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CB未来会議(当たり前のフィンテックを吹き飛ばす)(予告編)

コンセプト・バンク 未来会議

(未来会議は、CBメンバーによる未来へのプレゼンテーションです。参加資格は、橘川幸夫道場の定期購読者になります)

▼ロンドンサミットの高崎くんから会場の写真が送られてきました。

第一回は、「Payming」の衝撃。当たり前のフィンテックを吹き飛ばす(笑)

 システムや組織が作る未来ではなく「人間」が作る未来を見ていきたい。

 コンセプト・バンクでは、さまざまな領域で、未来を見つめている「人間」が集まってきています。未来会議では、メンバーの活動を紹介していきます。

 第一回目の登場は、GGD48の高崎義一くんです。doremingという事業を、福岡、シリコンバレー、ロンドンに法人を作り、展開を開始しました。

 現在、「フィンテック(FinTech)」という言葉が、かまびすしい。インターネットの技術が金融の世界を大きく変える、と言われている。しかし、見るところ、大きく変えるかも知れないが根本的には何も変えていない。IT革命とは、単に既存の仕組みを合理化するだけではない。旧来の業界が震撼するような、全く新しい世界に導くことだ。Amazonが書店・小売業を、UBER(ウーバー)がタクシー業界を、Airbnb(エアビーアンドビー)がホテル業界を震撼させているように、強固な金融業界を震撼させてこそFinTechなのではないのか。

 doremingは昨年の秋に、TechCrunchSFで「Payming」を発表。ドイツ、イタリア、フィンランド、英国からオファーが次々に入りました。特に英国大使館からは熱心なアプローチがあり、シリコンバレーに続き、ロンドンにも法人を設立、InnovateFinance に入会(日本企業初)が決定し、Level39の入居も承認(日本企業初)されました。そして、現在、高崎くんは英国に向かいました。4月11日開催の「GlobalSummit 2016 London」でFinTechを活用した難民対策というフィナンシャルインクルージョン部門で発表が決定しています。

 これだけ世界中で評価されているのに、日本のメディアはどこも注目しません。デメ研は毎年忘年会で、デメ研アワードとして期待の個人や組織を顕彰していますが、昨年は高崎くんでした。唯一、すぐに理解して取材したのは、FACTAの阿部重夫さんだけ。FACTAの2月号に記事が掲載されています。

 doremingは、自分の給与を担保にして買い物が出来る決済システムです。このシステムに至るまでは長い歴史があるのですが、それは省略。要するに、自分で働いた給与は毎日たまっていくのに、月給日にならないと貰えません。これを、給与台帳と連動してデビッドカードを構築します。なぜ、海外でこのシステムが注目されているのかというと、アメリカですらクレジットカードはもちろん銀行口座もない人達が多いということです。英国やドイツが特に注目したのは、大量に流入する難民に対応出来るからです。更にアフリカというこれからの市場においても、大きな威力を発揮します。

 スマホで決済がFinTechとかいう話を聞くと、笑ってしまいます。スマホは普及しても、銀行口座のない人々が、世界では過半数だからです。金融のない世界で、ITを進出させようとしたら、先進国とは全く違う方法論が必要です。それは結果的に、先進国での金融そのものを中抜けしていきます。これこそがIT革命と呼べるものではないでしょうか。

 5月9日に、高崎くんの、ロンドン・グローバルサミットの帰国報告会を兼ねて、「Payming」の衝撃を皆さんに、ご説明します。時間は18時すぎの予定。場所は、調整中ですので、決まり次第、ご連絡いたします。

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