24時間大喜利フェスの裏側で、撮影スタッフは何を見ていたか

24時間大喜利フェスについて自分が語れることは少ないです。
なにせ本来ならば田野20人組手のスタッフをするだけ、そのついでにエンディングもちょろっと手を貸しますよ……くらいの立ち位置だったのですから。
しかししばらくして深夜枠にスタッフとして参加することが決まり、続いて開幕イベントの「荒城の月」への出演が決まり、24時間池袋への常駐が確定したところで、正式に運営スタッフのLINEグループに招待されたのが開催1日前。
そして肝心の24時間大喜利フェスの当日中はずっとカメラに張り付いて、パソコンで編集して、とほとんどの時間を控え室で過ごしていました。
受付も手伝わずステージ転換も手伝わず、お前は何をしていたんだ状態だったんですが、はい動画を編集していました。
そんなスタッフなんですけれど、書くことなんて何にもないんですけれど、それでも日記として何かを書いておくことが何かにつながればいいかなと思いましてキーボードを叩いております。

当日は11時に起きました。
できるだけ長く寝貯めをしようとしたのですが、11時になったところで完全に目が冴えてしまったので布団から出ました。
お昼ご飯は無駄に牛タン定食とか食べました。喜助のやつ。

事前にスタッフで集合して事前打ち合わせとかいろいろあったのですが、そこは書いても仕方ないので割愛。
開場は17時45分。そして開演は18時。
田野さんと我々スタッフの、24時間にわたる祭りがいよいよ始まりました。

オープニングは絶対に撮影しなければならないな、と思い客席でスタンバイしていました。
しかしながら24時間大喜利フェス全体の開場直後であったため通路で撮影するのは憚られ、どうしたものかと悩んだ末、最前列のベンチの端っこで控えていたデリトマさんの隣に腰を据えカメラを構えることとなりました。
全体の流れは全く聞いていなかったので、オープニングで何をやるのかは私は知りませんでした。
……と思っていたら薄暗い舞台の上に1人現れた謹製さんが、バイオリン片手におもむろに「荒城の月」を奏で始め……そのままゆっくりと暗転。
続いて24時間ランナーの田野さんが登場し、前24時間ランナーのまるおさんからお題をもらっての「始答式」からイベントが始まります。
この時のウケはややウケくらいで田野さんも苦笑気味だったんですが、エンディングでこの時撮影したものを流したらウケていたので、田野さんが「ほらウケてる」と嬉しそうに言ってました。

