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行うべき最も重要なタスク「MIT」に全エネルギーを注ぐ。時間も精神力も有限であるがゆえ。

先日もどこかで書いたけど、私は、一日に集中して行う仕事はだいたい3件に限定している。最も大事な仕事という意味で「MIT」と呼ぶ。この本を見ていただければわかるかな。MIT(Most Important Things)。

MITの片づけ方

私のMIT仕事術をざっと書いておこうと思う。

午前中の早い時間に、緊急度はないものの、自分の人生にとって大事な仕事を1コマを行う(1時間半~2時間)、これが大事な時間だ。緊急度はないけれど大事な仕事は、どうしても後回しになる。いつも、今すぐ仕事ばかりしていると、人生も可能性も枯渇する。

そこで、心を鬼にして大切なMITに取り組むわけだ。この習慣保つようになってから、様々なことが前に進むようになった。やはり自分が大切だと思っていることを行えている満足感は、ただ走らされている毎日とは違う。

そして、できれば午前中にはもう1コマ片付けたい。これは、今行わなければならないプロジェクトに関係したものだ。今、行わなければならないプロジェクトも複数あるけれど、その中から優先順位をつけて、行うべきことを行うようにする。同時にはできない、一個ずつ片付けていくことだ。この場合は、締め切り順だ。

今は、締め切りに追われることは、ほとんどない。受注した瞬間に手を付けるので、前倒し、前倒しで仕事をしている。

午後は、多くの場合、打ち合わせやアポ・訪問などが入る。これが、もう一つのMITだ。お出かけすると、1時間のミーティングでも移動時間などを挟むと3時間~4時間はとられる。そこで、午前中にできるだけ大事なことをこなしていくのがカギになるとみている。私の場合は、自分の意思で、かなりの程度時間をコントロールできるから可能なのだけれども、このパターンにたどり着くまでは苦労した。

あちらこちらに打ち合わせが入ったり、アポを取ってしまったり、けっこう大変だった。ドラッカーが言うように時間をしっかり管理して、できるだけまとめていくというのが大事なのが分かる。

エネルギーは有限

もちろん仕事はMITだけではない。小さなタスクが山ほどあるし。放っておくと、小さなタスクもMIT(緊急度の高い仕事)になってしまう。ただ、ここで言わんとしているのは、一日のエネルギーはそれほど持たないという事実だ。集中して、MITを仕上げることができるのは3件前後(打ち合わせや営業などを抜いて)だ。

時間があるから、もう1コマ、2コマを行おうと思っても、集中力が持たないことが多い。時間があってもエネルギーが足りないと質の低い仕事しかできない。MITの質が低くなると困る。だから、MITは充電した状態でドカンと片付けていかねばならない。そういう時には、小さなタスクをたくさん用意しておいて、ちょっと時間が空いたら行えるようにしておくと便利だ。

意志の力も有限であるというのは大きな発見だった。この本も面白いのでおすすめだ。

息抜きタスクも必要

こういうnoteを書くような時間は、ちょっとした息抜きの時間だ。今も、集中してタスクを片付けていて、できればもう一コマと思ったけれども、まったく集中力が保てなかったので、noteを書きだしたというわけだ。こういう時、書くのが趣味・発散になるというのは長所だ。

自分の持つ時間・エネルギーという資産をどう使っていくのかということに目ざめると、今までとは比べ物にならないほどの成果をあげられるようになる。ポモドーロテクニックなどに出会ったことで人生が変わったから。

今から20年前の自分に教えてあげたかった。そんなことを思って書いた本。

おすすめ記事

早朝~午前中は、ストレスに対処できる力が高まる。コルチゾール濃度が濃いからだ。このメリットを活かして、午前中のMITに全力を注ぐのは、賢い仕事術になるだろう。

メンタルタフネスに出会って「エネルギー」を管理する術を知った。時間管理よりもはるかに大事な考え方だ。もっと広く知られてほしいものだ。

#仕事術 #MIT #ADHDの仕事術 #意志力 #集中力  

大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq