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卓球・張本智和、大物中国選手を倒しジャパンオープン優勝!

■馬龍、張継科に勝った...
男子シングルス決勝で張本智和選手が、12年ロンドン五輪金メダルの張継科(中国)を4-3で倒し、優勝しました。衝撃が走りました。
試合前に「勢いと実力では負けていない」と話していた通り、力で優勝をつかみ取った瞬間でした。

揺らぎました。
というのも、中国選手この2人には勝てないだろうなと考えていたことが、いとも容易く打ち崩されたからです。

この馬龍、張継科選手はとにかく鍛え抜かれた心技体を併せ持っています。
弱点を見つけるよりも、こちらの長所をぶつけて何とか点数を取れるかどうか...
あの水谷選手でさえ思うようなプレーをさせてもらえませんでした。

最強中国に勝った要因として張本選手の徹底した戦術があると推測しました。今回はそれを分析していければと思います。

卓球初心者の方にも活かせる情報だと思うので試してもらえたら幸いです。

■洗練された戦術・作戦
そもそも張本選手は14歳で身体的部分では筋骨隆々な中国選手に負けていることは否めません。動画サイトなどで「中国 卓球」で検索すると素晴らしいプレーを見ることができます。
彼は『コース・打球点』で勝負したと思います。
パワーが必要な回転・スピードは置いて、別のアプローチをしていきました。

『打ち合いや引き合いやロビングは避けて、台上やサーブレシーブで先手をとる』戦法を徹底したと思います。後ろに下がらず前陣プレーで交戦していましたね。
張本選手の長所を出して相手選手の短所を徹底的に突いた形になっていました。

強打に対して強打で返すのではなく、強打をブロックで避けるという、競わない姿勢で戦いました。

今回はこの作戦が功を奏して勝つことが出来ました。
初心者~上級者まで参考になるプレーでした。
特に張本選手と同じ世代の若い方々は学んでほしいと思います。

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