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長い催眠誘導文を覚えるのが面倒臭い方のための催眠誘導の仕方

一般的に古典催眠の催眠誘導文は長いです。一つ覚えれば、あとはアドリブでどうにでもなるのですが、初心者のつまづきの一つです。

それで最小限のセリフで催眠誘導できる方法を以下に述べます。まず1をやって、2へと続けます。

1.ラポール
例えば赤ちゃん、ネコ、イヌ、お花など自分が可愛いと思えるものをイメージする。そしてその可愛いという気持ちを持って、相手に対する。
2.観念運動(イデオモーター)による催眠誘導
相手を椅子に座らせる。
両掌を向かい合わせにして、両手を伸ばしてもらう。
そのとき両手の間隔は肩幅である。
相手に両手が近づくとイメージしてもらう。
するとだんだん両手が近づいてくる。
両手が動く素振りを見せたら「そう、だんだん近づいてきます」と言う。
両掌が概ねくっついたら「そのまま手が膝まで下がっていきます」と言う。すると両手がだんだん下がってくる。
「そう、だんだん下がっていきます」と声をかける。
次に「両手が膝についたら目を閉じてそのまま深く眠ります」と言う。
そして両手が膝についたら「目を閉じて、深く眠ります」と言う。

目を閉じたら深化法を続けると良いです。お試しください。

2020年1月24日追記
深化法はこちらです。


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