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20代 映画と本と漫画

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【呪術廻戦】小沢優子回に感じるルッキズムのリアル

※このnoteには呪術廻戦15巻までのネタバレとファンブックの内容を含みます。 最近本誌にまで手を出し始めてしまった呪術廻戦。アニメ第一期が先日終了し、0巻の映画化も発表され、増々盛り上がっていきそうだなあと思っている今日この頃。起首雷同がアニメ化されていたので小沢ちゃんの話もやるのかなあと思っていたのだが、第一期ではそこまで描かれなかったな。おそらく映画をはさんで第二期が製作されると思うが(0巻を映画化するなら五条と夏油の過去編をやらないわけにはいかないよね)、映画のおま

    • 【進撃の巨人】ハンジ・ゾエ

      《注意》 進撃の巨人132話の内容をおもいっきりネタバレしています。単行本派の方、ネタバレが嫌な方は回避を。 ・ ・ ・ 単行本からの勢いで読んだ本誌で、お気に入りが死んでしまった。 10年来のお気に入りキャラクターだったハンジさん。  ソニーとビーンを痛めつけながら一緒に泣き叫ぶシーンを見て、一瞬にしてハンジさんのファンになっていた。仲間が殺されている境遇を考えたら笑いながら痛めつけていたっておかしくないのに、ハンジさんは泣きながらエキサイトする。憎しみを少しの愛

      • 【進撃の巨人】願わくば始祖ユミルの声を

        このnoteを書いている2020年8月15日現在、週刊少年マガジンで連載中の「進撃の巨人」が粛々と終焉に向かっているという話を聞いて、31巻までの単行本を読み返すに至っている。以下、31巻までのネタバレを含む。 はじめに私の中で「進撃の巨人」という物語の核となっているのは、単行本30巻に収録されていた122話「二千年前の君から」である。1話から読み直す中で、この話だけはどうしたって冷静ではいられなくなる。ライナーが鎧だったと判明した時、お気に入りキャラのハンジさんが辛そうに

        • 映画「きっと忘れない(With Honors)」についての語り

          動画配信サービスU-NEXTの見放題作品をふらふらしていたら見つけた良作。 薄く茶色がかったポスターがいい味出していて目に留まったいわゆるジャケ借りなのだが、これがなかなかおもしろかった。 作品情報 きっと忘れない(原題:WITH HONORS)(1994年公開) 監督:アレック・ケシシアン 脚本:ウィリアム・マストロシモ キャスト:ジョー・ペシ、ブレンダン・フレイザー、モイラ・ケリー、パトリック・テンプシー、ジョシュ・ハミルトンほか あらすじ 名門ハーバード大学4年生の

        【呪術廻戦】小沢優子回に感じるルッキズムのリアル