最初のイベントは田野さん主催イベントの「荒城の月」。
私自身「荒城の月」に出演するのは第1回以来でして、その第1回の時はあまりウケ的にはライブに貢献できていたとは言いがたく(滑らなかった、くらいの感じだった)、今回こそは声をかけてくれた田野さんの想いに応えたいという気持ちもあったりしました。
とはいえ「荒城の月」に誘われたの自体が開催の10日ほど前のことで、24時間大喜利フェスそのもののスタッフ登用されているということもてつだって、自分でも驚くほど緊張はしていませんでした。
Aブロックを撮影したのち、Bブロックには大喜利回答者側としてステージに立ちました。
「街ブラロケの要らないだろと思ったシーン」というお題で、モヤさまのショウ君の声マネをしながら「三村さんがインドカレー屋さんに入るみたいですね。大竹さんがインドカレー屋さんに入るみたいですね。プロデューサーの武田さんがインドカレー屋さんに入るみたいですね。音響の深沢さんがインドカレー屋さんに入るみたいですね」と答えたらめっちゃウケたので、やっと荒城の月で爆笑とれた〜、とホッとしました。
控え室ではてんぱいらっしゅのお二人(犬飼和真さん、みちてさん)と久々の対面だったためご挨拶させていただきました。
爆速で埋まってしまって申し訳なかったですが、EOTも気にかけていただいていたみたいで、本当にありがとうございました。
あと、ワールドスリーさんとこの日の前日に公開されたばかりの映画「HELLO WORLD」の話をしました。
脚本の野崎まどさんが好きで、キャラクターデザインの堀口悠紀子さんが好きで、先行で発売されていた小説版を読んで絶対おもしろいやつじゃんと思ってた作品だったので、自分は公開初日に観に行った映画だったんですけれど、期待通りというかなんなら期待以上のクオリティでドカンとぶん殴ってくるようなすげー作品で、マジでおもしろかったんです。主人公かっこよくてヒロインかわいくてサブキャラもかわいくてサブキャラもかっこいいって、そんでストーリーもおもしろいんだからすごいですよね。
ただどうしてもSF作品としては避けて通れない解釈の難しさとかもあって、というか公開初日にしてネットでは既に賛否両論で「これみんなにも観て欲しいけど勧めるの難しいな〜」と思ってた矢先に、ワールドスリーさんの方から声をかけてくれたのでマジで嬉しかったですね。好きな作品の話ができる時間は 、1秒でも長くあった方がいいので。
……とまあ放っておいたらずっと「HELLO WORLD」のこととか喋ってそうだったんですが、そうしているうちに企画の方の出番が来たので話もそこそこに再び舞台へ。
自分が出たのは「荒城の月」のスポンサーについてくれた企業に媚びる回答をする企画大喜利でした。
自分としてもそれなりのウケをもらえる回答は出していたんですが、ぺるともさんが終始楽しそうだったし、ネイノーさんが要素かっさらいまくってめちゃくちゃウケててすごかったです。
企画の2本目のほうは、撮影で入っていました。
1枚の画像を元に(今回は浮世絵みたいな画像)、それをジャケットにしたCDアルバムを作ろう、みたいな企画だったんですけど……これめちゃくちゃおもしろかったですね。
途中からなぜかCDアルバムだって言ってるのに医龍のサントラになってしまったりとか、収録曲がどれもこれもめちゃくちゃおもしろくて、「君のカルテに僕の名前は載ってない」が曲名としてそれっぽい上に『載ってない方がいいだろ! カルテなんだから!』とMCからめちゃくちゃツッコまれてておもしろかったし、「オブラディ・オブラダ」入ってるの意味わからないし、ずっと医龍サントラという体で来てたのにクライマックスで急に「着物芸者」って浮世絵っぽいジャケットを回収し始めたのもおもしろすぎましたね。
撮影入っていた都合でこの企画のパートはまるまる動画が残っているので、今度個人的に田野さんにあげようと思います。
そして「荒城の月」のエンディングでは再び舞台へ。各自告知がある方は一言ずつ告知していってたんですが、自分もEOTの告知をしようとして「一応タイムスケジュールあるからな」と思って早めに終わらせようと焦って「出場枠は10分で埋まってしまったんですが……」と言おうとして「出場枠は10秒で埋まってしまったんですが……」と言い間違えてめちゃくちゃ盛りすぎたみたいな感じになってしまってすみませんでした。
いよいよもう来週末の日曜日ですよ。はっやいですね。落ち着く暇もありません。

続いて「車海老のダンスの時間」。
こちらもオープニングと最初の企画だけ撮影で入っていました。
最初の企画は根本さんが下ネタ回答や不謹慎回答が苦手だということで、大喜利で出た回答をPTAに扮した根本さんが添削する……という企画内容でした。
大喜利もおもしろいし進行する根本さんがめちゃくちゃおもしろいという……まさしく車海老のダンスの時間、でした。タイトルに偽りなしです。
……そして撮影を途中で切り上げてロビーの方へと出ていったら、権藤さんが差し入れを持ってきてくれてました。
どうやら都合により観覧はせずに差し入れだけ……という感じだったみたいなんですが、意外にもこの時に持ってきた差し入れ(ミスタードーナツのハロウィンセット)がのちにこのライブ中で何度も舞台に上がることになろうとは、この時はまだ誰も思っていなかったのです。
控え室に戻ったら、控え室には誰もいなくなっていて「そうか! 演者が全員舞台に行く場合は、控え室はもぬけの殻になるんだな!」と当たり前のことに気づき、これ幸いとさっそくパソコンに撮影データを取り込んで動画編集に取り掛かりました。
動画のBGMやエンドロール、構成自体はとっくに作ってあったため、あとは当日撮った動画をその場で切り貼りするだけだったんですけど、とにかく早めにやっておかないと作業が終わるか不安すぎる……ということで、もうこの時間からバリバリ編集作業に突入です。

