10分雑文#14:落とし物と人生

パスケースを落とした

かなりショックを受けている。
落としたという事実もそうだが、
ポカミスをしてしまう自分が悲しい。

幸いなことにクレジットカードや免許証は入れておらずだったので、
大事故にはならずにすんだ。

とはいえ諸々の再発行で5000円くらいかかり、
1ヶ月分の定期5000円も無駄になった。
再発行の手間もバカにならない。

出張中の出来事だったので、
新幹線の中でかなり落ち込んでいたが、
その時にふと、死ぬ時もこんな気持ちなのかと思った。

出張先は金沢だったので海鮮が美味しい。
一方で、私はあまり食に興味がない。

そのため、夕食選びのときに、
「高いし、まあサクッとなんでもいいか」
となってしまったのだ。

どうせ無くなる10,000円なら鮨を食べておくんだったとかなり後悔している。

死ぬ間際も「どうせ死ぬならもっとやっておけばよかった」と思うのだろうか。

これはお金だけではない。
時間や人付き合いや何でもそうだ。
どうせ死ぬなら、やりたい事をやった方がいい。

どうで死ぬ身の一踊り

西村賢太

厄落としという考え方もあるので、
私の身代わりになってくれたと考えよう。
不幸を避けるために、先に不幸になっておくという考え方らしい。

厄落としとは？神社でする？意味や方法、地域による慣習の一例を紹介 | イキカタ

私が前日まで滞在していた石川や富山の雨がすごい事になっているが、
災害にならないことを祈っている。