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雪の高野山で「麒麟がくる」か考えてきた

高野山真言宗のお寺で弔ってもらっている義父。
三回忌を済ませ、積雪で人が少なそうなタイミングで高野山へお参りして来た。

…いやぁ〜、ほんとにほとんど人がいなかったわ〜。

踏み固められた雪が氷になっている。
階段は、特に危険。

手水もビシビシに凍っている……。

池も凍り倒しているッ!
鯉、大丈夫かしら…。

いや、もう…凍り方が激しい…!!

そう、この日の高野山は-2℃の世界。

奥の院への参詣道には、たくさんの墓がある。
有名企業のものも多い。
例えば、ヤクルトの墓所にはヤクルトの容器の形の石碑がある。
UCCには、コーヒーカップ&ソーサーの石碑。
雪が積もるとカプチーノのようで可愛い。

戦国武将の有名どころも勢揃い…!
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を毎週、楽しみに見ている我々としては、毎回毎回、本当に大変な苦境を必死に乗り越えてらっしゃる明智光秀 十兵衛さまをお参りしたい…!!

…見つけた!

明智光秀の墓石は、真ん中の丸い石が割れていることで知られている。
何度、直してもヒビが入るとも言う。

それは叛逆者だからか、
或いは、光秀の無念か…。

これまでは明智光秀=謀反人、三日天下 と日本史で習った僅かの知識しかなかったが、
「麒麟がくる」を見ていると、戦国時代は昨日の味方は今日の敵が当たり前の世界なのだとわかる。
それが親子、兄弟であっても、敵味方に分かれ、負ければ死ぬ運命…。

ドラマで描かれる光秀は知的で人望厚く、
もしも、光秀がそのまま世を治めたならば、どんな日本になっていただろうとさえ思う。

そして、高野山には織田信長の墓もある。

隣りには筒井順慶の墓所…!

う〜ん、こんなに密なら、こりゃもう松永久秀が「なんで自分でなく筒井順慶を信長は重用するんだ!」と怒っても仕方ないわねぇ…。
吉田鋼太郎さんの松永久秀をもっと見ていたかったけど。

筒井順慶のお墓も拝んだ。
駿河太郎さんのお顔しか浮かばなかったけども。

麒麟がくる平らかな世…。

コロナが収束して、自由に笑い合い、語り合い、触れ合って、美味しいものを食べに行ける…そんな当たり前の平和な世が来てほしい。
麒麟…くるかなぁ…。くるよね…!

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