そうこうしているうちに、次の「大喜リーマン」の演者がパラパラと控え室にやってきました。
「大喜リーマン」はオープニングと、AブロックBブロック2部制だったためそれぞれの通常大喜利パートの1問目だけ撮りました。
あとはずっと編集のために引っ込んでいたんですが……ちょうど控え室でPC画面を見ていた頃、会場の方からはごっちゃんさんと田野さんが答える度にドカドカウケまくってるすげー時間がありました(企画内容的には、他のメンバーが回答を考えて、それを各チームの代表として田野さんとごっちゃんさんに回答させる、みたいな感じ……かな?)。
マジで控え室に漏れ聞こえてくる声だけでおもしろいし、この日トップクラスの爆笑が何度も何度も聞こえてくるのを耳にしながら「ああー、ここ撮っとけばよかったなー」と悔やんだりもしました。というか単純に見ておきたかったですね……。
あとこの時くらいにFANさんにエンドロールの文字の表示の具合とかを見てもらって、「もっと枠の色ハッキリした方が見やすいんじゃないですか?」とアドバイスもらったりとかしてました。もう完全に作業を隠す気がない。
あとこの企画が終わるくらいのタイミングでちょうどキングオブコントの優勝者も決まった感じだったため、私は「一応……」と思ってツイッターのTLをあまり見ないようにしていました。

そして「3card」。
始まる前くらいにヨリミツさんが控え室に来てたので、軽く駄弁ってました。虎猫さんと一緒になって「ヨリミツ、かましてこいよ!」「好きにやってきてください」と適当なことを言っていたような気がします。
ここはオープニングから3題(3組でローテーションしていたので、全組が出題するまで)撮ってました。
椙田さんが「席替えターイム!」とか言い出したのがおもしろかったです。

