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【おまけ編】ゼロ富士ゼロの思い出:振り返り

前編

中編

後編

感謝や反省

感謝

色々な人に優しくしてもらった。
ただ好きで歩いているだけなのに「頑張って」という言葉を貰い、
フルーツを貰ったりすることもあった。

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
という言葉があるが、まさにその通りだと思った。

しんどくなったときに自分のためだけに頑張ることは難しい。
例えそれが「バカにされたくない」という感情であったとしても、
自分以外の誰かに感情のベクトルが向くことで頑張れることを実感した。

反省:装備について

ポールはあった方が良かったと思う。
特に6合目以降は体力的にもしんどくなっているので、
補助的な意味でもポールがあった方が絶対に楽である。

シューズはいま考えるとトレランシューズが良かった。
ランシューと登山靴を持つことは負担でしかない。

補給食と飲み物は多めに持つ。
補給食はバラエティがあると楽しめる。
長い道のりなので、楽しみは一つでも多い方が良い。

反省:工程について

1泊2日の工程としてはベストだったのではないだろうか。
初日に山頂を目指すのも良かったと思う。

一方で富士登山を楽しむとするなら2泊3日でも良いかなと思う。
その場合はPICAにテント泊になるかもしれない。

もっと時間がない方は折りたたみ自転車とかを活用するのもよさそう。
序盤はロード100%なので、傾斜がしんどくなるまでは自転車で登り、
どこかに止めておくという作戦。(回収されたら自己責任)

まとめ

全工程で約100km。楽しかった。
ただひたすら歩くという最大の無駄であり、最高の贅沢。
色々考えることが出来たのだと思う。

人生の節目節目で実行してもいいなと思っており、
次はどのタイミングになるかなと考えている。

Youtubeを観ると弾丸で実行している人もいるが、
それは流石にチャレンジすぎるだろう。

このルート3776の醍醐味は、街並みを楽しむことであり、
また道中で出会うたくさんの人々だと思う。

サクッと完了してしまうと効率はいいのだろうがもったいない。
トレランにハマることで早さを求めてしまう自分への戒めである。

もちろん早さを求めることは間違っていないし、種目がそもそも違う。
どちらも楽しいからいいんだけどね。

とにかく楽しく贅沢な挑戦だった。


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