で働いていました。
子どもが5歳になった時、ある日突然私が高熱を出したので、子どもがひとりでお風呂に入ったことがありました。それまで一度もそのような事がなく、当時は就寝時にもハグして寝ないとすぐ起きてしまうくらいだったのに、人に対して貢献感を感じる機会があれば進んでチャレンジする姿を目の当たりにしました。
子どもの成長を実感すると共に、〇〇ちゃんのママという名前で呼ばれる役割がだんだん終わっていく際にどのような人生を歩んでいきたいか、自分のキャリア再開についても目を向ける事ができるようになりました。
新たな挑戦への決意:経理からカスタマーサクセスへ
子どもが成長したなという5歳半をすぎた頃、本格的な仕事探しをはじめました。ですが、経理職としての求人を探す中で、なかなか自分の中で心が踊る求人情報を見つけることができませんでした。
それは、網羅的な会計知識を理解しているので、ある一定の知識面の成長はありますが、将来的に飛躍的な成長実感はなく、見通しの立つレベル、そして会計知識を利用してのルーティンワークがメインであることが見えていたからです。
また子育てしながら上場企業経理に戻った場合、期日内開示のため、定常的に深夜残業が発生してしまうステータスにも戻れないなと思っていました。
もちろん、クラウド型の会計ソフトを利用した経理職も増えているので、外せないポイントである経理のバックグランドを活かすこと、フレキシブルな働き方は網羅できるのですが、働く中での強烈な自己成長実感がある環境の求人はなかなか見つかりませんでした。
そんな中、エージェントに勧められたのがマネーフォワードのカスタマーサクセス職です。
2022年転職活動当時は、マネーフォワードが個人事業主・中小企業向けの会計ソフトを開発提供していることは認識していましたが、バックオフィス向けSaaSとして、またERPとしての会計領域ソフトも開発していて、自分のキャリアが活かせるなんて想像もしていませんでした。
カスタマーサクセスの求人票・会社案内、統合報告書などを見ると、これこそ自分の求めていた理想的で刺激的なキャリアが再度歩めるかもと心が踊りました。
新たな挑戦から2年経った今、当時の自分のキャリアへの意思決意はどうだったのか
マネーフォワードのカスタマーサクセスは、日々多くのお客さまと対峙し、1社1社、お一人おひとりの課題解決に向けて、ベストプラクティスを提案し続ける魅力的な仕事です。長年経理の現場にいたからこそ心から理想的だと思える経理プロセスを、『マネーフォワード クラウド』と共にお客さまにお伝えし、たくさんの方に喜んでいただいています。
転職活動当時を振り返ると、あの時経理職に戻らずに、経理知識を活かして自分の成長嗜好性と成長したという実感の兼ね備えたカスタマーサクセスになって良かったと心から思っています。
最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
カスタマーリレーション本部では一緒に会計領域の最前線に立ち、お客さまをサポートしてくれる仲間を全方位的に募集しています!カスタマーリレーション本部に興味を持っていただけた方はコンタクトを取っていただけると嬉しいです!