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2019年6月の記事一覧
貿易戦争に動き、メキシコ・中国の追加関税の行方
ここに来て貿易戦争の進展が加速している。
メキシコ追加関税の先送り検討株価の急落を受けてだろうか。
米国は、トランプ大統領が表明したメキシコからの輸入品への関税適用を先送りすることを検討している。ブルームバーグが6日、匿名の関係者の話として報じた。メキシコとの協議に時間をかけるためという。
トランプ大統領は5月30日、メキシコが中米などから米国に向かう移民を阻止しなければ、今月10日に同国
G20「リスクに対処し続け、さらなる行動をとる用意がある」 メキシコの関税見送りも、中国は独自技術輸出規制も
世界経済が混沌期に突入する気配を見せるなか、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれた。
G20財務相・中央銀行総裁会議は9日、激しさを増す米中貿易摩擦を念頭に、G20各国が「リスクに対処し続け、さらなる行動をとる用意がある」と明記した共同声明を採択し、閉幕した。反保護主義に関する文案は見送った。
財務相会合でG20は、世界経済の現状について「足もとで安定化の兆しを示しており、
貿易戦争は米中首脳会談へ
トランプ米大統領は10日、今月末の20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、中国の習近平国家主席と通商合意に達しなかった場合、中国輸入品への追加の報復関税を発動する用意があると述べた。
トランプ氏はCNBCとのインタビューで、習主席がG20に出席すると引き続き想定していると指摘。習主席がG20に参加しなかった場合、新たな関税が課されるのかとの問いに対し、「そうなるだろう」と答えた。
トランプ氏は
会談は開催されるか。今週末の米中首脳会談の行方
両首脳の握手は実現するか。
今月28、29日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)は、その前後に開催が模索されている米中首脳会談にスポットが当たっている。だが、中国側から首脳会談受け入れの正式表明がないまま、サミット本番の日程が迫ってきた。
会談へ期待するトランプ大統領トランプ大統領は今月6日、訪問中のアイルランドで3250億ドル規模の対中追加関税について、G20サミット後に決
米国とイランの対立。追加制裁の決定
米国株式市場は小幅安。ペンス米副大統領が中国に関する演説を中止したことで米中通商協議への期待が高まる一方、米国とイランの対立が圧迫要因となった。S&P総合500種は取引時間中の最高値を更新した。
この日はオプションや先物の期日が重なるクアドルプル・ウィッチングを迎え、出来高が膨らんだ。
米政府当局者によると、ペンス米副大統領は中国政策に関する演説を中止した。米中首脳会談を来週に控え、緊張激化を回
米、イランに追加制裁発動
トランプ米大統領は24日、イランに対する追加制裁を科す大統領令に署名した。同国の最高指導者ハメネイ師のほかイラン精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」の幹部を制裁対象とした。
イラン指導部の金融資産へのアクセスを禁止新たな制裁措置はイラン指導部の金融資産へのアクセスを禁止するもの。米国の金融システムの利用のほか、米国内の資産へのアクセスが禁止される。ムニューシン財務長官はこれにより数億ドルの
米イラン問題は激化。FRBはトランプ政権に待った
米国とイランとの間の対立は25日も一段と高まり、米国が前日に発表した制裁措置についてイランのロウハニ大統領が「知的」面で問題があると批判した一方、トランプ米大統領はイランが攻撃すれば米国は「圧倒的な力」で対応する姿勢を示した。
イラン大統領、米国を激しく批判イランのロウハニ大統領は、同国の最高指導者ハメネイ師に対する米国の新たな制裁を批判し、ハメネイ師は海外に資産を所有しておらず、制裁は失敗する