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我が家の食卓 20151124 朝飯

「我が家の食卓」は当初、カミさんと一年間の約束でスタートした。1年回れば、だいたい季節の料理は回転するから。すでに1年半はすぎている。やってみて、つくづく、インターネットのコンテンツは「小まめな持続」が大切だと思った。小さなことでも、続けることに意味がある。

 インターネット以前の知識作法というのは、外部の知識を自分の内部に蓄積していくことであった。それが教養や常識というものであり、その教養や常識が、いざという時に役立つ。しかし、つながりっぱなしの今は、いざという時には、インターネットで検索するようになった。内部に蓄積する必要がなくなったので、多くの人は勉強をしなくなった。情報化社会という言葉を作った故・林雄二郎が、当初に危惧した問題である。僕の最新刊「森を見る力」で詳しく説明したとおりである。

 それでも僕は、この道を進む。情報化社会において、知識やノウハウは吸収するだけのものではなく、すこしずつ外部に発信していくものだと思うからだ。情報を発信して外部化し、それをシェアすることが、情報化社会だと思っているからだ。情報を発信することは、義務でも仕事でもプロパガンダでもない。対価を求めるわけでもない。ただ、生きている者が自然に情報を発信して、その情報の海で、次の世代の子どもたちが遊ぶ。個人が情報を発信することは、情報化社会に生きる人間の礼儀というか新しい理性や倫理のようなものになるのではないか。林さんが、最後に追求した「社会的ソフトウェア」の姿が少しずつ見えてきたような気がする。

 さて、本日もカミさんと林試の森を散歩しながら、未来学会の話や、卵はコレストロールが多いから一日一個という説が否定された、というような雑談をしながら、歩く。東京は、暖かいのか、もみじが少しも紅葉しない。

 食事は、目玉焼き、ハム、ブロッコリー、トマト、うちで焼いたパン。ヨーグルト、バナナ、紅茶。ジャムは、自家製イチジクのジャムと、昨日、妹尾美恵さんにもらったルバーブのジャム。


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参加型社会一筋

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