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10分雑文#4:街とプラットフォーム

前回

ぶっちゃけ東京って面白くなくない?

確かに流行り物は多い。
街をぷらぷらするだけでも色々なものに出会うことができる。

しかし、それだけのような気もしている。
そこに「カルチャー」はないんだよなあ。

別にWebでいいじゃん?という言葉に尽きてしまう。
最新のアパレルも、流行りのスイーツも、別にそれは東京のものではないんだよな。

東京には人が集まるから、流行りのものが置かれているだけ。
な気がしている。

東京はプラットフォーム説

元来東京には東京らしい匂い(カルチャー)があったはず。

一番わかりやすいのは下町というか、山手線の右上エリア。
ここは今でもそれなりに独自のカルチャーが根付いているような気がする。
なぜなのか?

昔からの住民がそこに残っているからだろう。
彼ら彼女らが一種のフィルターとして機能しており、
昔からの匂いを守っているのだろう。

一方で、山手線の右上以外はどうだろうか。
池袋、新宿、渋谷、品川などが挙げられるだろう。

もはや再開発が進みすぎて、数年前の匂いすら残っていない。
これが東京である。

プラットフォームはトラフィックが重要指標になる。
「何人がこのサービスを利用しているの?」という数字。

東京という街の指標もそうなっているんだろう。
だから、関係ないのだ、これまでの匂いとか文脈とかカルチャーとかは。

これからどうなるんだろう

どんどん再開発が進むとどうなるんだろうか。
難しい。

人材の流動性が高まるという意味では良いこともありそうだが、
結局はすぐに人が出ていくので、カルチャーが定着しない、苔のような街になりそう。

もうちょっとこの辺りを考えてみたい。

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