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10分雑文#11:文化的雪かき

前回

文化的雪かき

とは村上春樹氏の名言である。

個人的な村上春樹名言は以下の2つ。

これは色恋とはまったく関係ないけれど、<そういうものだ>と<それがどうした>という言葉は人生における(とくに中年以降の人生における)二大キー・ワードである。経験的に言って、このふたつの言葉さえ頭にしっかりと刻みこんでおけば、たいていの人生の局面を大過なくやりすごせてしまう。

村上朝日堂 はいほー!

「穴を埋める為の文章を提供してるだけのことです。何でもいいんです。字が書いてあればいいんです。でも誰かが書かなくてはならない。で、僕が書いてるんです。雪かきと同じです。文化的雪かき」

ダンス・ダンス・ダンス

痺れちゃいますね。

入学した大学に絶望して、ずっと村上春樹を読んでいたあの頃の自分。
あの時が今の自分を創っていると言っても過言ではない。

懐かしいなあ〜あの頃の自分。
今思えば、もっと仲良くしておけばいいのに一言だけど、
自立してないメンバーが集まるコミュニティが苦手なんだよな。

ギルド型組織の方が個人的には向いているのかもしれない。
あとは組織を誇る人に対してのアンチテーゼもある。

Aクラスでかっこええ奴より、Cクラスのダサい奴の方がええやろ

GAG 福井俊太郎

Aクラスの人たちは、自分達がAクラスであることに誇りを持っているが、
それを側から見ていると、かなりサムい。

サムいと言ってる私もサムいことは自覚しているのだが、
(仮に呼ばれても)その輪の中に入ることがどうしてもできない。

サッカー部とか野球部に対しては常に何かしら引け目のようなものを感じていた。
どんどんカルチャーに傾倒していったのは、その要因もあるかもしれない。

男臭い世界から逃げ出し、サブカルチャーという少し男性性が薄まった世界へ。
実際のところは、色々な欲望が渦巻いているドロドロした感じだったけども。

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