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中の人ってどんな人?その1〜すみません野郎がハーブティーを売るようになるまで〜

こんにちは。MENTの坂田です。

今回は、私の自己紹介をまじえながら、私がなぜ「自分を大切にする時間をお届けしたい」と思うようになったかについて書きたいと思います。


傍から見れば超順調に見える人生

私の簡単なプロフィールはこんな感じ。

1994年、佐賀県で生まれ。数百メートル先が見渡せるくらい一面田んぼに囲まれた超ド田舎で育ちました。当時、やっと田舎でも流行りだした中学受験の波に乗っかり、県内でも宿題が多いことで有名な中高一貫校に進学。その後、国公立大学に進学し、卒業後はソーシャルビジネスの会社に就職。一昨年結婚し、昨年第一子を出産。

家族や親戚、友人からも「すごく順調だよね」と何度も言われてきました。


「順調に見える人生」の裏側

そんな傍から見たらごくごく平凡で順風満帆に見える私の人生には、いつもある思いが付きまとっていました。

それは「生きていたくない」という気持ち。

「いきなりどうした。(笑)」と笑ってくださった方、ありがとうございます。
これからちょっとだけネガティブキャンペーンが行われますので、そのくらいのテンションで読んでいただけた方がありがたいです。


超気にしいな「すみません野郎」

思い返せば、私は子供のころから常に謝りまくっていて「すみません」が口癖でした。高校・大学と部活の先輩からは「くみちゃんは謝りすぎだよ。『すみません』じゃなくて『ありがとう』って言おうね」「すみません…」みたいな不毛なやり取りを何度も行ってきました。

要は人の顔色を気にしまくり、嫌われないように嫌われないように気を付けながら生きてきました。だから、友人からのメールの返信が一日でもなかろうものなら、「私、嫌われたのかな。何か嫌な思いさせてしまったのかな」という不安でいてもたってもいられなくなり、「ごめんね」と連絡してしまうような超絶めんどくさいやつだったのです。でも、本当に不安で仕方なかったんです。


「やせたら幸せになれるのに」出口の見えないダイエット地獄

また、私は人生で痩せていたことがほとんどないのですが、小学生のころからずっとダイエットをしてきました。朝バナナ、レコーディング、脂肪燃焼スープ…。ネットで新しいダイエット情報を仕入れては実践。しかし、ストレスから暴飲暴食し水の泡…というのを延々と繰り返してきました。

行動はどんどんエスカレートしていき、中高生のころから下剤を服用するようになり、大学生になって一人暮らしを始めてからはストレスを感じると過食嘔吐を繰り返すようになりました。

とにかく自分の容姿が嫌で、いつも別人になりたいと思っていました。


「飲んだ私は私じゃないの」ゲス極もびっくりアル中女子

大学生になり、もう一つどっぷりハマってしまったのが「お酒」でした。始めは、匂いを嗅ぐのも嫌なくらい受け付けなかったのですが、徐々に開放的になれる楽しさにハマってしまい、気づけば「お酒を飲まないと人と話せない」ほどにのめりこんでしまっていました。

しかし、そもそも人の顔色気にしまくりすみません野郎の素面の私は、お酒を飲むと饒舌になる自分が嫌で仕方ありませんでした。

飲まないと話せないけど、飲んでる自分は嫌いという超カオスな状態でした。

翌日は後悔、罪悪感に苛まれまくっていました。

そのため、飲みに行った翌日は謝罪メールの嵐。もはや飲みに行った翌日の私の謝罪メールは名物のようになっていました。じゃあ、飲まなきゃいいじゃん、その通りなんです。甘えだろ、その通りです。しかし、やめられませんでした。


ここまでの話をまとめると、一見順風満帆に生きてきたように見える私の人生のリアルな姿は「人から嫌われることを極度に恐れ、自分が大嫌いで、酒に溺れた乙なやつ」ということになります。自分で書きながら、とても悲しくなってきました・・。

そんな私はよくこんなことを思っていました。

「生きていても人に迷惑をかけるだけだから、いない方がいいんだ」

「人生にはもっと大変なことが待っている。そんな生き地獄耐えられない」

今考えると、ネガティブすぎだろ!と本当に驚きますが、心の底からそう思っていました。スマホに残っていた以前の気持ちを吐き出したメモには、当時の心の叫びが残っています。お恥ずかしい話ですが、自傷行為がやめられなかったり、死ぬ方法ばかり考えていたこともありました。


私は特殊なケースなのか?

