Something Big ユリイカ ジム・オルーク
転がる石でなく
ひとかどの男になってみたい
手に入れたいものがあるんだ
たくさん
老いぼれて死ぬ時
何一つ大きなこともなさずに
終わる人生なんて
まっぴらだ 急がなきゃ
サムシング・ビック
(バート・バカラック&ハル・デビット)
ジム・オルーク「ユリイカ」より
ジム・オルークのアルバム「ユリイカ」で
Something Big に引き込まれた。
あまりに好きすぎて、
どうしても歌いたくて、勝手に詩をつけて
毎日口ずさんだ。
原曲は「サムシングビック」という西部劇コメディ映画のために
バートが作った曲
ジムはどんな思い入れがあったのだろうか、
徹頭徹尾完璧にコピーしている、
楽器も演奏もバックコーラスの声質も。
聞き比べたことがあるが、違いがわからないくらいに。
転がる石(ローリングストーン)に苔はつかない
それよりも、なにか大きなものになりたい、、という内容?
ジムの演奏は二回聴いたはずだが、記憶にない。
ただ、塩屋の旧グッゲンハイム邸で知人と語り合う彼を見た時、
あまりの目の美しさに見惚れた覚えはある。
青水色の瞳は濁りがなく、ぴかぴか光っていてキレイだった。
写真はクラウス・ディンガーの別荘の庭にあった
おそらく東洋の仏像。苔むしていた
クラウスのパートナーはついに別荘を手放したが
引き取ったご夫婦もクラウスのファンだとのこと、
きっとまだ苔むしたまま、そこにあることだろう。