不満を減らしても幸せにはなれない
人の欲求には、大きく2種類に分けると、「不満を減らす欲求」と「満足を増やす欲求」があるとされています。
不満を減らしても幸せになれない
自分がすぐに不安に陥ってしまう人間だから、いつもネガティブな思考で物事をとらえたり、判断してしまうのです。そんな僕が幸せになるためには、どうすれば良いのかを考えたときに、現状にある不満や不安を減らすことばかりを考えていたのでした。
仕事の環境を良くすればもっと幸せになれる。
今よりもお金うを稼ぐことができたのならもっと幸せになれる。
あの人との人間関係の悩みを解消できたらもっと幸せになれる。
こうした幸せの求め方ばかりをしていました。でも、幸せになることが出来なかったのです。考えてみれば、当り前のことだったのかもしれません。だって、不満や不安をいくら減らすことが出来たとしても、自分を満たすことにはなれないからです。それに、自分を満たすことが出来ない限り、不満や不安をいくら振り払っても、新たに不満なことや不安なことが出てくるものなのです。
幸せを感じるためには
ただ、こうした不満や不安を解消することに意味がないと言っている訳ではありません。こうしたものがあまりにも大きいと、そもそも幸せを感じることが出来ないのです。
もう少し詳しく調べてみると、幸せを感じるにはどうすれば良いのかが見えてきます。不満や不安といったものは物理的なものからくるからだと言われています。物理的に豊かであっても心が豊かでないと幸せは感じられないのです。幸せを感じるというのは心が感じるものです。どんな劣悪な環境であっても、人よりも貧しい生活をしていても、例え、豊かでない生活をしていても、幸せを感じている人がいるのも事実です。その逆も然りです。だから、幸せとは精神的なことであることを意味しています。
心が幸せを感じるのは、物理的なことではなく、精神的なものなのです。
だから、それが可能なのは、満足を増やしていくことです。満足することは精神的なものから得られるからです。不満や不安をいくら減らしたところで、満足しないし、幸せを感じることはないのです。
あのひろゆきさんも「幸せの総量」を増やしていこうと仰っております。
例えば、自分が稼いだお金を自分の為に使う。これは、とても幸せなことかもしれません。ですが、家族やパートナーといった関係が出来て、自分の稼いだお金を大切に思う人に使う。これは、想像しただけで、より幸せを感じることが出来るものだと思います。更に言えば、自分の稼いだお金を、誰かの困っている人に使うこと。それは、わずかなものであっても、たくさんの人から感謝される訳なのです。誰かの役に立てている。社会に貢献できている。こうした気持ちはより一層、幸福度を高めてくれます。
幸せを感じるには、満足することを増やしていく。自分の中にあるそうした欲求に気付き実現させていくことが、非常に大切になっていくのです。
そう言った意味でも、自分がどんなことで満たされるのかを知ることは非常に意味のあることがあるのだということです。
感謝したり、感謝されたり
不満ばかり抱いていた自分や不安に囚われていた自分から抜け出すことができたのは、人に感謝して人に感謝されたことが、大きなきっかけとなりました。
こうしたことも、人との信頼関係を築いていくにあたって、生まれた感情なのです。
自分が誰よりも不幸に感じていたときには、誰も信用できないという感覚に陥っていました。基本的に、あの人を信用することが出来ると思えた時に、感謝の気持ちというものは湧いてくるものだと思うのです。
そして、思うのですが、その感謝したり感謝されたりすることこそ、自分を満たすことに繋がっているものだと思います。それは、まさに精神的なことでもあります。
自分を満たそうと、どれだけお金や欲しいものを手にしても幸せになれないものだということ。どれだけ、地位や名誉があっても幸せを感じられないものであるのは、それは、自分への信頼や他人への信頼が感じられないからで、感謝の気持ちを感じられないからではないかと思うのです。
精神的に満足することを求めていく中で、自分の幸せが周りの幸せにも繋がっていくものです。そうしたものを追い求めたさきには、必ず感謝の気持ちがあるはずなんです。
それだけ、感謝することって大事なんだと感じました。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー
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