ふう…長かったネガティブキャンペーンが終了しました…。
最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本番です。

「こんな私は特殊なケースなのか?」

私がたまたま周りの目を過剰に気にし、自分に自信がなく、酒に溺れただけで、基本的にそんな人はごくごくまれで「生きていたくない」なんて思わないものなのでしょうか?


日本財団の自殺に対する意識調査によると、18〜22歳の若年層で本気で自殺したいと考えたことがあると答えた人は30%、自殺未遂経験があると答えた人は10%に及ぶそうです。

あなたの隣の隣の人は本気で自殺したいと考えたことがあるかもしれないのです。俄かには信じがたいのですが、私のように「生きていたくない」という感覚をもっていることは、決して特別なことではないということです。


みんな気づいていないだけ

「自殺」とまではいかなくても、人の目が気になったり、ダイエットやアルコールに依存してしまったりして「生きづらさ」を感じている人は実はかなり多いと思います。

私が精神的に参ってしまって、やっとの思いで行った心療内科であっさりと「アルコール依存症ですね」と言われたときのことです。

「一日に大体これくらいの量以上飲むとアルコールに依存しているといえます」とご丁寧な説明があったのですが、そのとき私はつい「こんなに少ないんですか?それなら、みんなアルコール依存症なんじゃないですか?」と聞いてしまいました。すると、担当してくださった保健師さんは「そうなんですよ~。みんな気づいてないだけなんですよね~」と。

この何気ない一言が私はずっと引っかかっていました。

本当は何らかの心の不調を感じていても気づいていないだけで、この世の中には私と同じように生きることに絶望しながらも、そんな思いをごまかしながら、何とか今日も生きている人が五万といるのではないかと。

その結果、私のように手が付けられない状態になって初めて自覚に至るという現実。

この現実を放置してしまったら、いつまでたっても死にたがる若者はいなくならない。
しかも、実際に「死にたがる」ということは死ぬことへのハードルをどんどん下げていく。その結果、若者は簡単に自殺のハードルを飛び越えていってしまう。

「生きづらさ」を解消していくには、みんな自分のこころについて、もっと自覚すべきなんだ、と強く思うようになりました。


じゃあ、具体的にどうすればいいの?

「もっと自分のこころについて知ることが大切なんだ」

じゃあどうする?と考えたとき、私が立てた仮説は

「そもそも日本には心のケアの選択肢が少なすぎる&ハードルが高すぎるんじゃないか。心にいいって言われてる方法や考え方はたくさんあるわけだし、それを知ってもらうことが大事なんじゃないか?」というものでした。

巷では「人生を変える○○!」といったフレーズをかなり見かけます。どんだけあるんだ!という自己啓発本の数々にも手を出しながら、読み終わったそのときは満足感でいっぱいなのですが、その気持ちは長くは続きません。

特に「頑張れない自分」「人からの評価を気にする自分」は手ごわく、「なんでもっと頑張れないの?」「人の目ばっかり気にしないで堂々としなよ!」という自分に対する嫌悪感はなくなりませんでした。


自分にやさしい言葉をかけるということ

そんなとき、私はある本に出会いました。それは、かの有名な「ツレがうつになりまして」の作者である細川貂々先生と精神科医の水島広子先生によって書かれた「それでいい」という本でした。

その本に書かれていたのは、ネガティブな感情が浮かんだとき、その気持ちを書き出し、それに対して「親友だったら何と言葉をかけるか」を考えるという方法でした。

例えば、親友がミスをして落ち込んでいたら、「何やってもだめだね」なんて言いませんよね?きっと「人間なんだから誰だってミスするよ」と励ましの言葉をかけると思います。

ところがどっこい、自分がミスをしたら、どんな言葉が浮かんできますか?私の場合は、「何やってんの!」「まじでだめなやつだね」と追い打ちをかける言葉がぽんぽん浮かび上がってきました。

親友にならやさしくできるのに、自分にはやさしくできない。

ストイックなことが美徳とされる風潮があるなかで、そういう人は少なくないと思います。私の場合は、自分にやさしくすることは甘えなんじゃないか?甘やかしたら、どんどんダメになってしまうのではないか?という怖さを感じていました。自分に厳しくしていないと安心できない、という状態だったわけです。

しかし、もっと自分を受け入れられるようになりたい!という思いから、この方法を実践することにしました。

(実践する際に役立つノートが販売されています。詳しくはこちら↓
生きづらい毎日に それでいい。実践ノート

※回し者でもなんでもなく、私個人がとてもお勧めしたいと思ったので紹介させていただいています。)

