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本当にやりたいことをやらないのはもったいない!

何もかも中途半端な自分へ

思いのままに生きる。これは、正しいものかもしれませんが、僕の中では、間違いじゃないかと思っていました。それは、どうしてなのかというと、僕はなにもかも中途半端だったからです。

やりたいことを見つけても、すぐにくじけてしまいます。これだと思っても、すぐに投げ出してしまいます。これしかないと決意しても、簡単に匙をなげて諦めてしまいます。それが自分自身だと思っていました。

だから、思いのままにいきても、自分を満たすどころか、自分をどんどん嫌いになるばかりだったのです。

夢だった一流の料理人になりたいと決意した思いも諦めました。大切にしたいと堅い決心をしたつもりでも、家族の為に何もすることが出来ませんでした。仲間だと信じていていても、心から信用はしていませんでした。

そんな過去の自分に、今だから伝えたいことがあります。

「何もかも中途半端であることが思いのままだと感じるのは、ただ単に自分を知らなかっただけ。よく自分を観察してみると、世間からどう見られているのかということばかりに気を取られているあまりに、自分の視点が、外ばかりに行ってしまっていたんだよ。それは、非常にもったいないことなんだよ。」

「世間の目をもう少し具体的に考えてみて欲しい。世間というだけでは、あまりに実体がない。具体的に誰の顔が浮かぶだろうか。誰もいないのではないでしょうか。それは、自分の視点でしかないからなんだ。自分が自分自身をそういう目でみているんだよ。だからこそ、見るべきことは、もっと自分の内側にあるんじゃないあな。」

これらの言葉を僕は過去の自分に語りかけました。当時の僕が少しほっとしているような気がしました。

成長こそ喜びがある

このところ強く感じていることがあります。それは、新しい自分に出会えたことです。大変なことだと分っていても、そのことに挑戦しようとしている自分がいることに気が付いた時には、自分もまだまだ捨てたものじゃないと誇らしく思えました。

決めたことを諦めそうになっていた時も、必死になって、今、あきらめたら後悔してしまうとか、続けていれば、いつかは報われるはずだと、自分自身を励ましている思考をしていることに気が付いた時には、自分をこんなにも大切に思えているんだと実感して、嬉しかったものです。

これまでになかった自分に出会うこと。これは、物事が上手くいくときよりも、喜びが大きかったのです。

そのことを知った時に、僕は自分の人生に希望が持てたのです。何もかも中途半端で、たくさんのことを諦めてしまった。夢も守りたいものも。そんな僕でも喜びを味わうことができると知ったからです。
成功することやや欲しいものを手にした時。そのときにしか、喜びを感じることや、自分を満たすことは、そこでしか満足できないために、失敗すれば不足感を感じてしまいます。足りない、足りないと思う気持ちは、自分を疑ったり、自分を責めてしまったりしてしまいます。人生が上手くいかないとおもいながら、いきていくことが、どれだけ、自分自身にブレーキをかけてしまうかは、多くの人が痛感しているのではないでしょうか。

成長にこそ喜びを感じることは、成功や失敗にとらわれることなく、行動すること自体に価値を感じます。そうやって意欲的になれることは、まさにポジティブな生き方と言えるのではないでしょうか。

ここまでの話は、幸せの在り方を考えるお話しでした。幸福学の本を読んだ時に、幸福のメカニズムとは、4つの因子によるとされています。「自己実現と成長」「つながりと感謝」「前向きと楽観」「独立と自分らしさ」。これらを高めていくことが幸せを感じるということです。その4つのことを踏まえた上で、自分のありたい状態を考えていくことが重要だということです。成果ばかりに気をとられていると、何もかも中途半端になってしまうということです。

僕なりに考えてみました。どういう自分の在り方が、この幸せのメカニズムにのっとった最高の状態なのかということを。

それは、「常に、本当にやりたいことをやり続けるということ」です。

新しい自分との出会いに喜びを感じ、成長に喜びを感じ、自分らしさであることが嬉しくなり、やりたいことが出来ていることに感謝を感じる。感謝ができると繋がりを感じる。色んな思いをしることで、自分を認め信じられるから。それが僕の理想なポジディブなあり方なんですから。

自分を知り、その気持ちに正直になって、挑戦し続けることをしないことはもったいないと感じ、今日も挑戦していきたいと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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