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【全文無料】今季のドラゴンメイドの構築解説と立ち回り【遊戯王】


1.まえがき

10/30の公認大会にドラゴンメイドで優勝し、あまりにも暇なのでnote書いてみようと思って記事を作ってみました。僕自身公認はよく出ますがCSとかは出てないです。それでも良ければ暇な時にでも読んでみてください。

一応10/30の大会の戦績と対戦レポ軽く書いておきます

1回戦 シャドール 先⭕️⭕️
2回戦 相剣 後❌⭕️⭕️
3回戦 イビルツイン 先❌⭕️⭕️

対シャドール
2戦目は先行を渡され、デスフェニ+Gでターンを渡し、Gで引いたうさぎがルークに直撃して勝ち
ルフトで相手のデスフェニ踏めて、
ルフト2枚採用のやりたいことができた。

対相剣
1戦目は事故って負け。他は普通に立ち回って勝ち。
マッチを通してうさぎとルフトが強かった

対イビルツイン
アド損しないように立ち回って勝ち
相手友達で気楽にやってたけどめちゃ長くて疲れた・・・
お互いミッドレンジデッキですが、
長期戦はこちら側に分があるので長期戦に持ち込めたらほぼ勝ち

2.デッキ構築

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誘発モリモリ&デスフェニ
サイドは勇者とエルドリッチを厚めに見ました
ガダーラは僕のとこではLLやふわんだりぃずがそこそこいるので採用です

●上級メイドの3体目について
僕は上級メイドの3体目の枠はルフトにしています。
フランメのパンプ効果もライフカットが比較的遅めのドラゴンメイドには強いのですが、個人的には相手の妨害を1つ踏めるルフトの方が好きです。
まあこれは個人の好みだと思います。

3.採用・不採用カード解説

●採用カード編

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●アーティファクトーロンギヌス
今季は勇者幻影が多く分布しており、それに対するメタカードとして、また、「天球の聖刻印」・デスフェニ・下級メイドなど、どこに「墓穴の指名者」を打たれてもしんどいので採用してます。

「ドラゴンメイドのお片付け」の墓地効果との兼ね合いですが、ロンギヌスにチェーンして使うか、次の自分のターンで使えば良いのでデメリットはほぼゼロです。

また、名称ターン1がついていないので相手の墓穴→ロンギヌス→相手の墓穴or抹殺→ロンギヌスといった使い方もできます。重ね引きしても弱くないため、3枚採用です。

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●屋敷わらし
このカードは基本的には相手の墓穴の指名者に当てます。
また、相手のデスフェニの墓地効果、
「プランキッズバウワウ」の回収効果、
「黄金郷エルドリッチ」の蘇生効果やエルドリクシルカード、
「鉄獣の抗戦」、
幻影のティアースケイルの蘇生効果など、
様々なシチュエーションで活躍できます。わらしは今季強いカードだと思います。

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原始生命態ニビル

文字変換する時ニビルのニが漢数字の「二」になりがちなニビルくん。
勇者幻影、プランキッズ、ドライトロンなど幅広いデッキに対して打つことができます。
重ね引きすると弱いため、メインは2枚採用です。

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●海亀壊獣ガメシエル
デスフェニを破壊せずに処理でき、勇者ギミック、
プランキッズバウワウ(ドローフェイズに回収効果を使っていない場合)
相剣のセキショウ+暗転を1枚で踏んだりと妨害効果や耐性持ちモンスターを簡単に処理できる個人的に大好きなカードなのでメインで1枚採用しています。
お片付けで戻して再利用したりとかもできます。

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宵星の機神ディンギルス
基本的にはルフト×2で出します。
たまーーーにガメシエルで出したりします。
対象・破壊耐性持ちモンスターを処理したり、雑に相手のカードを踏んだりと、使い勝手のいいランク8なので採用しました。

また、②の破壊の肩代わり効果も強く、相手のデスフェニなどの効果はもちろん、自分のデスフェニの効果からも肩代わりすることができます。


●不採用カード編●


●禁じられた一滴
今期非常に強いカードの1枚です。
手札コストが重く、お片付けぐらいでしか墓地活用をしないため、不採用です。

●指名者カード
ドラゴンメイドは増殖するGが重くなく、チェイムなどに灰流うららを当てられても、金満で謙虚な壺で妨害札を引き込むことができます。
仮に相手の灰流うららや増殖するGに対して墓穴の指名者をうってしまうと次の相手のターンの自分のGうららが腐ってしまうため、不採用です。
また、ドラゴンメイドは分布が少ないため、他の環境デッキと比べて抹殺の指名者のパワーが低い(無効にできるカードの種類が少ない)です。


