EMT Certification

こんばんは。日本ではどうやら大規模の台風が接近しているようで....私の家族や友人含め日本にいる方の無事をこちらからも祈っております....

今週は秋休みという事で、金曜日は学校が休みだったのでこの3連休を使ってメリーランドにある祖母の家に里帰りしました。友達からサッカーの試合を見に行こうとか誘われたりもしたけど、今学期はもっとおばあちゃんの家に帰る回数を増やしたいなぁとか、ちょっと1人になって自分の事を考える時間が欲しいなぁなんて思っていたので、友達や彼氏との予定を全部キャンセルして帰ってきました。彼氏も実家にはしばらく帰っていなくて、お互い家族としっかり時間を過ごす良い機会になったかなって思ってます。

都合の良い事に、今日(土曜日)は祖母の入っている地元の自治会の主催している、毎年恒例のOyster & Bull Roast があったのでそれに参加してきました!まだ地元に残っている親族や隣人たちとも久しぶりに会って、キャッチアップできたので良かった!大学にいるときは同年代の子としか関わらないから、違う年代の人と話せて、新しい視点を学びました。良き。

さてさて、そのOyster & Bull Roastではその名の通り牡蠣とローストビーフが振舞われるのだけど、ある高齢の男性がどうやらローストビーフを喉に詰まらせてしまって、たまたま居合わせたUniversity of Maryland在学中の女の子がEMTだったので救急車を待つ間彼女が助けに入るという事態に...

幸いな事に、喉に詰まらせた男性は自力でローストビーフを吐きだす事ができて大事には至りませんでした。EMTの彼女に話を聞いてみると、彼女はUniversity of Maryland の四年生で、もうEMTとして近くの消防署でボランティアし始めてから3年も経つのだそう。彼女はPre-med, Biology majorで近々Medical Schoolに行く事が決まっているのだそう。きっと彼女は将来素敵なお医者さんになるんだろうなぁと物思いにふけっていると、ふと私の前の学校、Geneseo、にいた頃の事を思い出しました。

SUNY Geneseo では Geneseo First Responseという学生ボランティアのEMTのグループがありました。キャンパス内で起こる医療関係のトラブルは彼らが全て対処する、というエリート学生の集団でした。Geneseo First Reponseに入るのはとても難しくて、競争率が物凄く高くて、私の一番優秀なPre-medの友達ですら選考に落ちていたくらい。この競争率を勝ち抜けて、First Responderとして合格すると、無料でEMT Training を受けられるんです。私はずっと彼らの活躍を見て、かっこいいなぁ〜って思ってよだれを垂らしていたんだけど、やはりこの競争率の高さからチャレンジしませんでした。

それから2年経ち、転校して、今はワシントンDCにいるわけです。今、たまたま来学期の授業登録をする時期で、どんなクラスがあるかな〜ってチェックしていたら...なんと.........EMT Trainingをして最後にはEMT Certificateまで取らせてくれるクラスがありました!今日ローストビーフを喉に詰まらせる男性を目撃した事もあって、躊躇せずに早速そのクラスにサインアップしました。

あまり深く考えずにサインアップしてしまったから、もしかしたら後になって「やっぱり自分にはできない....」とか思って落とすかもわかんないです。自分のストレスキャパシティを知っておくのはとても賢い事だけど、「自分の成長の糧になる挑戦」と「自分のストレスキャパを超える無謀な挑戦」って見分けるのが難しい。

やりたい事がたくさんある私だけど、自分のストレスキャパだけは超えないように、自分のやりたい事とメンタルヘルスのバランスは特に意識して気をつけてます。生産性や成功を強調する現代ではこのバランスって見逃されがちだけど、自分のメンタルヘルスに意識を向けるのって本当に大事だと思うんだよね。色んなクラブやインターンシップに手を出して、自分のキャパ以上に自分を忙しくしていると、心に余裕が無くなって、自分らしさを失ってしまったり、しまいには人生への希望さえ失ってしまいかねないからね。だから、やりたい事もやるけど、自分のキャパをちゃんとわかって、見極める。ストレスキャパって本当に人それぞれ違うから、自分はこれ以上は無理っていうラインをわかっておくと心を健全に保てますよ!

なんだかまとまりのない文章になってしまったが、日本語を忘れないようにという名目でも始めたブログなのでご容赦下さい。

では、おやすみなさい。