マイナーだから描く人いないって

ただの愚痴です。
これを文字にしてしまうのも後述の人物たちにあてつけているようで嫌だなと思ったんですが、ずっとずっとずっと年末年始、この悩みを年を越して抱えてしまったことを後悔しています。ずっと一人でこの先ももやもやするのがどうしてもいやだったので、だれが見てるかはわかりませんがここに書くことにします。


今わたしが趣味で創作するのにはまっているジャンルはマイナージャンルと呼ばれるものです。

まずPixiv投稿数はゼロ。
ジャンルの特性上ゆえか、そのジャンルを食している人はTwitterでおそらく1桁人数。書いている人は私含めてほぼ2人。たッッッッッま~~~に書く人が1人。
つまり私と1人(Aとします)、たまに書く人が1人というジャンルに生きています。

そこで私はイラスト、漫画で創作をしており、Aは小説やSSを書いている。最初はやっとわかりあえる、創作しあって供給しあうという最高の環境で楽しんでいたのですが最近言われる言葉がすごく私には刺さってしまいます。

「書いてる人がいない」「全然ない」

私も彼も創作して生み出している状況でこの言葉が出てくるということは「私の作り出す作品は彼にとってジャンルの作品としてカウントされていないんだ」
と勝手な被害妄想に陥ってしまいます。ぶっちゃけ自意識過剰なのもわかっています。何千人もフォロワーがいるわけでもなく、支部で何百ブクマがつくわけでもないその程度の絵しか描けない私なので。でも私は自分が生み出す作品も彼が生み出す作品も大好きです。人の解釈は自分にないものをもたらしてくれる。最高。

でも私の作品は彼にとってきっとそうじゃないんだ。
そう思ったら創作する腕が今まで以上に動かなくなってしまった。

描かなくなればもっとそう言われてしまう。でも描いても誰の目にも止まらないし、期待すればするほど自分に空虚な時間がくる。描きたいけど描けない。そんなループに入ってしまった。

実際、その最初のころ、創作しあって供給しあっている時より私はなかなか作品をあげられず、場繋ぎのような進捗晒ししかしてこなかったできなかった。その中でも彼は新しい5000文字前後の小説をあげていたし、ネタができればTwitterでSSにしてくれたり供給をしてくれている。それだけアクティブに創作ができる彼にとってはしがないどこにでもいるような絵描きの中途半端な絵より、速筆でもっと描けるまだ見ぬ存在に思いを馳せるのは仕方ないと思う。わかる。
でもこれは性質としてというか、電車内でも移動中でも待ち合わせ中でもスマホがあれば書ける文字と、机に向かってラフ、下書き、清書をしないと公開するまでにできないイラスト漫画で、制作時間に差ができてしまうのはわかってほしいし許してほしい。

でもだからこそ過去に、まだ最初のころの楽しくお互いに供給できていたときに喜んでもらえたことが忘れられなくて今もこうやって縋っている。もうむりしんどい。

そんだけのはなしなんですけど。

今マイナー沼に使ってる人、自分以外にも描く人が一人でもいたら描く人誰もいないとか全然ないからとか、その人の作品をなかったことにするような言葉には気を付けてほしいかもしれない…いやこんなこと考えてるの私だけかもしれないけど。よくTwitterとかでみる「楽しいから絵を描く」っていうだけの人種じゃないんです私は。誰か読んでくれる人がいて、誰か楽しんでくれる人がいないと描けない。私がその推しを見たいのももちろんあるけど、それが間違っていないか正解か不正解か、それを判断するだけの人が欲しい。たった1人の沼ならまだいい。でもあと1人見てくれる人がいて、目の前でスケッチブックを広げてるのに、描いてる人が誰もいないと、そこに作品がないと言われてしまうのはとても悲しい、悔しい、空しい、せつない。
ぶっちゃけほんっとーーに彼はそんな細かいこと考えて言ってない、わかってる。単純にもっと描く人が書く人が増えてほしい、それだけの発言だっていうのはわかってる。私の作るものはもう彼にとって新鮮味がなくなって、食べてお腹いっぱいにはなるけどおいしいと思われなくなっただけなんだろう。きっと新しく作る人ができたらそっちに首ったけになる、だからこそ今ちゃんと振り向かせるものを描ければいいのに、また振り向かれなかったことの事を考えると空しくて仕方ない。無理やりコメント反応させるのだってつらい。

ここまでくるとこんなマイナージャンルで1人に依存しすぎだって思う。でもこの喜びをわかりあえたのははじめてなんだもん。
このジャンル、最初に書いたように読むだけの人なら1桁以内の人数はおそらくいる。支部がだめだったからピクトブランドで公開したところ、数人からの反応がきた。

余計に、なんでみんな書いてくれないんだろう、ほんとに会話文でも短くってもなんでもいい。みんなが書いてくれてればこんな思いしないかもしれないのに、とかいう支離滅裂な想いまで抱く始末。
私は、クリエイターとまでは自称できないが、ずっとイラストを描いてきて、漫画も小説も一通り創作するという行為は小さいころからしてきた。だから、「ほしいほしい」だけで作り出さない人のことがよくわからない。彼はもともと創作を生業としていないのに、供給欲しさに自分で筆をとった人だ。どうしてみんなそうならないのか。

もう今情緒が不安定すぎて、メンヘラりすぎて、夜中の落ち込みテンションでよくわからない不満をぶつけている自覚はある。でもこれですっきりしたい。
自分とは違うほど楽観的な人だったり、視界が狭かったり、逆に全然違う世界が見えてる人だっている。

そう思うことにした。
とにかくお願い、をする立場ではないんだけどお願い。
自分以外の創作者がいる場で「自ジャンル全然ない」は他の創作者の作品を無いことにして、カウントしてないことになる、めちゃくちゃ傷つくし、ぶっちゃけ禁句だと思ってる。

少しでもそれを気にしてもらえたら嬉しい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?