あなたの思いは届く人には届いている

思いが伝わらないと悩んではいませんか？

自分の思いを伝えようとしても、どうしても伝わらないと感じたことはないでしょうか。どうしてこれだけ伝えているのに分かってはくれないと、憤りを感じたことはないでしょうか。

僕にも、こうした悩みが尽きないのでした。仕事においても、こうしたいといった思いを伝えても、人によって反応は様々なんです。「うんうん。」と、きちんと話を聞いてくれる人もいれば、「本当は聞いていないでしょ？」と思えるくらい反応がない人もいれば、「うんうん。」と、言っているものの全く真逆のことをしてくる人もいます。ときには、反発してくる人や嫌味の一つや二つ言ってくる人もいるのです。頑張れば自分の思いは全ての人に伝わるきがしていた僕は、分かってくれないことに苦しむものになってしまっていました。

「家族だから、分かるはずでしょ？」それも、自分の思い込みであることを思い知らされました。家族だからと言って、思いが伝わるとは限らないものなのでした。実際の所、僕はどれだけ自分から歩みよったとしても、母とは分かり合えませんでした。

ましてや、SNSといったものに関して言えば、本当に色んな方々が目にするために、自分が伝えたいと思う人じゃない方々にまで見られてしまう可能性があるものです。かつて、僕が書いた「note」の記事にも、批判のコメントを頂くことがあります。僕は、自分の人生なんだから自分が主役であるべきだということを、自分の人生に主導権を持つと表現したのでした。その時に、主導権という持つってどういうことですか？それは、ジェンダーレスだと批判され、理解が出来ないと、かなり怒った文章でコメントを頂いたのでした。

その時は、自分の伝え方の未熟さや表現力の乏しさに、打ちひしがれてひどく落ち込んでしまったのを憶えています。ですが、その後たくさんの方に読んで頂き、多くの「スキ」を頂けた記事になりました。

僕は、その時に大切なことを学んだ気がしたのでした。

思いは届く人には届いているから

自分の思いを伝えていく中で、時には失敗してしまったり、思い悩んだり苦しんだりしたことを繰り返していくうちに、人に思いを伝えることの難しさに心を折れそうになることも多々ありました。でも、そんな時に救われたのは、わずかであっても届いている人がいることに気がつけたからでした。それは、間違いなく僕の喜びに繋がっていることでした。

そうした経験から大切なことを学んだのです。

そのひとつは「自分を信じる」ということ。

誰かの為にと思うことであっても、それが、その人の喜びになることもあれば、そのことによって辛い思いをさせてしまう人がいるかもしれません。人の反応は本当に様々なものです。人を傷つける可能性があることです。だからと言って、そこで諦めてしまえば、そのことで喜んでもらえる人によっては、大きな損失に繋がってしまうと考えることも出来ます。

頑張れというメッセージひとつを取っても理解することが出来るように、頑張れと言われて、励まされたと喜んでくれる人もいるし、頑張れと伝えたことで追い込まれてしまう人もいるのです。「逃げてはいけない。」「もっと考えないといけない。」「休んだ方が良い。」「このままじゃいけない。」「自分を変えなくちゃいけない。」こうした言葉達を伝えようとしたときに、誰かを傷つけたくないと考えてしまうと、何も出来なくなってしまうものになってしまうのです。

だからといって、何もしない人にはなりたくないと僕は思いました。少なくとも僕の発信した内容で喜んでくれる人がいるからでした。先月くらいから、「X」での発信を諦めていたんです。僕の中で続ける意味を見失っていたからでした。ですが、ある方から、とても素敵なメッセージを頂いていたんです。それを見た時に、届いている人には届いていたんだと思い直すことが出来たのでした。それこそ、もう一度やってみようと数日前からポストするようになったのでした。

ですので、結局のところで自分を信じるしかないのです。

そうは言っても、受け取る側の気持ちを考えたものでなければなりません。自分よがりの思いや伝え方にならないようにです。傲慢なものであってはなりません。だから、伝わる人の言葉も伝わらない人の言葉も受け入れる必要があるように感じているのです。そうした中での葛藤こそが、自分を大きく成長することが出来るものだし、より思いを強くするものになるはずだし、より表現に工夫することが出来るからです。

そして、もう一つは思いを伝えたい相手を信じるということ。この思いはきっとあなたに届くものだと思うかどうかで、伝え方も大きく変わってくるものだと思うのです。はじめから、疑ってしまっていたら、その思いはただ、不安や不信を抱くものになってしまうし、これは伝わるだろうかと自信なさげにつたえたって、伝わらないのは間違いのないことだからです。

あなたも、何かを発信したり、誰かに自分の思いを届けたいと思うときに、思い出して欲しいのです。

「相手を信じて。自分を信じて。」

これは、技術やスキルうんぬんよりも、人に何かを伝える上で大事なことだと思います。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー