会って、話そう。橘川の新しい試み。

　9月21日　「映画『響 -HIBIKI-』を見て、そのままおしゃべりをする会」を終了しました。名古屋から欅坂ファンの亀山さんと編集者の村木さん、それと、多摩大学の学生4人などが参加して、「響」について、それぞれの想いや感想を語り合いました。亀山さんと村木さんは、ネットの募集で来てくれた人。学生は、僕の教え子。2時間のおしゃべり会を終えて、渋谷のパブで遅くまで二次会。学生たちも、「知らない人と話すのは新鮮」と喜んでいました。

「映画」「演劇」「ライブ」などは、たくさんの人が集まります。おそらく同じような感性や問題意識を抱えている人が集まっているのに、終わったらそのまま、バラバラに自宅に帰ります。その間に、ちょっと「語り合う場」があったら、良いとは思いませんか。そういうテーマごとのおしゃべりの場を作っていきたい。

「超人脈・橘川幸夫」というファンクラブを9月から開始して、参加者を募集しています。これをはじめたのは、渋谷にあるキャンプファイアの事務所の会議室を使えるから。駅から数分のところにあって、集まりやすい。まだはじめたばかりで、なんのことか分からないと思いますが、これから、僕のやりたいことをはじめます。

詳しくは、↓こちらで。

超人脈・橘川幸夫

パトロンになってもらえますと、イベントの情報や、無料参加、割引参加などが出来ます。

　僕は若い時から、特別な才能のある人や地位にあることに充足している人たちが苦手でした。自分がそう見られることも嫌いでした。天才的な人や、すげえ地位の方とも友人関係を築いてきましたが、みんなそういうことに無頓着な人ばかり。偉くなっても、以前と変わらない人だけが僕の生涯の友人。素人ではなく「素（もと）の人」が好きです。

　普通の一人の人間として、普通のおしゃべりをしたい思って、投稿雑誌や、オフ会を続けてきました。「クオリティよりもリアル」「作品よりもライブ」が一番大切です。「ポンプ」編集長の時は、読者同士が集まれる「NTP（ニュートーキングパーティ）」というものを6年間で2000回以上実施しました。ポンプをやめたあとに「ハート」というプロジェクトを推進して、さまざまなテーマでおしゃべり会を実施してきました。

　今回やるのは、「ハート」の21世紀版です。ネットでの会話では伝わらない想いを、語り、聞く会を行います。

　9月から実施したのは以下です。

●9月14日（金）拡大編集会議（デメ研の各種活動について公開編集会議を行います。この日は、20人くらいが参加。それぞれユニークな活動している人が多かった。高校生も一人参加してくれました）
●9月21日（金）映画『響 -HIBIKI-』を見て、そのままおしゃべりをする会。会の模様は音声録音したので、後日、まとめて公開します。

もうすぐ実施するのは、以下です。関心ありましたら、ご参加ください。

●9月28日（金） 橘川幸夫・久米信行の未来キャンプ。長年の友人である久米くんは、ゲーム会社のプロデューサー、証券会社の証券マンを経て、実家のTシャツ屋を継ぎ、インターネットの流れをひきつけて、新しいビジネスモデルを作りました。現在は、著作を多数持つ文筆業や大学での教育者として活躍。地域起こしのアドバイザーとしても幅広く行動しています。彼と橘川は、いつもくだらない与太話（笑）しているのですが、それを公開し、みなさんと刺激し合おうと思っています。ぜひ参加してください。学生は割引です。

●10月9日（火）デエ研　東京ゲームショー報告
デエ研はデジタルエンターティメント研究会。ゲームの世界のキーマンたちが集まって、ゲームの現在と未来を考えています。今年の東京ゲームショーのポイントについて、報告します。

●10月11日（木）てばなす編集長・佐野ハナさんによる「おてらおやつクラブ」ついて橘川が学ぶ会
「おてらおやつクラブ」を検索してください。その活動のユニークさと深さ、ものすごい広がり、未来の可能性を感じるはずです。全国700の寺院に配布しているフリーマガジンの編集長に、現状の未来を聞かせてもらいます。

●11月7日（水）女性の働きかた　認定NPO法人アジア教育友好協会（AEFA）の金子恵美さんから橘川が学ぶ

アジア各地で300余りの学校を建設してきたAEFAの中心メンバーで活動している金子さん。現場から見たアジアの話や国際ボランティアの意味など、いろんなことを学びたい。

●10月から、公文俊平先生の「公文情報塾第二期」も開始します。その他、「人と人との具体的に出会える場」を創出していきます。「未来フェス」もその一環です。12月2日には、東京で、かなり面白い未来フェスin東京をやりますよ。