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我が家の食卓 20150329 朝食

 昨日の日曜日は、青山迎賓館で、加藤清司くん宮地彩榮さんの結婚式。昼間からごちそうぜめで、おなか一杯。加藤くんは、僕の70年代からの過去の原稿をデジタル化する作業をコツコツとやってくれた。それが、僕の一番の弟分だった、故・市川昌浩の死で、本来市川がやることを肩代わりしてくれたことを知った。市川の死の時、僕があまりにとりみだしたことを見たからだろう。あらためて感謝いたします。引き出物の中に、キーヤンのお皿が入っていて、これも憎い演出だ。二人の輝かしい未来を祝福します。

 式の終了後、同席した日販の柴田くんとまりあの三人で近くでお茶。そのあと事務所に帰って、フォーマルスーツを着替える。

 夕方、京王線の芦花公園駅でCLOSER編集長の津田真くんと待ち合わせ。世田谷文学館で岡崎京子展の終了後に小沢健二さんのプライベートライブをやるということで、駆けつける。事前に連絡があったが、内密にということで、話していなかった。そりゃそうだ、事前にこんな情報がバレたら、日本中からファンが集まってしまうよな。Twitterで誰かフライングするのではないかと思ったが、信頼の箝口令は貫徹。それにしても、世田谷文学館のスタッフの情熱ときめこまやかな仕掛けは尊敬する。全国のこうした施設の運営者が、本気でやりたいことに取り組めば、もっと活性化した公的施設が増えるのにと思う。

 90年代は、娘から借りたオザケンのアルバムをよく聞いていた。最近の曲は、追いかけていなかったが、どれも素晴らしい。歌い口、メロディもよいが、言葉が素晴らしい。そして、岡崎京子に届け、というばかりの、想いが素晴らしい。

 70年代に僕が社会に出る時、「僕は社会の上ではなく、時代の上で生きるのだ」と書いたが、時代のステージは、昔も今も、たったひとつだ。何か、いろいろと考えさせられる一日だった。そして、まだまだ全力を出し切れていない自分を情けなく思う。

 僕の本業は物書き。売れないけど物書き。僕は誰かのやりたいことを全力で支援することも好きだが、自分自身のテーマも、しっかりと追求しなければいけない、とあらためて思う。これだけは呼吸のように、一瞬たりともさぼってはいけないんだな。

 今朝の食事は、コールスローにハムとオムレツ半分。パン、紅茶。最近、めきめきと太ってきたので、減量しろとカミさんの指令。

▼加藤くん結婚式。後ろは、柴田、橘川、まりあ。


▼引き出物のキーヤンの小皿。

▼岡崎京子展











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