「大喜利メランコリー会」。
企画内容をマジで一切知らなかったので、控え室にいた菅原パスタさんに聞いてみたところ、最初の企画は「控え室」と「舞台」が入れ替わる企画……とのこと。
何それ絶対おもしろいじゃないですか。
前の企画「3card」がちょうど各チーム2周したところでキリよく終了し10分ほど巻いていたため、慌ててメランコリー会側の出場者を舞台の方へ押し出しました。
そうして開始時間を待っていると、深夜枠のためにレッドブルつばささんが控え室に訪れました。
レッドブルさんに「すみません、今からこの控え室は舞台になってしまうので……あ、良ければ舞台の方が控え室になるんで、そっちの方行ってみますか?」と提案してみたところ、案外とノリノリになってくれて舞台の方へと向かってくれました。
メランコリーの開演が迫ってくる中で、タバコを吸っていたらしい田野さんもようやく控え室に姿を現したため、「田野さん! もうみんな控え室の方行ってますよ!」と行って舞台の方へ送り出したら、田野さんは「は?」みたいな顔をしていました(田野さんのnote読んだら、企画内容知らなかったみたいですね)。
さて、撮影の方はどうしようかと迷った挙句「舞台は控え室のほうなんだから、カメラも控え室の方にいよう」ということで、控え室の方にスタンバイして演者の方々をお出迎えしました。
お客さん達から見えないのを言いことに蛇口捻流くんは見えない「こういう」ボケをかましまくる一方で、警備員さんはちゃんと絵回答をしっかり描き上げた上でボケてました。全部見えてないで、演者だけでバカ受けしてました。
ポケモンのサトシが鬱みたいになってる画像お題、すごくなかったですか? FANさんよくあの画像拾ってきたな……探しても全然見つからなかったです。
一方で舞台の方はどうなっているのかなと思って見てみれば、たった1人だけ残されたレッドブルさんがずっとぼんやりと椅子に座ったりスマホをいじったりして休んでいました。
一応GEKIBAの舞台と控え室は音が筒抜けに近い状態なので、レッドブルさんも舞台(控え室)でペンが足りないとかトラブってる様子が聞こえてきたりすると、「大丈夫ですか?」と持ってきてくれたりなどのアドリブをしてくれたり。
舞台(控え室)でラパスさんの回答がウケているのを聞いて、「ラパス……?」とつぶやいてスマホをいじり、「あ、フォローされている」と言ってたのマジで控え室の言動そのものにしか見えなくてめちゃくちゃおもしろかったです。
たまたま居合わせただけで急に控え室(舞台)に置き去りにされたレッドブルさんでしたが、控え室の様子を自撮りを撮ってたりとか(あとでツイッター見たら本当にあげてた)本当にいろんなことをしていてくれてて、盛り上がりの大きな一因になってくれてたと思います。本当にすごい対応力でした。
その後舞台(控え室)組で痺れを切らしてしまった田野さんや菅原さんが控え室(舞台)に殴り込み、いよいよてんやわんや。
菅原さんが大喜利中にいきなり「ちょっとトイレ行ってきていいですか?」と言い出して、FANさんに「いや、……ダメでしょ」と正しくツッコまれてたのもおもしろかったですね。あとは、権藤さんからの差し入れのドーナツの箱を控え室(舞台)に持ってってレッドブルさんに差し入れたり、これはもうなんなんだ? 大喜利会か本当に?
……というわけで慌ただしい時間が過ぎたところで、ようやく舞台と控え室が元の状態に戻りました。
そのあとのLINEを使った企画の方もおもしろそうだったしめちゃくちゃウケてるのは聞こえてきたのですが、さすがに休息と編集作業を優先して自分も控え室に引っ込みました。
ちなみにこの時、控え室にあったドーナツ(ヘオンキさんからもいただいていたので、ドーナツだけで15個くらいあった)をかなりたくさん食べました。
慌ただしい中でちゃんと食事を取れる性格ではないため、ああいう甘いお菓子で手早く美味しくカロリーが摂れるのはマジでありがたかったです。単純にドーナツ好きだし。ドーナツ差し入れてくださった方々、本当にありがとうございました。

「金曜大喜利会とまこやす杯の深夜枠」は自分がPC操作を行うことになっていたため、ここからは朝まで裏方で出ずっぱりでした。
「ファイブボンバー」の企画では流す予定だったBGMがうまく流れず、進行を少しばかり遅らせてしまったのは本当に申し訳なかったです。
大食い企画ではうまい棒を貪り食いながら大喜利をするメンバーの絵面が絶対おもしろいだろうと思って、こっそりカメラも回していました。
消えた毛玉のぬしさんを探すロケ動画のオチ、マジでどうやって撮影するに至ったんだあれ……。
モノボケのコーナーでは控え室にあるものを小道具として舞台に持ってきて各自がボケを披露していたのですが、ここでも権藤さんの差し入れのミスドの箱が舞台上に持ち込まれていました。活躍しすぎぃ。
「戦」のプログラムを借用して行った企画も盛り上がり、よかったです。
自分が音響面やプログラム面で失敗して進行が滞ってしまった際に、「流人ちゃ〜んいいのよぉ〜」とフォローしてくださった優しいオカマ(大久保八億さん)本当にありがとうございました。

