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橘川幸夫の深呼吸学部

橘川幸夫の活動報告、思考報告などを行います。 ★since 2016/04 2024年度から、こちらが『イコール』拡大編集部になります。 『イコール』サイトはこちらです。 h… もっと読む
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2019年7月の記事一覧

2019年7月26日・多摩大学講義

この日、偽学生は、3人(笑)

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吉本興業問題について(2)

「こちら」は、経産省のサイトにあった、吉本興行の事業構造である。  これを見ると、まあすさまじい規模のイベントをやっている。年間1万だとか。行政や経済界と組んでのイベントや地域おこし事業なども盛んだ。省庁は、経産省、内閣府、法務省、外務省、国土交通省、消費者庁、観光庁など、オールジャパン体制である。もちろん番組制作から配信事業は主力。その他、教育事業から観光政策、店舗運営から海外展開、医療、通販までと凄まじい。更にSDGsからグラミン銀行まで、ダボハゼのような食いつき方であ

深呼吸する言葉・憎悪

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天才とは未来から来た異邦人である。その才を理解するには未来までの時間が必要。現世の範囲内で天才と呼ばれている人は、おおむね、秀才の一種にしか過ぎない。

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吉本興業問題について(1)

1.吉本興行のドタバタとテレビ局 テレビのワイドショーは選挙のことにはほとんど触れず、吉本興業の話題でいっぱいだ。コメンテーターが相変わらずの、よく分からない正義感で、社長の謝罪会見を馬鹿にしている。吉本の体質をあたかも初めて知ったような顔をして追求している。  岡本昭彦社長が、高圧的に宮迫博之たちに迫ったということだが、普通の企業と比較しても仕方ない。芸人は、基本的にはやんちゃな連中が、ホワイトカラーの人生を蹴っ飛ばして入ってきて、のしあがったものであるし、言葉で言い負か

橘川幸夫の企画部屋

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NHKから国民を守る党(N国)とれいわ新撰組(リアルテキスト塾新聞20190722)

1.NHKから国民を守る党 参議院選挙2019が終了した。今回の選挙は、メディアに関わってきた者にとっては、興味あるものだった。新聞・書籍・テレビでしか情報に接していない旧型インテリたちは、着眼点が古いから、事態が理解出来ない人が多いだろう。  N国とれいわ新撰組は、全国で2パーセント以上の投票を獲得したから政党要件を満たした。特にN国については、なんでそんなに票が集まるのか、と疑念の声が多い。  N国の候補者で僕が注目したのは大阪選挙区の尾﨑全紀候補である。早稲田を出

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橘川幸夫・弟子登録システム

 僕は、割と、さまざまな年代との出会いや交流が多いん方だと思うけど、ここ10年ぐらい、若い友人と出会って話をしていると、そいつが影響受けたり先輩だったり、師匠と呼んでいる人が、僕の弟子だったりすることが増えた。まあ、僕が出会うくらいだから、表街道の人間ではないだろうか(笑)それは必然的でもあると思う。例えば、鴨志田由貴くんは、高橋朗の弟子だったりした。  家庭の中では、肉親の関係は親子だが、家庭が社会化していくと、師弟になる。師弟は大げさでも、年齢の上の人は、先輩になる。何

新しい仕事の時代へ

古い構造が、さまざまなシーンで根本から崩れつつあります。 これが令和の意味です。 崩れているのは、日本の現在を築いた日本型村意識。 村の中に入れば幸福な人生を送れるが、村からはみ出したら絶対に許さないという血の掟。 しかし、僕らは、もうずっと、そういう村から、こぼれたり、脱出したり、はみだしたり、逃げたりした個人。その個人がつながっていく時代が始まっているのです。 そして、もはや、古い村を攻撃するだけで満足する状況ではない。 社会の新しい基盤を、新しい発想で建設していか

原稿というのはね、感情の表側に流れているものを、ただ書き流すことではなくて、自分の内側に淀んでいる感情を絞り尽くして書くものなんだよ。さりげなくね。

深呼吸する言葉・原稿

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テーマとは対象化された願い。

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70年代の「ロッキング・オン」と「ポンプ」を語る(講演音声データ)

2019/2/13●70年代の「ロッキング・オン」と「ポンプ」を語る。

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ポンプ創刊前の案内書。

ぼくらは まったく あたらしい ざっしを つくろうとしています。  ポンプ創刊以前の準備の段階が、一番重要な時期であった。 投稿雑誌には創刊号がない。投稿で作る雑誌の創刊号はありえない。 そこで僕は「ネットワーク」という概念を覚えた。  当時、僕は写植屋をやりながらロッキングオンの編集制作をしていた。 ロッキングオンが売れ始めて、新しい読者が増えてきた。 その新しい読者が、ロッキングオンのバックナンバーを希望してきて、 その配送は手作業でやっていた。  僕はロッキングオ