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#米利上げ

【5/19】米利上げ確実!?4月FOMC議事録公開

【5/19】米利上げ確実!?4月FOMC議事録公開

米連邦準備理事会(FRB)が18日に4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表しました。

議事要旨発表まで上昇していた米国株は反落、ドル.DXYは主要通貨に対して一段高となりました。

米国債の利回りは上昇し、30年債の利回りは約2週間ぶりの高い水準となりました。

いったい議事要旨には何が書かれていたのでしょう?

■FRBの米経済のとらえ方

議事要旨によると、FOMCの参加者は

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【5/18】6月米利上げ濃厚?FRB高官発言まとめ

【5/18】6月米利上げ濃厚?FRB高官発言まとめ

17日のニューヨーク株式相場は堅調な米系愛指標を受けて、早期利上げ観測が強まり、反落しました。

米国の4月鉱工業生産が3カ月ぶりのプラスに改善、米国の4月消費者物価指数(CPI)も2013年2月以降はぼ3年ぶりの大幅な伸びを示しました。

また、米連邦準備制度理事会(FRB)高官が6月の利上げの可能性に言及しました。

■米アトランタ地区連銀のロックハート総裁

米アトランタ地区連銀のロックハー

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欧州勢は円を買うか、ドルを買うか

欧州勢は円を買うか、ドルを買うか

為替の行方を見る上で一つ注意することが増えました。

それは欧州の投資家(欧州勢)が米ドルか円のどちらを買うか、です。

■欧州勢による米ドル買いが認められる

それはイエレン議長の講演を控えた29日。

欧州時間の序盤には一時113.73円まで上昇する場面があり

「欧州勢があらためてドル買いの流れを織り込む動きが出たようだ」(国内金融機関)との指摘が出ていました。

欧州勢がユーロを売り、米ド

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市場は何を見ているか、目先の関心と長期の視点

市場は何を見ているか、目先の関心と長期の視点

3月に入って市場はだいぶ落ち着きましたね。

しかし、いつまでも落ち着いた展開になるとも思えません。

今でも何か裏で作用しているものがあるでしょう。

2016年上期に向けて、市場の目先の関心と長期の視点を考えましょう。

■目先① イエレン議長の身長姿勢

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げに対して慎重な姿勢を示したことに対して、4月利上げ期待がなくなりました。

これにより、投機

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【3/29】目標達成に向けて慎重に、イエレン議長の講演

【3/29】目標達成に向けて慎重に、イエレン議長の講演

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は29日にエコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークで講演を行いました。

■当初の想定より鈍化

「雇用とインフレの目標を達成するには、フェデラルファンド(FF)金利の軌道が昨年12月に想定していたよりもいく分低い水準であるべき公算が大きいことを海外の動向は示唆している」と指摘しています。

つまり、現在の海外情勢を加味すると昨年12月から予定していた利上げ

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【3/7】3月米利上げは見送りか、要人発言まとめ

【3/7】3月米利上げは見送りか、要人発言まとめ

2月の米雇用統計は好調でしたが、
原油価格や中国経済、EU離脱問題など
外部環境はまだまだ不安定です。

この状況下で要人は
利上げに対してどういう意見をもっているかを
まとめます。

■フィッシャーFRB副議長

フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長は
米国のインフレ率が加速する可能性を示す兆候が
うかがえると指摘し、
FRBによる年内の利上げに賛成する考えを示唆しました。

副議長は「

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【2/21】世界経済安定化なるか、G20に注目

■米国 1月コア消費者物価指数(CPI)は上昇

1月のコア消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想を上回りました。

これにより、追加利上げペースが予想よりも速まるとの見方が再浮上しています。

投資マネーが米ドルに向いています。

利上げ速度は経済指標が発表されるたびに速まったり、遅まったりと予想されますが、実体経済に影響を及ぼすようなよほどのことがなければ、もともとの予定である年4回を遵守す

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