早朝の「ハーフタイムショー」。
PC操作スタッフから休む間も無く、今度は再び撮影スタッフへ。
これまでの動画撮影はだいたい取れ高分が撮影できたらさっさと撤退していたんですが、「ハーフタイムショーは絶対おもしろいから、全部撮りましょう」ということになっていたので、1時間ずっとカメラをまわしていました。
PC操作を菅原パスタさんに交代し(もうすでに髪をバッチリかためて菅原KONTAさんになってた)、急いで舞台正面にカメラをセッティング。
かねきさいりさんらが「サイリウム振ってもいいですか?」と尋ねてきたので「OKです!」と許可を出したら(一応、ショーの企画だからなと思って田野さんとかにも事前に聞いてOKと言われていた)、曲に合わせていろんな色のサイリウム振ってくれていてありがたかったですね。
甲本ユカスさんは歌い出しをいきなり間違えるわ、ステージ狭しと暴れまわるわのやりたい放題でした。いや、あれ甲本ユカスさんじゃなくてオフィユカスさんでしょ。京都から帰ってきたばかりのオフィユカスさんだったでしょ。
菅原KONTA&デリシャス杏子さんは2人のルックスの完成度からもう笑いが起こっていたし、この企画にかける本気度が伝わってきてとても良かったです。
点眼ラボラトリーは事前にこの日のためのネタの調整に付き合ったりしていて、ばらけつさんを交えて4人でああでもないこうでもないと調整をした末に仕上がった漫才だったので、見ていて「ウケてよかったね!」と思っていました。カスミのポーズおもしろいだろ。
蛇口捻流くんは普通に顔だしたあとのジャグリングがうまくて笑ってしまいました。
田野渕剛さんは……スポドリ飲みだしたのはおもしろかったですよ!
そしてイベント直前に話題となって急遽登場となった崎山大掃除さん。出演するとなったときに、このためだけに崎山蒼志さんの動画を見て勉強していたんですが(知らなかったんだけど、どうやら有名な人だったらしい)おもしろかったですね……。崎山だし、大掃除でした。

「早朝超加点大喜利」。
スタッフたちは疲れが見えてくる中でして、特に流人デリトマ菅原パスタは深夜から早朝にかけての仕事が忙しく特に疲弊が目立っていました。
そんなわけで我々は客席で見ている余裕があんまり無くて、ほとんど控え室で休みつつの出場となっていました。
自分はAブロックでいきなりの出番でした。
そういえば出場名がいつもの「星野流人」ではなく「鵠」でしたね。これには特に明確な理由は無いのですが、敢えて説明をするならば、早朝というテンション高く望めない可能性がある大会だったため自分の中でどちらかというとテンションが低い方の人格である「鵠」の方のハンドルネームを使わせてもらった……ということなんですけど、まあわからないと思いますので気分ということにさせてください。
大喜利の出来としては「まあまあ良い」くらいだったのですが、平均点を高めに点数を取ることができたのか、なんとか予選1回戦を突破しました。
上半分が燃えている新聞紙を読んでいる男性の画像お題に、「おーおー、マスゴミの作ったものが燃えてるな! 燃え尽きても叩くぞ俺は!」と答えたりしていました。
自分は点数や途中経過を見てしまうと焦りが出てしまうタイプなので、得点経過は一切見ずにずっとお題だけを見ていました。
横で手すりさんがウケてるな、くらいの感じでしたが、なんとか2位に滑り込めて良かったです。
その後の1回戦の残りの試合と敗者復活戦は、控え室でハーフタイムショーの動画をまとめながら過ごしていました。
時々聞こえてくる会場からのボケとかがめちゃくちゃおもしろくて、編集作業をしながら何度も舞台袖に見に行って「おもしれーなー」と思ったりしてました(なら客席に行って見てろよという話ですが、案外控え室からでも楽しかったです)。
予選で負けたあとのヨシダin the sunさんが控え室の方でめちゃくちゃヘコんでたんですが、敗者復活戦で100点を3回叩き出して勝ち抜けてて「すげー」ってなったりしました。
せんだいさんと羊狩りさんとヨシダさんがかなり競ってる敗者復活戦とか、あれすごかったですね。
準決勝では自分はやってる最中に「あ、これは得点を見るまでも無く負けているのがわかるやつ」と思って諦めてしまうくらいにはあんまり良くなかったです。
ただ最後の最後、「アクティブなおばさん」のお題の最後の1答、『「こんなおばさんでいいの?」……「こんなおばさんでいいの?」……「こんなおばさんでいいの?」 いくらループしても「はい」って言わせるわよ』はめちゃくちゃウケて100点だったし、隣の席だった冬の鬼さんが笑いながら拍手してくれてたのも嬉しかったです。
そして控え室でだべっていた仲間の菅原パスタさんは通過していた。ほげー。
決勝戦は通しで動画を撮っていました。扱いは考えていませんが、一応編集だけはして、田野さんに渡しておこうかなと思っています。
決勝戦はラストの「たった今この会場で永い眠りから覚めた武士『◯◯◯』」のお題、大喜利プレイヤーをいじる回答が飛び交ったかと思えばハッと『大喜利』を感じさせる回答で斬られたりと、本当に面白かったし決勝戦らしい大喜利が見られたと思いました。
そんな中での優勝が菅原パスタさん。初優勝ということで喜びもひとしおでしょう。本当におめでとうございます。自分としても、同じ24時間大喜利フェスの裏方担当として、控え室で駄弁っていた仲間から優勝が出たのは本当に嬉しかったです。
いや、これに限ったことで無く、マジでデビューしたてくらいの頃から、ずっと気にかけてたからな……続けていれば、24時間大喜利やるイベントのスタッフもやるし、優勝もする。改めておめでとうございますでした。おもしろかったです。
あとその重そうなサックスどうにかしろ。(8000円したし音も出ないらしい)

