我が家の食卓・家族編
田口ランディがfacebookで、娘のモモちゃんとのやりとりを書いていた。
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娘にとって作家の母親というのは、憧れであり超えがたい存在。「お母さんと自分を比べる」傾向があり、勝ち目はなし。そこで「私はダメだ」という蛇の穴に入ってぬくぬく自己嫌悪と自己憐憫を繰り返すという悪循環に陥りがち。
今朝もそういう出来事があった。
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僕にも娘がいて、ランディほどではないが、中学生ぐらいの思春期にロックファンになったが、父親がロッキングオンの創刊者だというのは、それなりのプレッシャーだったのだろう。反抗的になったこともある。
彼女が18歳ぐらいだったか、たまたま彼女のブログを読んだ。探して読んだのではなく、偶然、見た。そこに父親のことが書いてあった。「今まで、父親は、壁のような存在だと思っていた。しかし、それを窓として考えたら、別の世界が広がった」というような、正確には覚えていないが、そういう内容だった。僕は泣いたね(笑)そして、「それまで壁だと思っていたものを、窓だと考えればよい」という、素晴らしい発想教えてもらったことに感謝をした。
娘と息子の二人がいるが、子どもは20歳を過ぎれば単なる友人みたいな関係になる。
娘は、ライターとして頑張っているようだが、あまり読んだことはない。せがれはケゲームの製作会社にいたが、今はフリーで仕事している。
僕には、16歳離れた弟がいるんだが、前に「おまえとは友だちだから」と言ったら「ええ? 兄弟ではないのか」と驚かれた。20歳すぎれば、みんな友だちだ(笑)
★写真は1990年代に「アサヒグラフ」に掲載された「我が家の食卓」
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