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マルタ留学🇲🇹学校編

わたしがマルタで通っていた語学学校は、セントジュリアンにあるEF international language schoolです。

今年の3月にyahooで「マルタ 留学」と検索したら一番上に出てきたという理由でここに決めました。後々に考えてみれば、マルタにはたくさんの語学学校があるので金額や宿泊施設について吟味すべきだったと少々の反省がありますが、ここに行ったからこそ出会えた人たちがいるので、後悔はありません。2か月通ってみて感じたことを話していきます。

ヨーロッパからの留学生が多い
特にフランス人、イタリア人が多かったように感じます。ヨーロッパから飛行機一本で、2-3時間で来られることが大きな理由だと思います。社会人だとスイス人が多くて「どうしてマルタに来たの?」と尋ねると「会社から行って来いと言われた」という方がほとんど。留学費用も全部会社持ちで、アパートやレジデンスを借りることまでしてくれるそうです(すごいよね!日本の企業もがんばって!)テレワーク可能な人はマルタでも仕事をしながら学校に通っていました。だから「仕事を辞めてきたよ」というと驚かれました。お互いにカルチャーショックです。

大学生アルバイトの先生が多い
9月は特に大学生アルバイト(英語圏出身)の先生が多かったです。わたしが最初にお世話になった先生も大学生で、2週間後には自分の国に帰っていきました。彼は若いのに教えるのがとても上手で、最終日に帰ると聞くまで学生さんだとは思いませんでした。発言をするたびに褒めてくれる彼の授業を受けることができて本当に良かった。「悩みがあればいつでもメールをしていいよ」とアドレスを教えてもらい、初めてオールイングリッシュでメールを送りました。下手くそながらも感謝を伝えると”Your English isn't poor. you were one of my best students”と返事をくれて号泣。He is my best teacher in my life.

◆(思ってたより)日本人が多い
「マルタは日本人が少ないので、英語を話す機会が多いですよ」と聞いていたのに、日本人がうじゃうじゃいました。ヒアリングしたらみんな「マルタは日本人が少ないから~」と聞いて選んだそうで笑。9月は特に3-4週間の短期で来ている大学生が多かったです。他の語学学校の人や観光客にヒアリングしても「日本人どこにでもいる」と笑っておられました。10月になると4か月以上の長期滞在の人が来始めて、わたしが滞在していた期間では常に20人程度日本人の知り合いが学校にいました。これは良し悪しですが、わたしは正直日本人が多くて良かったと思いました。英語が堪能でない側の人間としては、学校のシステムやマルタでのリアルな暮らしのアドバイスをもらえるのは本当にありがたかったです。

レベルが上がるごとに扱うトピックスが難しくなる
これは顕著でした。まあ当たり前にレベルアップすれば内容も難しくなるんですが、最初のクラスでは「レストランでの会話を考えよう」「自国の動物について発表しよう」といった内容だったのに、ひとつ上にあがると「自分のキャリアプランについて発表してください」「環境汚染と代替エネルギーについて議論してください」。いきなり社会問題へのアプローチへ変わりました。英語が話せるかどうかだけでなく、トピックス自体に興味関心知識があるかどうかが問われます。クラスメイト達はどんどん発言していくので、個人の意識の高さ、教育の違いを目の当たりにしました。

この学校に行ったことで世界中に友達ができました。いつでもおいで!来たら家に泊めてあげるよ!観光に連れて行ってあげるよ!と言ってくれる優しい友達がたくさん。彼らにとってわたしも同じような存在になれるように生きていこう、と思える2か月をおくれたので、わたしの学校生活はとても有意義なものでした。