「冬の鬼企画『テトテト』」。
早朝超加点が終わって控え室に戻ってきたら、ばらけつさんが来ていて安心してしまった。よくわかんないけど、安心したんだよな。
深夜枠からハーフタイム、早朝超加点と長期間に渡って動画編集から離れていたので、『テトテト』はオープニングと最初の1問だけ撮って控え室に引っ込んでいました。
そして久方ぶりのスタッフの空き時間ができたため、スタッフメンバーが手を振っている映像を全員分撮影。これはエンディングの最初の方に小さく流れるやつなんですが、虎猫さんがgif動画みたいなコミカルなピースをしてくれていました。
本当は菅原パスタさんの分も撮ってたんだけど、優勝してウオーッ!ってなってる場面もあるので、バランスを考えて、エンディングでは田野さんの方を採用しました。体裁的には24時間常駐した4人、てなところでしょうか。田野さんだけピースしてないけど、個別で撮る時間が無かったので。
控え室には続々と「新月」の出演者であるフレッシュなメンバーが集まってきていました。
そんな若手たちがキャッキャ集まっている中で、私は甲本ユカスが暴れ狂うシーンのどこを切り取ってエンディングに載せようか悩んでいました。
私と彼ら、同じ大喜利をしているはずなのに、どうしてここまで立場が離れてしまっているのでしょうか……?
新月メンバーとはあんまり話せなかったけれど(ギャルさんを筆頭に緊張していた人は多かったけど、若手メンバー同士で緊張をほぐしあっているみたいだったので別に俺が出て行かんでも大丈夫そうだなと思った)、ジョンソンともゆきさんとは少し話をしました。元気な顔が見られてよかったです。

そして荒城の月スピンオフ「新月」のパートへと突入しました。
私はもう客席でカメラを回す体力も精神力も残ってなかったため、ばらけつさんに撮影を代わってもらって撮ってきてもらってました。
控え室にいても会場がバカスカウケまくっているのは聞こえてきていて、「新月」パワーやべえな、と思いました。
そして私はばらけつさんに留守番をお願いして一度外に飲み物を買いに行って、ファミチキとグミだけ買って帰ってきて「俺は飲み物を買いに行ったんだった……」ともう一度ミネラルウォーターを買いに自販機に行くというムーヴをしたりしていました。この時点でだいぶやられている。

