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「たくさんのお客様に最高の時間を」

あまり詳しく書くと身バレしそうなのでざっくりとしか書けないが、わたしは某博物館で展示物の案内スタッフをしている。
今年の3月、転職したと同時にウイルスの影響で臨時休館していた当館も、6月から完全予約制で再開館した。

世の中の流れ的に企業の新人研修等も遅れているのだろう、スーツ姿で上司らしき人と一緒に来館される大勢の研修生に取り囲まれながらご案内をする日々だ。
もちろんそれ以外にも、家族連れやカップル、在日外国人らしき方もおいでになる。

そんな中、昨日の終礼でマネージャーからこんな報告があった。
「本日来館されたお客様で、『お姉さんがここで働く上で大切にしていることは何ですか?』とスタッフに質問された方がいらっしゃったそうです。
答えは人それぞれだと思いますが、皆さんも何か答えを見つけておくといいと思います」

「働く上で大切にしていること」。
普段じっくりと考えることはあまりないけれど、わたしには確固たる答えがある。

***

わたしはラーメン店でバイトをしていた頃から、ほとんどずっとホール担当だった。
どれだけ多くのお客様を一度に効率よくお通しするかとか、いろんな方向から聞こえるコール全てに意識を向けなければいけないとか、大変なことはたくさんあった。
それでも、「美味しかった」「ありがとう」とお客様から言って頂けると嬉しかったし、ありがたいことにわたしの名前を覚えて下さる常連さんもいた。
そんな4年間を通して、わたしは社会人になっても接客がしたいと思った。

こうして新卒で入ったのが、某大手ケータイ会社からショップ運営を委託されている一次代理店だった。
こんな風に書くと複雑そうに見えるが、簡単に言うと某ケータイショップの販売スタッフだ。

拙いながらも覚えたての知識で手続きやご案内をすると、「説明が分かりやすかった」「ありがとう」と言って下さるお客様もいたし、「研修大変だなぁ、頑張れよ!」と声をかけて下さる方もいた。
やはりそう言って頂けると嬉しいし、頑張ろうと思えた。

だけど、「お客様のために」「お客様第一で」仕事をしようとすると上手くいかないと感じることも多い職種だった。
最終的な決定打は別の部分にあるが、結局前職は1年未満で辞めることとなった。

そうして新しく就いたのが今の職業だ。
お客様とコミュニケーションを取りながらご案内をしたり、展示物の前で記念写真をお撮りしたりと、前よりも「おもてなし」に近い接客ができているように感じる。

前置きが長くなってしまったが、わたしがバイトの頃から大切にしているのは、
「お客様がまた来たいと思える空間を作ること」「お客様が素敵な思い出を作るお手伝いをすること」だ。

せっかく来て頂いたなら、楽しく充実した時間を過ごしてほしいし、また来たいと思って頂きたい。
現在の職場のような観光スポットなら尚のことだ。

だから、常にお客様の目線に立って、お客様第一で接客ができるスタッフでいたいと思う。
まだまだ慣れないことも多く、余裕がないのが現状だが、一日でも早く仕事に慣れてお客様ファーストで動けるようになりたい。

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文章を書くことと歌うことをこよなく愛する1996年生まれ。音楽の話と、何気ない日常の話。プロフ画はSwitch(@Lefty_hitter)さんの似顔絵メーカーより。
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