4.立ち回り

☆先行展開☆

ドラゴンメイドといえばシュトラールというイメージを持たれてるかもしれませんが、先行ではほとんど出ないです。先行でターンが帰ってきた時にシュトラールで蓋をするということが多いです。
ドラゴンメイドには決まった展開パターンはなく、手札との兼ね合いで行くルートを決定します。

●ドラゴン族が2体並べられる+ロンギヌスや屋敷わらしがある

この場合は墓穴の指名者がケアできているので天球の聖刻印を立てます。

1枚でドラゴン族が2体並べられるカードはパルラとチェイムです。以下ルートです。

○パルラ召喚→お片付け落とし→パルラをストライカードラゴンに変換→お片付け効果パルラss(ss=特殊召喚)→天球

○チェイム召喚→お心づくしサーチ→チェイムをストライカードラゴンに変換→お心づくしチェイムss→天球

●効果モンスターが2体並ぶ(墓穴の指名者のケア札無し)
こちらの天球に対して相手の墓穴の指名者が通ってしまうと妨害もできず、次のターンのリソースも無くなってしまいます。
そのため墓穴の指名者のケア札がないこの場合は
デスフェニ+ディバイン&ダッシュと後続を散らすことが出来るアナコンダからのデスフェニルートに行きます。ルートは先程と一緒です。

●ティルル+パルラorチェイム+お心づくし
ある程度わかっている人ならティルルにうららは打たないことが多いですが、理解の深くない人はティルルにうららを打ってくれることが多いです。
ですが、ティルルから入るとさすがにお心づくしに対するうららが重いのでパルラorチェイムから入るのが無難かなーと思います。



ここからはニューロンを使って解説していきます

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この場合はチェイムスタートが正解だと思います。
チェイムの効果が通るか通らないかで金満で謙虚な壺によって手札に加えるカードを決めます。

チェイムの後の壺でルートを選択しますが、今は仮に展開に関わらないカードを加えたとして進めていきます。

○チェイムにうららor無効系誘発を打たれた場合
お心づくしでパルラをss&ルフト落とし→お片付け落とし→チェイムをストライカーに変換→お片付けでチェイムss→ストライカーとチェイムで
天球の聖刻印+パルラ+ロンギヌス


チェイムとパルラで天球に行かず、ストライカーを経由して天球を出し、パルラを盤面に残している理由☆

天球の聖刻印のデッキからssする効果に灰流うららを打たれた場合後続がなくなってしまいます。
パルラを残していると次の自分のメインフェイズ2に動くことができるからです。
(変身→バトル→変身→ss時効果)

もしパルラにも無効効果を貰った場合は仕方なくそのまま天球をだします。


○うららを打たれなかったら
お片付けをサーチ→お心づくしでパルラss&ルフト落とし→パルラでお片付け落とし→チェイムをストライカーに変換→お片付け効果チェイムss→チェイムとストライカーで天球→
天球の聖刻印+お片付け+ロンギヌス+パルラ

次です

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ロンギとうららで墓穴とGのケアができているので天球+デスフェニに行きます。
チェイム召喚から入り、うらら等を打たれなければお心づくしをサーチし、先程のルートで天球を立て、フュージョンデステニーでデスフェニをssして天球+デスフェニ+誘発でターンを返します。

☆返しのターンの詰め方☆

ターンが帰ってきたら、おそらく手札に天球で出したモンスター+墓地にお片付けという状況だと思います。

手札の下級メイドを召喚し、それがチェイムならお心づくしやお召し換え、パルラなら上級メイドやお召し換えを落としてそれらで用意した攻め手+お片付けの墓地効果を使ってワンショットキルを狙います。
ワンショットキルができない場合はシュトラール+お片付けという盤面をめざします。

上級メイド(ハスキーシュトラールも含めて)3体が並べば、どの組み合わせであっても合計攻撃力は8000を超えています。これは覚えておきましょう。

最低でもルフトorフランメ×2(2700×2)+エルデ(2600)→8000

相手の場にモンスターがいるならハスキーを立てて、メイドの変身効果に反応して、モンスターを破壊して殴ります。

⚠️仮にトップでフュージョンデステニーを引いたとしてもメイン1で発動してしまうと闇ヒーロー縛りがついてしまうのでメイド達が変身出来なくなってしまいます。発動するのであれば縛りがついてもキルできる場合かメインフェイズ2に出すようにしましょう。

5.覚えておくべき裁定やテクニックなど

⚠️覚えておかないといけない裁定⚠️


お片付けとリラクゼーションの違い
お片付けは対象を取った後に仮にそれらのうちの1枚のカードが場を離れたとしても、残りの1枚のカードはバウンスされます。(バウンス=手札に戻る)