「大喜利千景」。
これまでは知り合いだとか学生芸人さんだとかが控え室に入ってくることが多い中で、ここは普通に知ってる芸人さんとかが入ってきてて「うわー、赤もみじの村田さんいるじゃん」「うわー、サツマカワRPGさんいるじゃん」とか思ってました。不思議なもんで……。
千景のオープニングの挨拶と最初のブロックの大喜利をばらけつさんに撮ってきてもらったところで、「よし、これでいきましょう!!!!」と編集作業を終了。
最後のカットは田野さんで締めたかったのですが千景の最初のブロックは田野さんが出演していなかったため、急遽「控え室で無の表情で放心している田野」のカットをその場で撮影してエンディングの最後に付け足しました。
控え室で休んでいたら「このあとは、田野20人組手ー!」と大合唱が聞こえてきて、「一体何やってるんだ?」と思ったりしました(田野20人組手を宣伝するお題をやってたっぽい?)。
あとこの待機時間中に、歌姫庭園から直行してくださったひらはらさんから、お遣いをお願いしていたノーティギャルズのトートバッグを受け取りました。
向井拓海と藤本里奈のユニットのプリントされた同人トートバッグで、かなり材質も強い感じみたいなので、今から何を入れてどこに持って行こうかかなり楽しみです。ライブにサイリウム入れてこうか?

そしてトリを飾るは「田野20人組手」。
運営側が用意した刺客はレッドブルつばささん、冬の鬼さん、寺田寛明さん、かさのばさん、MAさん、でした。
本当は4人だったんですが、MAさんが急遽帰ってきたので、急遽刺客に加えました。
オープニングは着手自体が早めだったこともあってわりかし早めに完成してたんですけど(8月末くらい)、MAさんが帰ってきたことで2週間前にちょっとだけ手直しをしました。
あと、オープニングは椅子に被っててちょっとみづらかったですね。申し訳ないです。
一応刺客メンバーに対するコメントみたいなのが書いてあったので、ここにも載せておきます。
・レッドブルつばさ(アイコンはanan)
「デレマス大喜利」にて森久保乃々を憑依させるも抜けなくなり私生活に支障
・冬の鬼(アイコンはアロハ)
昨年8月に「冬の鬼30人組手」を開催。田野は抽選漏れし対戦できず
・寺田寛明(アイコンは「月が綺麗ですね」)
「大喜利千景」主催。ネタする時も大喜利ライブ主催時も持ち運ぶ荷物が多い
・かさのば(アイコンはもやし)
「戦」や「3on3」にて田野と共闘。盟友にして最高の好敵手
・MA(アイコンは小野田寛郎)
1年4ヶ月に渡り失踪していたが、2週間前に生還。復帰直後のMA組手は10勝9敗
組手に関しては「冬の鬼30人組手」「ぺるとも30人組手」と同様に動画にして公開いたしますので、お楽しみに。
ただし申し訳ないことに私はこの時点でかなり疲労困憊していたらしく、カメラを回しながら睡魔に耐えきれずうたた寝をしてしまっていました。
なので、うまく回答が撮影できていないかもしれないので、それは本当に申し訳ないです。私の不徳の致すところであります。
組手としては、ワールドスリーさんの百合が素晴らしかった、ということだけ。
今回は珍しく自分もお題提供に絡んでいたのですが、試合に1問、エキシビションに3問出題してもらいました。
「司会者の虎猫さんはNHK受信料が未払いです。集金人になって取り立ててください」というお題をエキシビションで出したところ、これが大盛り上がりで嬉しかったですね。
本来控え室で休んでいるはずの田野さんまでもがいつの間にか舞台に出てきていて、一緒に大喜利していたのは出題者冥利に尽きました。