最初は自分にやさしい言葉をかけるのがとても難しかったです。しかし、私ではなく親友だったらと考えることで、自然とやさしい言葉が浮かんできました。しばらくすると、ノートを書いているときじゃなくても、ネガティブな感情が浮かんだとき、反射的に「親友だったら?」と問いかけ、やさしい言葉をかけることができるようになっていきました。

すると、自分をいじめることが少なくなり、少しずつ自分にやさしく接することができるようになっていきました。

一日の終わりには、自分に対して「おつかれさま」と声をかけながらハーブティーを飲む。
イライラを感じるときも、今までなら「イライラするなんて最悪!イライラしないで!」と思っていたのに「イライラしたくもなるよね。とりあえず深呼吸してみる?」と自分で自分をなだめてみる。

これまででは、考えられないような変化が自分の中に起こっていることに戸惑いすら感じています。

でも、一つ確実に言えることは以前よりも格段に「生きやすくなった」ということです。

今までに述べてきた通り、私は超絶ネガティブで死にたがっていました。様々な策を講じてきましたが、根本的な部分からの変化はなかなか感じられませんでした。

でも、自分に対して親友のように接するようになってから、徐々に自分への労りや思いやりの気持ちが生まれ、もっと大切にしようと思えるようになりました。もちろん、その他の要因もかかわっているのかもしれません。それでも、「自分に対して親友のように接する」ことは私自身が心からお勧めしたいと思える方法です。

もし読んでくださっている方の中で、私と同じような経験をされたことがある方がいらっしゃったら、ぜひ試してみてください。少しずつ自分にやさしい言葉がかけられるようになっていくのを感じられることと思います。


自分を大切にして心を癒やす

「心」と聞くと、私たちはつい身構えてしまいます。体の不調だったら、自分の身体の内部をコントロールすることはできないため「仕方がないこと」とある程度割り切ることができます。しかし、心の不調になると、自分の意思でコントロールすることができるような気がして「自分の弱さ」だと感じてしまいます。

この弱さは認めることがとても難しく、また周りの人にも「弱い人間」という烙印を押されてしまう気がして、どう対処すればいいのか分からなくなります。その結果、本当はつらいのに、その気持ちに蓋をするという作業を無意識のうちに行っている人が多いのではないかと思います。

私はこのことについて、本当は薬を塗る必要がある傷にその場しのぎの絆創膏を貼っているようなものだと思っています。そして、何かの拍子でそれらの絆創膏が剥がれてしまったとき、自分の肌がこんなにも弱っていたのだと気付かされます。

私は長い間、自分を粗末に扱ってきました。25歳になって初めて今までの自分の行動に気づき、少しずつ自分を癒やしながら前に進もうとしています。

自分自身に対して親友のような思いやりをもつことは、今まで大切にできなかった自分と和解していくようなことだと思っています。


さいごに

とはいえ、私はまだまだ「超気にしい」です。そのため、プロフィールに自分の今までのことを書くのには正直かなり勇気がいりました。何よりMENTのイメージに傷をつけてしまうのでないか、ということが怖くてたまりませんでした。

しかし、「私と同じような経験がある方にとって、少しでもお力になれたら」「自分を大切にするということの重要性を感じていただけたら」という一心で書かせていただきました。

MENTはまだまだ小さい事業です。メンバーは3人しかおらず、なんといってもリーダーの私であるまだまだ未熟者です。しかし、一人でも多くの方に「自分を大切にする時間」をお届けしていくために、メンバー一人ひとりが一生懸命取り組んでくれています。

自分を大切にできれば、周りの人も自分が住んでいる社会も大切にできる。

その「大切にする」輪が広がっていくことで、生きづらかった世の中が少しずつ「生きやすい」世の中へと変わっていく。

きれいごとだといわれるかもしれませんが、私は本気でそう思っています。


これからMENTの商品を手にとってくださる方、そしてこのnoteを読んでくださる方が、少しでも「生きやすい」と感じられる世の中になるよう、力を尽くしたいと思います。

これからも、MENTと坂田をどうぞよろしくお願いいたします。最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。


MENT 坂田久美


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「自分を大切にする時間をお届けしたい」という思いで、自律神経をサポートするハーブティーなどをつくっています。自分を大切にするきっかけになりそうなことや、私たちが日々考えていることについて書いていきます。

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