逆にリラクゼーションは対象のモンスターを手札に戻さないとサーチや魔法罠バウンスが適用できません。

なので同一チェーン上でお片付けとリラクゼーションの両方を使いたい場合、お片付けの後にリラクゼーションをチェーンしましょう。

お召し換えの回収効果について
お召し換えの回収効果は、対象のモンスターが場を離れた場合は、お召し換えだけ回収という処理になります。

シュトラールの効果について
シュトラールの②のなんでも無効+ハスキーに変身の効果は、チェーンして虚無空間を使われた場合は無効とエクストラデッキに戻るまで処理して、ハスキーはでてきません。虚無空間適用中はそもそも発動ができないです。

メイドの変身効果
メイドの変身効果は複数のモンスターが並んでいる場合(例えば、パルラとティルルが並んでいて墓地にルフトが2体いる場合)それぞれの効果は別々のチェーンブロックで発動します。1体ずつ変身していくってことです。

バトルフェイズ開始時
ドラゴンメイドモンスターはバトルフェイズ開始時に変身しますが、例えば違う種類のメイドが2体いて、墓地にお片付けがあるとします。バトルフェイズ開始時にまず1体変身します。その処理後にお片付けを発動し、元々いたモンスターと違うモンスターをだします。その後は残った2体のモンスターはそれぞれ変身することができます。
要するにメインフェイズ開始時とは違って、バトルフェイズ開始時はあるチェーンブロックを組んだ後にまた別のチェーンブロックをくむことができるってことです。(伝えるのめっちゃむずい)

そのため、バトルフェイズ開始時にお片付けでティルルss→成功時に上級をサーチ&墓地送り→そのまま処理後に変身効果を発動することができます。
(これが分かってくれたらいいです)

●ハスキーの破壊効果
ハスキーの破壊効果は手札に戻った「時」であって「場合」ではありません。
そのためチェーン2以降でメイドが手札に戻ったとしても、タイミングを逃してしまい、効果の発動ができません。また、モンスターがEXデッキに戻った時は発動できません。

テクニック

お片付けとリラクゼーション
先程裁定の所で書きましたが、お片付けとリラクゼーションの2枚が存在する時、お片付けチェーン1・リラクゼーションチェーン2で発動することでお片付けのバウンス効果とリラクゼーションのサーチor魔法罠バウンスのどちらも適用することができます。

ここのリラクゼーションのサーチは、
次のターンの攻め手のカードや、そもそも手札に攻め手のカードがあるなら、エルデをサーチして、エルデの効果で相手ターン中に下級メイドのss時の効果を使うこともできます。
状況に合わせて裏目の少ないルートを選択するといいとおもいます。

お片付けの制約
お片付けの墓地効果には制約があり、エンドフェイズにお片付けで特殊召喚したモンスターは手札に戻ってしまいます。
これを利用して、様々なカードに触れられるパルラはあえてお片付けで出して相手ターンの特殊召喚と自分のターンの召喚で2回も効果を使うことができます。
相手ターン中の効果ではお片付けを落として次のターンの攻め手を確保、自分のターンではお召し換えや上級メイドを墓地に送って上振れを狙ったりできます。

● お召し換えの効果
お召し換えの回収効果には名称ターン1が付いていますが、融合効果には付いていません。そのため場に下級メイド&手札に下級メイド2体+お召し換えという時にまず手札のメイド達でハスキーを融合召喚し、お召し換えで場にいた下級&お召し換えを回収し、ハスキー効果で除去して、その後ハスキーと下級メイドで融合し、シュトラールを出すことができます。

●天球の聖刻印
天球のデッキからドラゴンをssする効果は墓地発動です。そのため無限泡影や禁じられた一滴などを食らったとしてもその後バウンス効果発動(無効になってるけど)→処理後リリースされたので墓地効果発動でデッキからドラゴン族をssできます。

天球の②の効果はリリースがトリガーなのでニビルや壊獣などによってリリースされた場合でも発動します。
またデッキからssする効果は強制効果なので覚えておきましょう。

6.あとがき

間違ってるところがあればすみません

初めてnoteで記事を書いてみましたが結構大変ですね笑
また気が向いたら書こうと思います。

また、あくまで僕ならこうするってだけで100%正しいとは限らないです。相手の構築とか手札は見れないんでね。そこらへんよろしくお願いします。

質問や訂正などがあればコメントか僕のTwitter       ( https://twitter.com/@rajimo_0226 )までよろしくお願いします。作ったばっかですが。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

11/23追記
不採用カードの解説も追加しました。

11/30追記
シュトラールと変身効果の裁定に間違いがあったため、修正しました。

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