そんなわけで、エンディング。
20人組手のエキシビションの最後の1問が終わった時点で田野さんが「いま、何時ですか?」と聞いたところ、その時点で18時を少し過ぎたところ。
田野さんは24時間大喜利フェスを無事に完走、会場は拍手に包まれました。
ここで運営スタッフのみなさんが田野さんに呼ばれて舞台上に上がることになったのですが、客席最後尾でカメラに張り付いていた私は、物のついでとばかりに客席にいた菅原パスタさんも引き連れて舞台に上がりました。
音響スタッフやってくれていたし、早朝超加点も優勝したし、このくらいの晴れ舞台はあってもいいんじゃないかなと思いまして。裏でも「もうスタッフみたいなもんでしょ」と話したりしていたので。
エンディングは控え室に入ってた人たちはもうすでに見ていた方も多かったとは思うのですが(それでも音声版は誰も見てなかったはず)、みなさん驚いてもらえましたでしょうか?
現在進行形でやっている最中のイベントを撮影して、その場で編集して繋いで音楽載せてエンディングに流す……というのは、一度やってみたかったことでした。
最初に田野さんの方から「田野20人組手を24時間大喜利フェスでやってほしい」と大喜利企画ROSEにお話が来て、その際に「あれだったらエンディングも作りますよ?」と声をかけたのが全ての始まりでした。
最初はデジカメで撮影した写真だけが流れる感じが現実的かな……と考えていた私でしたが、スタッフとして24時間の常駐が確定的となった数日前から「これはもう、動画でやるしかない」と思いを固めまして。
田野さんからも「動画については流人さんに一任します」と言われていたので、自分で撮って編集して繋げて載せて……で、なんとか形になりました。
自分だけの協力ではあり得ず、まず田野さんの主催やデリトマさん虎猫さんのスタッフのサポートがあってイベントが無事に進行できたからこそ、そして出演者の皆様が盛り上げてくださったからこそ、その思い出が動画として蘇ることに価値があると思います。
本当にみなさんありがとうございました。何かしら心の琴線に触れるものがありましたならば、幸いです。
(まあ、24時間いた人間でないと、流れたシーンの全てを理解することができない、ハードモードなエンディングではあったかと思いますが……)

改めまして田野さんお疲れ様でした。
今年の24時間大喜利フェスは田野さん無くしては存在し得ないイベントだったと思いますので、本当にお疲れ様です。
開催前日も開催中も閉会直後もそれぞれ別件で厳しい言葉をぶつけてしまったのは本当に申し訳なかったですが……24時間完走しイベントを成立させたのは素晴らしいことだと思います。
もしもまた何か機会があれば、また誘ってくだされば嬉しいです。その時は……今度はこちらももっと色々と手を回して、充実したサポートをできればと思います。
虎猫さんデリトマさんも24時間お疲れ様でした。無事に完走し終えて本当にホッとしております。虎猫さんは早朝超加点で決勝戦に進出し、デリトマさんはハーフタイムショーで大暴れ。スタッフだけでなく演者としても見事に盛り上げていて、撮影しながら本当に素晴らしいと思いました。
そして菅原パスタさん。体調の面もあって24時間常駐とはいきませんでしたが、それでもこのイベントを盛り上げるために必要不可欠なキーマンだったと思います。本当にお疲れ様でした。大喜利サックス杯をそのうちやりましょう。
ばらけつさん。油そば美味しかったです。
権藤さん、ヘオンキさん。ドーナツ美味しかったです。甘いもの大好き。
それ以外にもたくさんの差し入れをくださった方々。食べました。買い出しも難しい状況下で、活力になりました。差し入れって本当に力になるんだな、ともらう側になって初めて気がつきました。
点眼ラボラトリー。また新ネタおろす機会があれば、見せてください。大したことは言えませんが、笑うくらいのことはします。
ひらはらさん。ノーティギャルズのトートバッグとペーパーありがとうございました。本当に欲しかったやつなので助かりました。ライブよりも優先して田野さんを倒しに来て、最後まで見届けてくれたの、イベントに携わった身として本当に嬉しかったです。
「戦-大喜利団体対抗戦-」運営の方々。プログラム借用の許可をありがとうございました。戦パートの撮影データが消えてしまったのは本当に早朝の眠気にやられた自分のミスでしかないので、本当に申し訳ないです……。

そして観覧に来てくださった全ての方々。
観覧には行けなかったけど、「24時間大喜利フェス」のことを気にかけてくださった方々。
全然気にもしてなかったけど「 #大喜利24 」の感想とか見て「ふーん。」とでも思ってくださった方々。

本当にありがとうございました。
楽しいイベントの末席に名前を載せていただけることを心より感謝します。

大喜利長いこと続けていると、ついに24時間大喜利やるイベントでライブエンドロールやるところまで行くんだな。
まだまだ止まらねえぞ。