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Kくんのクォーターブローグ製作メモ Vol.1

2020年6月6日
・仮靴試着を踏まえて、木型を修正

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2020年6月7日
・型紙を新しく起こし直す。ついでに、バセットさんのビデオを見たのでジョンロブ流の型紙でやってみる。特にライニングが画期的だがこれは本当に大丈夫なのか結構疑問だがやってみる。

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2020年6月13日
・中底を切り出す。栃木レザーの6.5ミリ。市販ものだと下手すると2ミリ程度、かなり高価な良いモノでも4〜5ミリなので超特厚です。一度濡らして完全に乾かしてから再度濡らして木型にそわせるためにゴムで巻きます。

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・型紙に沿って革を切り出します。今回はボックスカーフのようなハリのある牛革とライニングには1ミリ厚の馬革をご馳走します。馬革はなんともいえないしっとりもちもちフィット感があります。

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・今回は羽根部分の履き口を折り返しで作ってみようと思うので、革を薄く漉いて、伸び止めテープを貼ってからヘリ返します。

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・クォーターブローグなのでパーフォレーションを開けます。全部手で開けるので大変です。

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・カウンターの縫い割りを縫ってから羽根と合わせてミシンを掛けます。これで羽根から踵のカウンターまでが一体になりました。

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・ヴァンプのライニングにベロを縫い合わせます。

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・ひっくり返して、カン留めの穴をあわせて糸で留めます。

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・ライニングのヴァンプと羽根部分をあわせてミシンを掛けたらアッパーの完成です。

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